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分かってもらおうとするより、ちゃんと伝えようとしてみよう。

伝えるのってとっても難しい。言う方側と言われる方側、それぞれに強い気持ちがあるほど難しい。
分かってもらいたいと思えば尚のこと、ついつい語気も荒く感情的にもなりやすい。

「話し方」「傾聴」についての勉強会やセミナーなんかを受けてもそれだけでは上手くいかない。分かりやすさや繰り返し、頷くとか遮らないとか…完璧にマスターしたところで、その奥で感じている微妙な心の動きは、自分が大丈夫だと思っても相手には見抜かれてしまうことは多い。

大事なのは本気で話せること。嫌なことやダメだと思うことなどは責めたくなるのも仕方ない。

言う方側が自分の意見や気持ちを率直に話すこと。大事なことや大切な人だと思えばこそ偽らない気持ちで話すこと。その上で、どう受け取られるかは相手次第。以前、「分かりあおうなんて、100年早いよ」と記事を書いてみましたが、「分かってもらう」「分からせる」のは、自分の「我」でしかないのかも知れませんよ。

ちゃんと伝えること。
自分に正直に、真剣に話すこと。

分かってもらえないことを悔やむ前に、ちゃんと伝えようとしてみることしか自分側にできることはないのです。
その延長にある結果に一喜一憂しても、それが次の布石となる方があなたにとって遥かに意味を持つのではないですか。

参考:分かり合おうなんて、100年早いよ

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