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ハラスメントに向き合う三茶のインドからのPJ提案 みょん太郎

*このnoteは、モテアマス三軒茶屋最後の爆破に追悼の意を捧げる有志達により執筆される『アドベントカレンダー記事』になります。


爆破フェスが行われる10/26と、爆破当日の10月31日まで毎日1(?)記事ずつ住民や関係者たちによる独自のエピソードが公開される新企画です。

👨「みょん太郎さんは住民ですか?」
ーいいえ、ファッションです。

👨「え!どこ住んでるんすか!?」
ー学生寮です。

👨「え!?学生さんなんすか!?今度ご飯行こうよ~」
ーまたモテアマスで会えたらいいですね。。


モテアマスと関わって1年半。

初対面の人とこんな会話を何回もしたことがある。
シェアハウスに出会いを求めることは否定しないけれど、なんか違う。

こういうのを繰り返してるうちに、初対面における他者との「0→1」の関係性構築は、一歩間違えるとハラスメントになってしまうんじゃないかと考えさせられるようになった。

私はハラスメントとじゃれ合いの境界線に興味がある。

「○○ハラ」という言葉が次々に生まれ、心理的にも他者への干渉が難しくなる現代。私はモテアマスでの経験と学びをプロジェクト提案という形でまとめたいと思う。

プロジェクト名

Face to Harassment

目的

些細な言動がハラスメントに繋がってしまう現代に、少しでもストレスフリーな「0→1」の人間関係を構築するための動機づくりを行う。

実験

シェアハウスのリビングを拠点とする。
初対面の人同士を一定数集めフリートーク時間を設けた後、参加者全員が「寝る」という行為をし合い、第一印象との変化を記録する。
※今回は根拠として、かつて目撃した住民たちの普段の様子と寝ているときの様子を資料として扱い、印象の変化を記録する。

仮説

「寝る」という行為は無防備な体勢であり、それは置かれた環境への安堵と自己の開示を意味する。相手の情報を詳細に知らない状況でも、「寝る」を介することで初対面であれど世代、性別、人種を超えたストレスフリーな交流関係を気付き、ハラスメントからじゃれ合う会話へと変換させることができるのではないか。

資料① Bさん

普段の様子。

コンビニの前で視線合ったら
入るのやめようかなってなる圧力。

寝ているときの様子。

腕を垂直にしながら寝ることができるらしい。
逸材。
美しいほどに左右対称。

私はBさんの寝ている姿を何回も見る経験を通して、ときどき際どい話を振られるが嫌な感じは差程感じない。むしろイヤホンを落としていないか心配になるようになった。

資料② Gさん

普段の様子(?)

まず性別を疑う。
次にどう話しかけていいのか悩む。

寝ているときの様子

首痛くないですか?って声かけても反応しない。

Gさんは常にノンレム睡眠。
叩いても起きないうえに断固として体勢を崩さない。
この場合の対処法は放置である。

資料③ Kさん

普段の様子

控えめに言って話しかけられたくない。

寝ている時の様子

武器のように鋭く、長く、美しい。

体型の維持の仕方とか聞きたくなってしまう。(以前聞いて全く参考にならなかったけれど)
また、このように薄着な人が寝ていたら、毛布を掛けてあげましょう。

資料④ Kさん

普段の様子

手前のガンギマリ猿が薄くなるほどの威力。

寝ている時の様子

ここまで気持ちよさそうに寝れるのは羨ましい。

紫パンツが空間と馴染んでいることもあり、ソファと一体化している。
見ていて癒された。

結論


4人の資料から分かったことは以下の通りである。

▪︎普段の姿と寝ているときの姿は異なる
▪︎寝相には個性がある
▪︎寝ているからといって静かなわけではない

確かに、「寝る」状態は無防備であり、一般的には隠したいことであろう。
そう簡単にさらけ出すことはできないという意見も一理ある。
しかし、今後もなお発展していくデジタル社会では情報に対するリテラシーが求められ、玉石を分けるために他者への警戒心が高まっていくことが懸念される。

私はモテアマスにつれられてきた当初、家族でもなく、年齢も異なるこの環境に別世界観があった。会話の内容も下ネタばかりでしかし、よく逃げ出さずに今まで来れたのは、誰かしらリビングで寝転がっている人がいたからだと考える。

寝る人がいることで安心できる環境であることを察知し、住民への敬意が生まれ、信頼関係が築かれたうえでの下ネタなどは不快感がなかった。

だからこそ、このような環境に出会う「0→1」の状況に「寝る」という行為が不可欠だと考える。

もっと皆で寝よう。

もっと自己を開示し、ハラスメントというフィルターに立ち向かおう。
Face to Harassment.


最後に告知です

モテアマス三軒茶屋が最終月に突入!2024年10月31日でお別れとなります。泣いても笑ってもモテアマスに足を踏み入れられるのは本当に最後になります!!
そして、最後の大イベントとして 10月26日(土) に『モテアマス爆破フェス』を開催決定!
サイレントフェスや伝説のすた丼など、盛りだくさんのコンテンツを詰め込んだ一日です。100人分の生ビールサーバーも完備!

爆破フェスを開催するために、7.9周年の感謝を込めて クラウドファンディング を立ち上げます!
支援が増えるほどフェスが豪華になる仕組みですので、ぜひ応援よろしくお願いします。

🔗 クラファンリンク:

皆さんのご支援とフェスへのご参加、お待ちしています!

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