昔のドラえもん放送ってすごかったんだよ!という話
朝通勤note12日目。
昨日こういうものが発表された。
投票で選ばれた映画ドラえもんが、映画館で再上映されるというもの。
私は漏れなく、
投票を忘れた。
うわーーーー。
企画が走ってることは知ってたんですけどねぇ、気がついたら投票終わってたのよー。
選ばれたラインナップは、かなり意外というか、ほえーそう来るかあーという印象。
というか結構、新ドラ(声優さん変わってからのドラえもん)のラインナップも多くて、嬉しいやら悲しいやら。
ドラえもん好きとしては、世代を越えて今も若い人たちに「ドラえもん」というそのものが愛され続けてるのだというのは、本当に本当に嬉しい。ほんっとうに、嬉しい。
でもあまりにも、大山のぶ代さんはじめ以前の声優さんで馴染みすぎた私のような人間にとっては、当然だけど、それが「過去の」ドラえもんになってるんだなあということが、20年近く経ってもまだ100%受け止めきれる度量がない。
今の声優さん達、大好きなんですよ。誤解なきよう。
ただ、私の幼少期を彩ったあの時代のドラえもんはやっぱりいつまでも私の中の宝物なわけでして。
とはいえ、6作品を3作品3作品で割ってるので、放送されていた期間を考えると全くもって妥当な結果なんだけども。
でもね、でもさあ!
知ってます?
私たちの世代って、
クリスマスイブの12/24も、
大晦日の12/31も、
年明けのお正月にも、
ゴールデンタイムで2〜3時間くらいドラえもんが放送されてた時代なんですよ!
年末年始だけでなく、春には前年の映画が放送され、夏には夏休みスペシャルとか、ことあるごとにスペシャル放送されてたんですよ。
それくらい観てた人が相対的に多いのですよっ!
だから昔の人間が、声優さんが変わって20年近く経っても、昔の声のことを言い続けるのはどうか許して欲しいのです。
だってあの声を毎日浴びるように聞いていたのですから。
いまの若い世代が今のドラえもん達の声を聞いていた比でなく、ドラえもん達の声聞いてたのよ。単純に時間数にして絶対私たちの方が多いのよ。声優さんがやってた「期間」でなく、実際に子供達が聞いてた「時間」に換算すると、ね。(と、勝手に思っている…)
それに今と違って「エンタメ」の数ももちろん少なくて、なんでもかんでも「ドラえもん」だったんですよ。
おもちゃもドラえもんだし、
デパートの屋上にもドラえもんがいるし、
遊園地にも毎年映画に合わせたドラえもんのよく分からんアトラクションみたいなのできるし。
あとなんでもかんでもテレビだったんですよ。こちとらCMのドラえもんの声までしっかり覚えてるのよ。
「ドラえもん、バトルドームも出たぁ!」とか
「のび太くんの引越しも0123」とか
「ドラえもんアイスはロッテ」とか
「ドラえもんがんばれ!」「いそげいそげ」とか
(さすがにちょっと調べて引っ張ってきたけど、全部記憶にははっきり残ってる。聞きながら朝の電車で泣きそうになった)
だから、今の声優さん達は本当に本当に大好きなんだけれど。
大人達が20年前の声優さん達をいまだに懐かしがるのは、どうか許しておくれ…。
なので今回の映画投票、古のドラえもんやっかいオタクとしては、4:2くらいで昔の声のほうが多く選ばれないかなぁ〜と淡い期待をしていたのですが。
そうかーーー!残念だ!
あとこれだけは言わせて!
この企画は、「いま」「もう一度」「映画館で観る」ことに重きを置いたものであってさぁ、ここ数年内に映画上映されてたのがラインナップされるのは、なんかこう、釈然としないものが…(もうこれ以上は言うまい)
何回も言うけど、今の声優さん達は大好きです!!
ちなみに私がドラえもん映画で一番好きなのは「のび太の創生日記」です。めちゃくちゃ少数派の自覚あります。でもこの作品が私が小さい頃に一番よく観た映画なんだ。春休み放送されてたのをVHSに録画してて何回も何回も観てたんだ。