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なぜ、あなたは損してしまうのか?③
こんにちは。
権藤優希です。
あなたは人の力を借りるのが得意ですか?
このブログの中でもお伝えしましたが、今は貢献の時代です。
そして実は、人の力を借りることこそ、人に貢献を与えていることにつながるのです。
昭和は、「獲得」の時代と言われました。
戦後何もないとこから高度経済成長を続けて、主にモノを獲得することにモチベーションがあった時代です。
モノ(家、テレビ、エアコン、クルマ)が揃うと、より良いモノ(良い食事、良いクルマ、良い家)へと、モチベーションが変化していきました。
平成は、「繋がり」の時代と言われてきました。
平成の大きな変化は、インターネットです。
インフラが充実し、インターネット、携帯電話、IT革命が次々と行われました。
平成後半は、SNSの普及により、モノより誰と繋がっているかということがモチベーションになりました。
そして、令和は「貢献」の時代です。
インフラがあり、SNSの進化、スマホ、5G、自動運転、AI、ロボティクス、3Dプリンター、医療技術、VR、ARなどのテクノロジーの進化があり、生活の基盤になんの不自由もなくなります。
仕事からも解放され、ベーシックインカムが本格的にスタートしたら、生活するためにお金を稼ぐということがなくなってくる可能性があります。
すると人は、「自分は何のために存在するのか?」というところにモチベーションが移行し、より社会意義、社会貢献、リアルコミュニティを求めるようになるのです。
よって、人々にとって、「貢献できる場所」が必要となってくるのです。
そもそも、人には「褒められたい・認められたい・お役に立ちたい」という3つの「たい」があります。
この、「お役に立ちたい」を満たしてあげることが重要なのです。
話は戻りますが、人の力を借りる人は得をし、借りない人は損をします。
「力を貸すことはあっても、借りることは、ちょっと気が引けて・・・」という声をよく聞きます。
しかし、その考え方は、実はもう古いのです。
それよりも、一つのことにずば抜けて長けてはいるが、他の分野は潔く負けを認めて、うまく力を借りることができる人の方が成果を作りやすいのです。
ずば抜けている一つが魅力的だから人がついてくるし、他の分野は、人の力を借りることが貢献を与えることにつながると捉える方が損をしないのです。
人に頼れない人は損をします。
何でも自分でやってしまう「しっかりした人」よりも、他人にうまく頼れる「ちゃっかりした人」になってください。
あなたが損をしている理由は、人の力を借りていないからなのです。