なんでも横転するな

おはようございます。今日も通勤時間にnoteを書きます。


最近ネットスラングで「横転した」ってあるじゃないですか。今日はあれについて物申したい。

そもそも、あれは読み方は「おうてん」であってますか。なんとなく「よこてん」って脳内変換しちゃうのだけど私だけ?…私だけか。


今ネットで使われている「横転」は、「びっくりした」「驚愕した」というニュアンスで使われているのだと認識しています。

そのなかでもちょっと、「驚き"呆れた"」とか「びっくりして"引いた"」みたいな、対象を蔑むような種類の驚きに使われることが多いのかなという印象です。

この時点であまり美しくない言葉だなとは感じているのですが。


私がもっと違和感を感じている点について語りますね。

私は言葉の発祥を知らないので何故この言葉がどういう経緯で使われ出したのかとか知らずに、好き勝手に書きます。

まずですね。
「横転」という文字から受ける印象として、純粋に横に転ぶ、横に倒れる人間をイメージするんですね。

そうすると、生粋の関西人としてはやはり、吉本新喜劇のずこっとコケる姿を思い浮かべるわけです。あるいは「新婚さんいらっしゃい」で文枝師匠が椅子から転げるあれを思い浮かべるわけです。関西関係なくいえば、パーマンの「ヘコー!」を思い浮かべるわけです。


だとするとですよ。
こう、他人を蔑むような驚きの表現としてずこっとコケてるところを想像すると、そのミスマッチさに、

いや、あんた(「横転」って言葉使ってる本人)
すべってんで?

と言いたくなってしまうわけです。

で、冷める。めっちゃ冷める。


あのずこっとコケるやつ(私がイメージする「横転」)は、愛のあるツッコミというかノリというかであって、本気で「はぁ?」と言ってるわけではもちろんないのですよ。

だからなんせ今の使われ方で「横転」という言葉を使ってる人を見ると、「さっぶ」「だっさ」となってしまうんです。

いやー伝わるかなこの感覚。


変なこと、少数派なこと言ってる自覚はあります。でもあくまで私はそう感じてるんです。という話をどうしてもしたかった。

新しい言葉に違和感を感じるというのは常にあることなのですが、「横転」に関してはこの私の中の特殊な捉え方のせいでより違和感を感じてしまうんですよね。同志いないかなあ。


とにかく。

なんでも横転するな!!

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