独立宣言〜革命はこうして生まれた〜
*このnoteは、モテアマス三軒茶屋最後の爆破に追悼の意を捧げる有志達により執筆される『アドベントカレンダー記事』になります。
爆破フェスが行われる10/26と、爆破当日の10月31日まで毎日1記事ずつ住民や関係者たちによる独自のエピソードが公開される新企画です。
独立宣言〜革命はこうして生まれた〜
モテアマス爆破フェス実行委員会の“勝手に”リーダーを務めるかおるです。
本日、ようやくモテアマス三軒茶屋爆破のクラウドファンディングが公開されました。しかも天才エンジニアのげんとぉ〜が一晩(およそ3時間)で作り上げたノーコードサイトで。campfireでもreadyforでもmakuakeでもなく、オリジナルサイトでです!!革命クラファンサイト!見て!!!↓↓↓↓
ここまで来るのに血反吐を吐きそうな苦労がありましたので、今回の記事でその歴史の裏側、『独立革命』についてのお話いたします。
モテアマス三軒茶屋の“らしさ”と独立宣言
みなさんご存知の通り、モテアマス三軒茶屋はカオスを体現する場所であり、禁止を禁止する、ノールールで独裁的な場所としてその存在を7年11ヶ月の歳月をかけて確立してきました。(民主的にすると正論を言う人、声が大きい人の意見が通りやすいので、独裁者カズキタがそのセンスと勘で独裁しています)
設立当初は普通のシェアハウスとして、ごくごく一般的にみんなで集まって暮らしていたそうです。
しかし、そんな暮らしの中でも徐々に社会主義派と自由主義派の対立が生まれ、結果として自由主義派がモテアマスを主導するようになったと言います。
詳しくは、昨年のここら辺の記事【戦争を知らない君たちへ by コバ】を見ていただければその対立と戦争の壮絶さがご理解いただけるかと思います。(とても今のモテアマスと同じシェアハウスだとは思えない内容ですw)
このように、モテアマスでは世間一般ではタブーとされること、他でやったら白い目で見られることも、寛容さを求める自由派の住民たちよって勝ち取り、受け入れてきた歴史があります。
しかし、モテアマス内がその様に自由と寛容さに満たされた場所になっても、外の世界である社会にある“誰かが管理し公共の場として開かれた場所”では、そんな我々の特性が理解されないことや許されないこともあります。
モテアマスでは許されるけど、他では許されない。
そんなことが今回に限らず今まで幾度となくありました。
却下却下のオンパレードの歴史です。その裏で一人戦うカズキタさん。
出そうと思った号外新聞クラファンは丸ごと没になりました。
今回の爆破フェスクラファンにおいても、モテアマスのカオスと自由を表現すればするほどに社会からの軋轢や圧力が非常に強いものとなっていきました。
社会的な既存のクラファンプラットフォームから「その表現は直してください」「それは社会に混乱をきたす恐れがあります」あれはダメ、これもダメ・・・と幾度とない修正が加えられ、私たちが本当に表現したい“モテアマスらしさ”がどんどん失われ、ただ稟議を待つ時間だけが虚しく経過する結果になりました。(平日丸4日返信が来ないことも。)
それはもちろん、社会の秩序を守るためや、既存のルールや規制の範囲で“正しいこと”なので私たちも理解はしています。
なので、私たちがわがままであり非常識であることも理解しています。
各社が言うことは正しいですし彼らは悪者でなく、どちらかと言うとイイモンです。
しかし、先述したように、モテアマスが戦い勝ち取ってきた自由があり、アイデンティティがあり、そこに共感し集まった仲間との今があります。
そして、今回はただの悪ふざけではありません。モテアマスがモテアマスであることをみんなに応援してもらい、チリとなりなくなる最期のイベントです。
革命の始まり、自由への挑戦
壮絶な戦争を経て、勝ち取った自由でカオスな居場所であるモテアマスらしさをみんなに伝えなくて一体なんの意味があるのでしょうか?
ただの集客やお金集めのクラファンではないのです。
そもそもこのクラファンを立ち上げた私も、深夜一晩でサイトを立ち上げたげんとも、爆破フェス実行委員をやっているみんなも、フェスや号外新聞に協力してくれる住民や関係者のみなさんも、一円のマージンも受け取っていません
ただ純粋に長い人生においてほんの少しモテアマスに関われたことで、人生や価値観が大きく変わっていった。その感謝があります。
その理由はモテアマスが寛容で、自由で、カオスであったからなんですよね。(ちなみに私はモテアマス住民とほぼゼロ日婚して現在離島に住みながら、東京で正社員やりながら毎月神奈川の元家族と暮らす多拠点生活をしています。こんな自由なことが許されるのはモテアマスの戦争時代を生き抜いてきた人がパートナーだからでしょう。)
モテアマスには、人生に影響するたくさんのかけがえのないものや出会いを与えてもらったと思います。
そんな私のように、“モテアマスがモテアマスらしくあり、そんなモテアマスを好きでいてくれるみんなが、この爆破を応援し集まってくれるはずだ”という信念のもと、自分たちのやりたいこと、やりたい表現を貫き『独立宣言』をいたしました。
もちろん、既存のプラットフォームからの独立は簡単なことではありません。
私たち自身手探りで不安だし、支援者のみなさんにも使いづらさを強いる結果も招いています。この後どのような結果になるかもわかりません。(特にリターンや支援金の管理)
ちなみに、支援人数や支援金額は全て手動で入力と更新するパターンですw
手間があり得ないですが、やるしかないです!
※結果的に袂を分つこととなった既存クラファンプラットフォーム各社の名誉にかけて伝えますが、普通にやるなら絶対に既存プラットフォームを使ったほうがいいですw
使いやすさや拡散性、UIUXがやはり段違いです。我々は止むに止まれず独立しました。そこら辺の違いはまたいつか記事にします。
しかし、自由を手にするために革命を起こし、そのために流す血と涙は決して無駄じゃないと思っています。
最後には「これをやってよかった」と思える結果を残したいです。
自分がやりたいことをやらせてくれる場所
カオスと自由を愛するモテアマスは“社会の爪弾き者”であり“規律を守れない劣等生”かもしれませんが、そんな場所に共鳴する人たちと楽しく幸せに助け合いながら歴史を刻んできたのが『モテアマス三軒茶屋』という居場所です。
この場所がなくなってしまうのが私自身本当に辛く悲しいですし、いまだに実感がありません。
だけど、「ただ終わらせたくない、モテアマスで最高の思い出を作りたい」という気持ちは誰よりも強いです。
それは、自分の人生は自分で思い通りに作れると知っているからです。
誰かに任せるのでも、乗っかるのでもなく、自分がやりたいこと、見たいもの、好きなとこ、全部詰め込んで自分自身に見せてあげるのは自分の責任で、自分で動くしかないのです。
だから、今回の独立革命も自分がやりたいことをやりたいから、既存のプラットフォームから脱却して、表現したいことを全部詰め込みました。
それを実践させてくれたのは、他でもない、モテアマス主任のカズキタさんです。(一緒になって飛び込んでモテハヤシてくれる仲間たちも)
私はこれまでモテアマス、モテアソブでたくさん仕事ややりたいことをしてきましたが、一度もカズキタさんに怒られたこともやめてと言われたこともありません。
どんなことも自由にやらせてくれて、途中で投げ出したり全然進まなくても笑って許してもらってきました。
仕事もイベントも勝手に始めた面白そうなことも無駄なことも、規律も禁止も一つもなかったです。まさに、私の特性が生き生きと生きた場所でした。
私がここまで爆進できるのも“好きなこと×禁止されない環境”だからなんだと思います。爆破フェスやると決まってからここまで全て自由にやらせてもらいました。(ここからがスタートですが)
きっとそれがその人その人の本来の特性(本領)が発揮できる環境で、これからの社会に必要なことなんだと思います。
だからここに独立革命を宣言させていただきます。
「我々はだれにも縛られないし、自由だ!!」
社会は許さなくても、モテアマスだけは自由とカオスを愛することを許してくれる。
そしてその思想と概念を最後の爆破フェスで体現し、全員の本領を発揮させて爆破させましょう!
以上、そんな爆破フェスの革命クラウドファンディングへご支援のほどよろしくお願いいたします!!!
そして、みんなやりたいことやりまくってください!もちろんノールールです!!!(物件を損傷しない範囲でw)
P.S
サムネに使われている画像は、過去にLINEスタンプで非承認の連続を喰らい、没になった作品を供養したものです。
詳しくは号外新聞の特別企画『こんなLINEスタンプは嫌だ!』をご覧ください。
最後に告知です
モテアマス三軒茶屋が最終月に突入!2024年10月31日でお別れとなります。泣いても笑ってもモテアマスに足を踏み入れられるのは本当に最後になります!!
そして、最後の大イベントとして 10月26日(土) に『モテアマス爆破フェス』を開催決定!
サイレントフェスや伝説のすた丼など、盛りだくさんのコンテンツを詰め込んだ一日です。100人分の生ビールサーバーも完備!
爆破フェスを開催するために、7.9周年の感謝を込めて クラウドファンディング を立ち上げます!
支援が増えるほどフェスが豪華になる仕組みですので、ぜひ応援よろしくお願いします。
<革命クラファンリンク↓>こちらからご支援お願いします!!そして半アナログな革命クラファンを体験してみてください。
皆さんのご支援とフェスでのご参加、お待ちしています!