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実家から帰ってきたあとの愛犬の異変、それは〇〇のサイン
みなさんこんにちは!
モテイヌクリエイターのもふこです🐶
2025年明けましたね!みなさんいかがお過ごしでしょうか。
年末年始、愛犬とご実家に一緒に帰られた方も多いのではないでしょうか。
年末年始の帰省から戻ってきて
「うちの子、何だか様子が違うな...」と感じていませんか?
実は、環境の変化による愛犬のストレスは、普段の生活に戻ってからも意外と長く続いているのかもしれません。
今回は、最新の研究結果と共に、年末年始明けの愛犬のストレスケアについてお話ししていきます。意外と見逃しがちな「帰宅後」のケアこそが、実は最も重要かもしれないのです。
愛犬は私たちの心の状態まで"嗅ぎ取っている
英ブリストル大学獣医学部の研究チームによる驚くべき発見をご紹介します。
この研究によると、犬は人間のストレス状態を嗅覚で識別できるだけでなく、そのストレスに反応して自身の行動まで変化させることが分かりました。
つまり、帰省から戻った私たちの「ホッとした気持ち」や「仕事モードへの切り替えストレス」までも、愛犬は敏感に感じ取っているのです。
研究では18頭の犬を対象に実験が行われ、人間のストレスを示す匂いを嗅いだ犬は、より慎重で悲観的な行動を取る傾向が示されました。
さらに重要なのは、このストレス反応は一時的なものではなく、かなりの期間続く可能性があるということです。
なぜ帰宅後のケアが重要なのか?
年末年始の帰省中、愛犬は以下のような大きな環境変化を経験しています。
- 見知らぬ場所での生活
- 普段会わない人々との接触
- 子供たちの騒ぎ声
- 生活リズムの乱れ
- 移動によるストレス
そして、やっと自宅に戻ってきたと思ったら...
実は、この「帰宅後」こそが第二のストレス期間なのです。研究によると、環境変化によるストレスは約1週間も続く可能性があります。
見逃しがちな帰宅後のSOSサイン
以下のような行動の変化は、愛犬からの重要なSOSサインかもしれません
1. いつもより頻繁な吠え
2. 夜泣きの継続
3. トイレの失敗
4. 食欲の変化
5. 普段以上のベッタリ行動
6. 過度な警戒心
7. 落ち着きのない様子
特に注意したいのは、これらの行動は「わがまま」ではなく、ストレスによる自然な反応だということ。
叱ることは逆効果になりかねません。
正しいケア方法:帰宅後1週間の黄金期間を大切に
1. 普段の生活リズムへの優しい移行
- 食事時間を徐々に通常に戻す
- 散歩コースは慣れた場所から開始
- 急激な生活リズムの変更を避ける
2. 安心できる環境作り
- いつものベッドやおもちゃの配置を確認
- 静かで落ち着ける空間の確保
- 急な来客は控えめに
3. スキンシップの重視
- 普段以上の声かけとタッチング
- マッサージなどのリラックスタイム
- 一緒の時間を多めに確保
4. 適度な運動と気分転換
- いつもの散歩コースでリフレッシュ
- ノーズワークなどの楽しい活動
- ゆっくりとした遊び時間の確保
専門家の見解:1週間は要注意期間
研究を率いたNicola Rooney氏は、「犬の飼い主は、ペットがどれほど自分の感情に同調しているかを知っています。この研究で分かったのは、その影響が私たちの想像以上に長く続く可能性があるということです」と指摘しています。
特に帰宅後1週間は、愛犬の心と体が通常の生活に戻るための重要な期間。この時期のケアが、その後の愛犬の安定につながります。
まとめ:理解と愛情で乗り越える帰宅後のストレス期間
帰省から戻った後の愛犬の様子が気になる方も多いのではないでしょうか。実は、この時期こそが最も重要なケアの期間なのです。
研究が示すように、犬は私たちの感情の機微まで感じ取る繊細な存在。環境の変化による影響も、私たちの想像以上に大きく、長く続くことがあります。
でも、心配はいりません。
適切な理解と愛情のある対応があれば、愛犬は必ず普段の元気な姿を取り戻してくれるはずです。
叱るのではなく、理解し、寄り添うことで、この期間を共に乗り越えていきましょう。
そして、この経験を通じて得た絆は、きっと普段以上に深いものとなるはずです。
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