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英会話初心者が英語を学ぶためのコツ

英会話初心者が英語を学ぶためのコツについてご案内したいと思います。


私は、昔から英語ができていたわけではありませんので、
皆様の気持ちは本当によく分かります。
私も失敗を繰り返していた時に、何をした方が良かったのか?
結論から言えば、「間違える」という事です。間違える事が一番良いという事です。

では何故、間違えるのが良いのか?と言うと「間違わないと学ばない」という事なのです。
よく生徒様でいらっしゃったのが、間違わない様に頭で考えて文を組み立てて、それから口に出すという事をしていました。
その様なやり方ではありません。


つまり「間違える」→「間違って直す」→
「直して次に合っている」これならば良いのです。
もちろんこれは1回ではできないかと思います。
今まで英会話スクールを16年運営しておりますが、皆様、最低3回は間違えます。
もちろん頭の良い方もいらっしゃるので、
1回間違ってすぐに学ぶ場合もあります。
中には3回以上5回6回間違える場合もあると思いますが、通常は3回くらいです。



間違わないと直すことができない

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ここでのポイントは「間違わないと直すことができない」という事です。
結構、思考停止になっている方が日本人は多いです。
例えば「邪魔をしてごめんなさい」を、
英語で何と言うでしょうか?という問題があったとします。
その時、全く見当がつかずに黙ってしまうケースがあるかと思います。
答えは「Sorry to interrupt」です。
もし、これが出なかったとしても「ごめんなさい」の「sorry」位は分かる筈だと思います。


「sorry」という言葉だけでも言って頂きたいのです。
それも言わない方が結構多いです。
「とりあえず言う」という事は非常に重要です。

この様な例もありました。
私が昔、カナダに居た時に、「カンバセーションクラブ」というのがあり、free trial lesson(無料体験レッスン)を何か所か受けていました。
その時に、この様な光景に出くわしました。

日本語のできるインストラクターが1人居て、日本人の女性の方と男性、そして私というシチュエーションでした。
その時、女性の方が「これは何といえば良いですか?」などと色々(インストラクターに)聞くのです。

例えば「カナダは世界で2番目に大きい国です」この様な文章です。
その時に「一番大きな国」なら分かり易いと思います。
「What is the biggest country in the world?」

「世界で一番大きい国はどこですか?」
この様な感じで良いのですが、2番目となると「あれ?」と思うわけです。
なので、その女性はインストラクターに聞いていました。

答えは「Canada is the second largest country in the world.」になりますが
それが言えないので、その女性はどの様に言うのかインストラクターに聞いて、それを繰り返していたのです。

もう1人の男性は「そうだよね」と言いながら苦笑いと言うか、
日本人的な笑って誤魔化す様な対応をしている光景を見たのです。
私もその時はカナダへ行って1カ月経っておらず、2~3週間くらいだったと思います。

この様になった時、この質問をしていた女性の方と、もう1人の男性の方のどちらの方が英会話力が伸びるか?という事です。


それは当然、女性の方です。
どうしてかというと「間違っている」からです。
「間違えて、正して、直して合っていれば良い。」
英会話は、これの繰り返しです。
これを続けていけばどうなるでしょう?
できる様になると思いませんか?


自分がこの様に言いたいけれど、何と言って良いのか分からない事は、非常に沢山あると思います。
私も未だにその様な事はあります。
簡単な事なら良いのですが、難しい話になってしまうと考えてしまうのです。

「バンクーバーは、日本人がとても多かったので英語を勉強する場所として適していない」という事を英語で言いたかったのです。


ですが、当時、初心者の私には見当がつかないのです。
初級の方は皆さんそうなのです。何から話したら良いのか見当がつかないのです。


ここでのポイントをご案内すると、「結論は何ですか?」という事を意識されると良いかと思います。

例えば先ほどの場合「バンクーバーは英語を勉強する場所として適していない」難しい文章の様に感じますが
「Vancouver is not the right place to study English.」この様に言えば良いのです。

この様な事を繰り返し聞いていくわけです。
間違って良いのです。間違って良いから聞く。

例えば「住所は何ですか?」と言われたら「Where is your address?」ではなくて
「What is your address?」になります。

どうして?と聞かれても、この様に言うからとしか言い様がないのですが、
何と言って良いか分からない事が沢山あると思いますので、それをどんどん聞いていくのです。間違ってOKなのです。間違わないとインストラクターが直せないのです。

間違える事は重要だが・・・それよりも

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私も英語を教えているので分かるのですが、

黙っていたら間違えないので、直すことが出来ないのです。
間違える事は本当に重要です。

とは言っても、私のレッスンで

「間違って良いので、どんどん間違えて下さい」と言っても、皆さん間違えないのです。
間違える事を恐れているのだと思います。
周りの目を気にしてしまうのです。
私も日本人なので、その気持ちはものすごく分かります。

でも、英語を学びたい、英語を上達させたいと言うのであれば、そこを変えて頂いた方が、より上達しやすいというのは明らかです。
どうしてかと言うと、学ばないからです。

例えば自転車に乗る練習をする時に、「転んだら痛いし、無様な思いをするので、転ばないという確証が取れたら練習します」というのは、本当に練習すると思いますでしょうか?

練習できないですよね。
なので、間違える事は非常に重要なのです。
もっと申し上げると、間違いを指摘してくれる人が重要なのです。


圧倒的に練習量が足りない

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どうして英語ができないのか答えは出ていまして、

スピーキングの練習が圧倒的に足りないからなのです。
正しいスピーキングの練習です。
正しいスピーキングの練習とは何かというと、何と言って良いか分からないけれど、取りあえず英語で言います。間違えてOKです。その後に、間違いを指摘してくれる方から指導を受けて欲しいという事です。


ここがポイントなのですが、
30対1などの講義形式だとそれができないのです。
間違ったら直すという事をやって頂きたいのです。

例えば「これで良いですか?」などと聞いても良いのです。
「Is in right?」や「Is it OK?」などです。「Do you understand?」や「You know what I mean?」などでも良いです。
正しいかを聞いて、間違えていたら直していく。そして正しいことを紙に書くなどして覚えて、次に同じ様な状況が来たら、覚えた事を言う。
これをやって頂ければ、確実に上達します。


まとめになりますが、初心者が英語を学ぶコツについて、ご案内させて頂きました。
結論は「間違える」という事です。
ただ間違えるのではダメです。「間違って、指摘されて、直す」という事です。
ポイントは、直してもらわなければいけないという事です。
そうでないと、自分の言っている英語が合っているかどうかが分からないからです。


もちろん、「間違えたら恥ずかしい」や「間違ったらどうしよう」などと周りの目が気になるという気持ちは分かりますが、日本語ではありません。
目的は、「英語を話せる様になる事」なので、恥ずかしいことや周りの目は一切、気にしないでどんどん間違えて直してもらって、より正しい英語を使って頂けると、確実に上達いたします。



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