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何事も、条件で判断する、損する人
おはようございます。
権藤優希です。
本日は、損する人は、条件にこだわるよねというテーマでお話したいと思います。
「うちで働いてくれる?」
「条件は何ですか?」
「今日時間ある?」
「要件は何ですか?」
はじめに、一つだけ。
条件にこだわった方が良いことがあるとすれば、それは、恋愛でしょうか。
付き合う人の条件、結婚する人の条件は、絶対に持っておいた方が長続きします。うんうん。(法律関係は、だいたい条件大事ですね)
今日話したいのは、何かやるときに、条件を聞いてくるやつの話です。
そりゃ、最低限の自分への報酬も大事です。
しかし、条件ばかり、自分へのメリットばかり気にしていると、確実に損していくことになります。
なぜなら、近い将来、自分も同じ目にあうからです。
例えば、あなたが組織のトップに立って、「うちで頑張ろうよ」と言う時がきたら、どうなるかというと、必ず聞かれます。
「えっ、条件は何ですか?」
さらに、条件が良ければ、社員がずっと働いてくれるだろうと、勘違いしているあなたは、
「これだけ、テレワークを推奨していれば、社員もメリット感じるだろう」
「これだけ、給料出せば」「これだけ、素敵な場所で慰安旅行ができれば」
と、条件によって、社員をコントロールしようとします。
でも、条件なんか、必ずそれを上回る企業が出てくるのです。
条件で縛ると、さらに良い条件が見つかったときに、離れるということですから。
大事なのは、あなたに魅力があるかです。
無条件に、
この人と、働きたい
この人に、ついていきたい
この人と、いたい
これこそ、最強のあなたから人が離れない、条件です。
だから、損しないためには、条件に頑張るのではなく、自分の魅力をあげて、いつも人を喜ばせることに頑張ってください。
ロジカルに世の中を分析し、どうやったら負けないかを語って、エンターテイメントの未来を切り開いている、キングコングの西野さんも、
感情論なんて無駄だと罵倒し、いかにも「努力・友情・勝利」とかを嫌いそうな堀江貴文さんも、
結局は、そういう「キャラ」に人が集まっていると思うんです。
魅力という言葉を使わないだけで、十分魅力的です。
(魅力は出そうと思って出るものではなく、自然と溢れてくるものですから)
冒頭の話に戻りますが、
「今日時間ある?」と聞いたときに、
「要件は何ですか?」と聞き返す人って、裏を返すと、
「要件によっては、行きませんよ」と言っているようなものなので、世話している方としても可愛くないですよね。
無条件に、あなたといたいではなく、要件がいいことがあるから、あなたに近づいているんですよと言ってるようなものなので。
そうじゃなくて、人の魅力にフォーカスを当てて、要件(条件)が何であろうと、「行きます!」即答する人が、センスがいい(損しない)のです。
人は、マシンじゃありません。
感情の生き物です。
いちいち条件なんか気にしてないで、人の魅力で勝負していきましょう。