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SaaS製品とオンプレミス型製品の比較から考えるLANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版の魅力

こんにちは、ソリューションエンジニア課のReiです。
普段は、自社のセキュリティ製品である「LANSCOPE」の導入支援やWebセミナーを担当しています。

情報漏洩対策やセキュリティ対策のために多くの企業・組織が導入しているIT資産管理ツールですが、テレワークやハイブリッドワークの定着などを背景に、従来オンプレミス型で利用することが一般的であったIT資産管理ツールのクラウド化を検討している企業・組織も多いのではないでしょうか?

統合エンドポイント管理「LANSCOPE エンドポイントマネージャー」を提供しているエムオーテックス(MOTEX)では昨今、コスト・機能・セキュリティ面などから、オンプレミス型とクラウド型、どちらを選択すべきか?というご相談をお客様からいただくことが増えています。

そこで、今回は、オンプレミス型とSaaS型、それぞれ資産管理ツールの特長を比較するとともに、SaaS型の製品であるMOTEXのIT資産管理・MDM「LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版」についてご紹介します!


オンプレミス型とSaaS 型の比較


資産管理ツールの導入において、サーバーの管理方法は重要な要件の一つです。オンプレミス型、SaaS型、それぞれの管理方法にはそれぞれの特長があります。

◆サーバーと管理対象
<オンプレミス型の特長>
オンプレミス型の製品では、ユーザー自身がサーバーを管理します。
社内にサーバーを構築することで、例えば顧客データなどの機密情報を取り扱うため、セキュリティや運用上インターネットに接続されていないPCなどの資産情報管理も可能です。

<SaaS型の特長>
SaaS管理では、クラウド基盤にシステムが構築され、クラウドサービスやシステムの提供事業者が管理を行います。これにより、ユーザーはサーバー管理の手間が省けます。
クラウド型なので、インターネットに接続されたPCであれば、社内外問わず端末情報を収集可能です。

◆バージョンアップ
<オンプレミス型の特長>

システムのバージョンアップはユーザーが手動で行います。更新プログラムのダウンロードや検証、本番環境への適用に時間とリソースが要求されます。

<SaaS型の特長>
バージョンアップはサービス提供事業者側が行います。ユーザーは自動的に、常に最新のセキュリティのもと機能を利用でき、更新の手間も省けるため、利便性と柔軟性に優れています。

さらに詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください!

▼IT資産管理ツールのオンプレミス型とクラウド型の違いとは?

LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版 で可能なIT資産管理


前章では、一般的なオンプレミス型とSaaS型の特長を比較してお話しました。ここからはSaaS製品である、LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版(以下、エンドポイントマネージャー クラウド版)について4つのPointをご紹介いたします。

Point 1:一元管理
クラウド版の機能一覧です。

IT資産管理に加え、操作ログの取得やセキュリティ対策など、PC管理に必要な機能を搭載しています。Windowsだけでなく、Macデバイスにも対応しており、macOS特有のセキュリティ対策にも対応可能です。

また、もともとMDM(モバイルデバイス管理)からスタートした製品なので、PCだけでなく、iOSやAndroidのスマホ・タブレットの一元管理も可能です。管理ツールの基本機能に加え、AppleおよびGoogleのプログラムにも対応しており、幅広いデバイス管理を支援しています。

Point 2:データの保存期間
エンドポイントマネージャー クラウド版では、取得した操作ログのデータ保存期間は2年となっています。そして、オプションを追加することで5年に延長も可能です。
ローカルに取得した操作ログのデータを一括で出力する機能も備えており、長期間のログデータを効率的に保存・管理できます。十分なデータ保存期間と機能により、監査やトラブルシューティングの際に必要なデータを迅速に提供することが可能です。

Point 3:コスト
エンドポイントマネージャー クラウド版では、サーバーメンテナンスに関する費用が発生しません。ユーザーが負担するのはライセンス費用のみです。そのため、ハードウェアの購入や維持管理にかかるコストを大幅に削減できます。導入・運用時のサーバーに関する複雑な調査は不要です。
物理的なコストだけでなく、サーバーの維持管理に関わる人的コスト(ユーザーの工数)も大幅に削減できます。さらに、自動的にバージョンアップされる機能もあるため、サーバー側とクライアント側、どちらの作業工数も削減可能です。

Point 4:保守体制
エンドポイントマネージャー クラウド版を提供しているMOTEXのカスタマーサポートセンターは、大阪本社と東京本部に拠点を構え、ユーザー様のニーズに合わせた対応チャネルをご用意することで、お客様寄り添って対応する体制を整えています。

外部団体が主催するアワード等での受賞実績があるカスタマーサービス部門での保守対応がご提供できるのも特長の1つです。

LANSCOPE エンドポイントマネージャー ご利用ユーザー様向け情報


MOTEXでは、製品導入後もユーザー様の運用をサポートする多くの無料セミナーをご用意しています。
セミナーでは、本記事ではご紹介しきれなかった、製品導入・移行の手順やSaaS製品としての製品の特長・機能などを詳しく解説します。特に、昨今進むシステムのクラウド化を背景に、オンプレミス型の製品からSaaS型の製品への移行を検討されている方は、ぜひお申し込みください。

▼【無料セミナー】LANSCOPE エンドポイントマネージャーの「クラウド版」と「オンプレミス版」

セミナー中は「QA機能」を用いて、MOTEXのSEが製品に関する質問にリアルタイムでお答えします。この機会に皆様の疑問を解消いただければと思います!

最後に

本記事では、オンプレミス型とSaaS型、それぞれのIT資産管理ツールのメリットの比較と、SaaS型の製品「LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版」の特長をまとめてご紹介しました。
テレワーク時代のIT資産管理におすすめのエンドポイントマネージャー クラウド版は、IT資産管理に必要なPC管理機能に加え、MDM機能も保有しています。
SaaS型のメリットを踏まえ、従来のオンプレミス型からSaaS型への移行を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

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