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JAZZを歌う

50の手習いで始めたJAZZボーカル。還暦になった時に初めて自分のためにライブをやってみた。あれから3年。今度も自分のためのバースディライブなんだけど、やってみたいことを挑戦しようとピアノとDUOでやってみた。

そもそも、人前で歌うようになったのは高校2年生の時。友達のバンドでボーカルをやってみないかと誘われてやってみた。その頃コーラス部にいたので歌うのは好きだった。私の歌う人生はそこが出発点。初めて人前で歌った曲はカルメンマキ&オズ「私は風」どロックだった。その後もバンドで歌うために大学では音楽系のサークルに所属。大学には行っていたけど、ほとんどサークルで音楽していた。ので、単位が取れず四苦八苦。友達からは「真子ちゃん、大学に毎日いるのに単位取れないんだね」と言われる始末。年下男の子たちと組んだ自分がメインで歌えるバンドの時代が最も楽しかった時期だったかなぁ…その頃は先輩が作る曲のデモテープを作るシンガーとしても歌が歌えていた。大学を卒業してからはカラオケのステージが歌える場所になっていった。その頃のカラオケスナックにはステージがあって、ステージで歌えるだけで楽しかった。客層を眺めて、合う歌を選曲し、拍手喝さいしてもらう。それが嬉しかった。

結婚して、子どもを産んで、育てて…カラオケはカラオケボックスになり、ほとんど人前で歌う機会がなくなってしまった。

浜松に住んで良かったのは音楽の街だったから。50歳でまた何か始めようと思った時にボーカルレッスンでJAZZに出合った。それまではロック、ポップス、フュージョンだったので新鮮に感じた。&浜松にはセッション出来る場が沢山あって気軽に歌いに行ける環境もあった。ボーカルレッスンを通じて音楽仲間が増えて、人前で歌う機会も与えてもらった。はじめはただ歌えれば良かったけれど、swingして歌えるようになりたくなったし、私なりにどう歌うといいのかも考えるようになった。ただの趣味なんだけど、私になれるのが「JAZZを歌う」ことになっている。

初めてバースディライブをしてから、毎年一回はリーダーライブ(自分のライブを自ら企画してライブすること)をしようと決めている。今年はピアノDUOのバースディライブでした。来年に向けてゆるゆると色々と考えて形にしていきます。


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