Daisukyyy

デジタルストラテジー、データ&デジタルマーケティング、データサイエンス及び地域共創を仕事とし、酒、グルメ、哲学、数学、文学、自然、登山と筋トレを愛する怠惰な社会人

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最近の記事

超相対性理論’詩人の今宿さんゲスト回’と裸眼思考を読んで

学びデザインの荒木博行さんとTkramの渡邉康太郎さんがMCをし、毎回ゲストを呼んで、様々なトピックスについて会話するPodcast、超相対性理論、これ、とにかく知的好奇心をくすぐりまくる優れもので、博覧強記のお二人が話す内容は何回聴いても発見がある、長く続けて欲しいPodcastです。 さて、今回は詩人の今宿さんがゲストで来ていました。今宿さんは還るためのプラクティスという詩集を出している方で、関係ないけど声がとても素敵で、感性も独特で、人を惹き込む魅力を持った方です。 今

    • 3ヶ月で中小企業診断士一次合格を目指す。

      新しい部署で中小企業診断士の資格取得が奨励されており、リーダーの私としては率先して取得すべきと思い、4/29から勉強開始。まずは事前知識がある財務、経済、企業経営、経営情報あたりからやろうと思って早速財務の問題集をゲット。とりあえず、3日で終わらせて、結果は半分くらい解けた感じでした。6割の得点が必要であれば、後は試験直前に少しやるくらいでいいか。

      • ストーリーって何?

        職業柄、パワーポイントで資料を作ることが非常に多いのですが、とはいえ今は殆ど部下が作成してわたしがレビューを行う形式です。 基本的にDX周りの話や戦略の話をパッケージとしてまとめてもらうのですが、私は任せるマネジメントなので企画や戦略の方向性が直感的に面白いと感じれば、レビューのポイントはストーリー性とロジックになります。 先日、部下の資料をレビューしていて、ストーリーが分かりにくいというコメントをしたら、ストーリーってなんですか?と逆に聞かれてしまいました。 言語化し

        • 生物学的視点の勧め

          最近、マーケティングで行動経済学や進化論の視点を取り入れたものが色々と出てきています。 そもそもマーケティングは生活者の意識や行動の変容を引き起こすのが最終ゴールであり、常に人間行動や心理への深い洞察が必要かとなるものです。 著名な進化生物学者である英国のリチャードドーキンスはその著書、利己的な遺伝子の中で『生物は遺伝子によって利用される"乗り物"に過ぎない』と言っていますが、深い位置では、人間の行動は遺伝子にコントロールされていると言え、遺伝子の働きに逆らわないマーケティン

          ブロックチェーンの本質理解に最適〜現代経済学の直感的方法

          最近、IT業界で話題になっている表記の本を、夏休みに読んでいます。 280ページもあるのですが、経済学の本質が詰まっており、知性を武器とするビジネスパーソンとして身に付けておくべき内容が詰まっていますのでオススメです。 特に私が感銘を受けたのはブロックチェーンの章です。凄い技術だとは思いながらも、なぜ台帳の改竄が防止出来るのか、どういった仕組みで価値を担保しているのか?などがいまいち理解できていなかったのですが、スッキリ理解できました。 基本的にはブロックチェーンはハッシ

          ブロックチェーンの本質理解に最適〜現代経済学の直感的方法

          冷蔵庫の価値は10万円か?100万円か?

          最近、大型書店の丸善に行くことがあり、袋は有料になりますと言われて少しびっくりした。 娘いわく、万引きが増えているので実質、売上的にはマイナスらしい、と。 バッグを持っていない私は袋に数円お支払いして袋を頂くことにしましたが、普段行くコンビニやスーパーでも同じこと聞かれるのですが皆様どうしていますでしょうかね。 さて、冒頭の話に関連してくるのですが、バッグを持っていなければ、数円払う価値があるものとして、袋は認識されるはずです。 実は最近、言語学者のスティーブンピンカー

          冷蔵庫の価値は10万円か?100万円か?

          ゴールセッティングの重要性

          先般、安宅さんが問題解決には2種類あり、1つは、あるべき姿と現状とのギャップを埋めるやり方、もう1つは、あるべき姿から考えるやり方。 共通しているのは、双方ともあるべき姿から、いわゆるゴールセッティングがなければ問題解決ができないということです。 ただ、実際には業務を進めていると、こうやります、ああやりますと言ったどうやるかの話しは出てくるものの、結局、ゴールはどこなの?と聞くと沈黙してしまうことが多いのも事実です。 やってみないと分からないのも確かですが、それでもゴール

          ゴールセッティングの重要性

          アヒルと鴨のコインロッカーとモテること、マーケティングから

          表題のアヒルと鴨のコインロッカーは伊坂幸太郎氏の作品です。 内容は、他の書評に譲るとして、ここでは、モテる、ということについて、考えてみたいと思います。 男性なら、いや女性でも、ほとんどの人がモテたい!と思っていることでしょう。 本作品にでてくる主人公の一人である河崎は、世界中の女性とセックスするのがある種の義務感となっているようで、それを誰それ構わずあっけらかんと話します。 で、この河崎は容姿端麗、女性にとても優しいので、モテまくるのです。 現実の世界で小説に出て

          アヒルと鴨のコインロッカーとモテること、マーケティングから

          D2Cは新しいマーケティングの枠組み

          佐々木康裕さんのD2Cの本は、ミレニアム世代やZ世代に対するマーケティングの新しいフレームを打ち立てた点で非常に面白く、実務でも役に立つ内容満載です。 佐々木康裕 D2C 「世界観」と「テクノロジー」で勝つブランド戦略 (NewsPicksパブリッシング) 内容は隅々まで読んで頂きたい本なので割愛しますが、様々な事例の紹介とそこからの示唆が上手く抽出されていて、デジタルを活用したマーケティング戦略全般を担当している人に役に立つ本です。 さて、この本を読んで考えたのははド

          D2Cは新しいマーケティングの枠組み

          スーパーシティ、スマートシティの求心力

          最近、安宅さんが書いたシンニホンを読んで都市の在り方に興味があります。 安宅さんは風の谷構想といって簡単に要約すると、オープンで疎な新しい街の在り方、ライフスタイルを提案されて、実行に移されているようです。 コロナ下で都市の在り方が、問われている中とても良い提案で、私も何かアクションを起こして行きたいと考えています。 新たな都市に求心力を持たせるには何が必要かと思ったのですが、ローコストな生活インフラが求心力になると思っています。これは収入側からみればいわゆるベーシックイ

          スーパーシティ、スマートシティの求心力

          speaking biz気になる。英国に社費留学してから10年。あまり英語使わずに来たので、英語力ガタ落ち。

          speaking biz気になる。英国に社費留学してから10年。あまり英語使わずに来たので、英語力ガタ落ち。

          濱口秀司氏の大局観

          先日、NewsPicks の特集でDMMの亀山さんと濱口さんの対談を聴いた。 濱口さんは、世代を3つに分け、第1世代は「二元論」。世界には理論が2つある。空には月が浮かんでいるのに、ボールを手放すと落ちるのはなぜか。それは「神のルール」と「地上のルール」があるからだと。 第2世代は、主役が哲学者から科学者に。ニュートンやガリレオが出ると、彼らは「神のルールと地上のルールは同じ」と提唱した。神も地上も関係なく、1つのルールで計算できるということは、つまり「予測ができる」という

          濱口秀司氏の大局観

          モダンアートとか法律とかマーケティングとか

          Lake District で留学仲間と登山。英国留学時を懐かしむ。 デミアン ハーストはイギリスのモダンアーティストで、その作品は現在最も高値で取引されるといわれている。 • テーマは生と死が多く、写真のように動物や昆虫の死体を使ったアートが多い。 • 作品の登場時には必ずスキャンダルを呼ぶことでも有名だ。 メッセージ性のあるアートでそのメッセージに共感した人が高く評価する。 • 例えば誰かが死んでいる動物とはいえ、動物に猟奇的なことをしていた場合、世間からの

          モダンアートとか法律とかマーケティングとか

          デジタル時代の顧客アプローチ

          デジタルチャネルでお客様にアプローチし、商品やサービスを購入頂くには1to1を前提に施策を検討する必要があります。 ステップとしては大きくお客様を以下の3つの類型で捉えてアプローチしていくことが重要だと常々考えています。 1.潜在的なニーズがあるのにサービス自体を知らない。認知なし。 2.ニーズはあるのに、支払うコストと対価がアンマッチ。ここが1番多く、打ち手のバリエーションも多い。 3.サービスは知っているがそもそもニーズがないと思っている。 1.2.3でアプロー

          デジタル時代の顧客アプローチ

          ビジネスのパラダイムシフト

          ここ数年、仕事をいくら頑張ってもビジネス的な成果が出ないと感じています。実際に手掛けた仕事は評価されてそれなりの結果を出しているのですが、会社のボトムライン、ようは利益にどれほど貢献しているのかと考えた時、昔に比べて貢献度が1桁くらい少ないということです。 こよ原因はある程度明確で、ビジネスのパラダイムシフトが起こっているからだと思っています。 パラダイムシフトとは、アメリカの哲学者、科学史家のトーマス•クーンが科学革命の構造の中で提唱したもので、科学の世界である画期的な

          ビジネスのパラダイムシフト