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<選択的シンママ>シンママのみんなはどうしてる?

東京で1人で産んで育てられるのか!?

子供を産むにはお金がかかる。入院出産にかかる費用は正常分娩で全国平均で48万円。これに10−15万円がかかる無痛分娩を選択したり、個室など別途お金がかかる場所を選ぶと、それらがプラスアルファでかかってくる。

[注1]厚生労働省「第167 回社会保障審議会医療保険部会資料」、「【資料2】出産費用の見える化等について」p.23

東京都では、小池百合子東京都知事が2024年7月の選挙で無痛分娩への公費補助を公約にあげており、諸説あるが2025年をめどに開始されると言われている。
またベビー用品の購入などの諸経費を考えても、妊娠出産自体にかかる費用は、多くて100万円以内だと思う。
ただし、子は産んで終わりではない。
そこから少なくとも18年間、責任を持って育てていく必要があり、それには妊娠出産とは比較にならない費用がかかる。
東京都で、母1人、子1人で18年間生きていくためには、どれくらいコストがかかるのか?
補助金はあるのか?数年前からシンママをやっている友人は、ある一定の年収以上だとシングルだろうとDualだろうと補助はほぼないと言っていた。
ではシンママでなくても、東京都は子育てにどれだけ金銭的・制度的補助してくれるのだろうか。
お手伝いさんの時給は?いつ頼む?
この辺りのことを深掘りしていきたい。

選択的シングルマザーとなった日本人の著名人たち

選択的シングルマザーという言葉を、最近になって聞くようになったように思う。
安藤美姫、浜崎あゆみ、最上もが、てんちむ・・・(敬称略)
彼女たちがどのような思いで選択的シングルマザーになったのか、深掘りしていきたい。

選択的シングルマザーとなった世界の著名人たち

世界にはいろんな人がいるし、アメリカやヨーロッパの著名人を見れば生き方が本当に多様で、選択的シングルマザーということ自体がとても珍しいことでもないように思う。アンジェリーナ・ジョリーも結果として選択的シングルマザーになっている。
例が多すぎて選ぶのが難しいかもしれないが、いくつかの事例を見て深掘りしていきたい。

ドラマや小説の世界の選択的シングルマザーたち

GoogleやNetflixのアルゴリズムが優れているのか、「選択的シングルマザー」という選択が頭を掠めてから、選択的シングルマザーを題材にした作品が目につくようになった。
ドラマや小説はもちろんフィクションだが、フィクションから学ぶこともある。世の中には、こんなふうに選択的シングルマザーを捉えた作品が複数あるのだと驚いた。この回ではいくつかのコンテンツを紹介したい。

Baby Fever デンマーク
一つ目は、デンマークのTVドラマシリーズ”Baby Fever”.
タイトルの意味は、20−30代で女性に訪れることがある、赤ちゃん欲しい病のことだ。日本語で同じ概念の言葉はないが、このFeelを感じたことのある人は一定数いるだろう。
このドラマとは、「選択的シングルマザー」を検討する数年前(2022年)に出会った。
自分の卵子が残り2個だと焦った37歳の産婦人科医(不妊治療専門)が、酔っ払って、同病院に提供されていた元恋人の精子を盗んでシリンジで体内に注入し、妊娠するという、ぶっ飛びな内容だ。
日本やアジア圏だったら考えられないような内容だが、デンマークのようなリベラルなところならあり得るのか。主人公はシーズン2で出産するのだが、元恋人や他のデート相手との仲、元恋人の現恋人との仲、自分の父や母との関係など、様々なドラマがあり、考えさせられる。

Oh! My Baby! 韓国
こちらは変わってお隣の韓国が舞台のドラマだ。2020年に放送されたドラマで、エンタテインメントとしての評価はそこまで高くないが、身近なトピックとして私は結構感動したし、苦しいなぁと共感するところもあった。
チャン・ナラ演じる主人公は赤ちゃん雑誌の編集者。素敵な女性だがどうも恋愛は苦手で、仕事も楽しく、気づいたら39歳。月経痛が重く、ある日重い月経痛で倒れると子宮内膜症で、手術しないと倒れるほどのひどい痛みが続くので、半年以内に手術をするように言われる。同時に卵子の数も少なくなっていることがわかり、手術後は1年妊娠は控えるように言われたことから、1年半後では卵子はほぼなくなる可能性があり、妊娠が相当難しいだろうと医師から告げられる。
半年以内に出産するか、内膜症の手術を優先するか・・・前者にすると決意し、選択的シングルマザーになることを検討し行動していく女性の物語だ。
こんなに熱くて今っぽいテーマなのに、ラブコメのように紹介されているので視聴者にとって違和感があり評価が低かったのかも。韓国で盛り上がっているフェミニズムに繋げればもっと話題になり、有意義なドラマになったように思う。
このドラマは、日本と文化の似た韓国で、39歳の女性が、どのように出産を選択していくのか、とても興味深い内容になっているので、しっかり紹介していきたい。

本心 日本、平野啓一郎
平野啓一郎の小説。数十年後の近未来日本が舞台。主人公の母親が選択的シングルマザーを選択することが物語の大きな鍵となる。こちらは先のドラマたちと違ってなかなか重い。マイナスの方に事が転げた時が想定される。だからこそ、綺麗事ではなく仕事もお金も体も大事だと思わされた。こちらも特集noteで紹介していく。

様々な人の意見

周りの信頼できる友人や上司、先輩たちに「選択的シングルマザー」になることを、1年近く相談してきた。賛成派とマイルド反対派も含め、私のことを心から思いやってアドバイスをくれたみんなに感謝。
子ありの女性のみにしか相談しておらず、それでも様々な意見が出た。それを皆さんに紹介したい。
ちなみに男性にちゃんと相談できたことはないが、さらっと話すと、「まだ諦めるなよ!出会いあるよ!」と励まされる。
つまり、シンママになることは応援されない笑。
正直、シンパパでない限り、パパの意見はあまりリアリティがない。論点がずれていく。真剣に受け止めてもらえない。女友達の私と、この選択肢について話すのが気恥ずかしかったり、気まずいのかもしれない。
なので、子あり女性の意見を主にここでは紹介していく。

興味出しにあげたトピックも、精子ドナーの深掘りに加えて、これから紹介していきたいと思います。

今日も読んでくださりありがとうございました♡

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