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料理とDIY〜写真で振り返るモテアマスと私

*このnoteは、モテアマス三軒茶屋最後の爆破に追悼の意を捧げる有志達により執筆される『アドベントカレンダー記事』になります。


爆破フェスが行われる10/26と、爆破当日の10月31日まで毎日1(?)記事ずつ住民や関係者たちによる独自のエピソードが公開される新企画です

まいどっ!
よろず屋のかとちゃんです

モテアマスではDIY住民やってきました、料理は趣味です


自己紹介

今回アドベント記事でみんなの事を色々知ることが出来て嬉しいので、この機会に改めて自分のこと紹介してみます

静岡県沼津市で幼少期より野生児として野山を駆けめぐり釣りをし、海で泳ぎ育つ
自然が大好き

小学生後半から人間の集団に違和感を感じ始め、順調に野生系陰キャとして歩み始める
片手で足りる人間と、ペットの犬とテレビゲームだけが友達

高校2年後半で両親の会社に入るか大学行くかの分岐点で社会に出る勇気もないが偏差値も足りず、絵を描くことが好きだったので美大進学の為の美術研究所で必死に学び大阪芸術大学入学、油絵が専攻

動機が現実逃避だったので4年間課題以外の制作はほとんどせず遊んだ、サークル活動にのめり込み友達も増えた(大学デビューですね)

学校公認のサークル活動には部室が割り当てられ、24時間365日出入り自由
今思えば、モテアマス三軒茶屋のリビングのように住み開き状態で常時誰かと宴会、危うく卒業単位落として自主卒業しそうだったけどギリギリセーフ

そして社会人、2年半同業他社で修行後家業のビルメンテナンス会社に入り会社を継ぐ準備に入った
飛び込み営業から清掃、設備の点検や工事と何でもやった、総責任者として契約施設の設備トラブルには24時間対応していて、休みにサーフィンしてる時に防水パックの中の携帯が鳴り出動なんて事も

そんななか東日本大震災を経験し、価値観が一変
メンテナンスが必要なのは、もはや社会全体だなと思ってしまい、自分に出来ることは何かと探し始め
気付けば会社を継ぐのをやめてニートになり転落
家族から見放され借金して最後詐欺にあい、絵に描いたようなどん底で、残ったのは友達だけ

地元に居られなくなり友達を頼りに自分らしく居られる場所を求め関東へ流れ着き、出会った人の手伝いして住まいや食べ物、時々貰う現金などの投げ銭だけで現在1000日以上暮らしている

そんな中でたどり着いたのがモテアマス三軒茶屋だった

各SNSもやってるので良かったらフォローして絡み来てください


令持不平等条約〜令和市とは

コロナ禍に爆誕したオンライン田園都市「令和市」とモテアマスの令持不平等条約がきっかけでモテアマス三軒茶屋を知ることになったので、少し令和市についても触れさせてもらいます

令和市は、コロナ大流行でリアルのコミュニケーションが分断され、行き場を失い孤独になった人達が気軽に集まれるバーチャル自治体として始まった

いつ誰が何を話してもいいし、話さなくてもいい
飾らない自分で居られる「まだ生きててもいいという明日への希望」が見つかるところ

そんな令和市を誕生までをさかのぼると、始まりはセーブポイントという不思議な場所
詳しくは次の記事読んでみてください

セーブポイントに集う冒険者(来訪者)達と様々なプロジェクトを通したくさん話した

プロジェクトの記録がいくつか残ってるので興味ある方はお時間ある時に覗いてみて

ようかいたちの生存戦略
2018年「魑魅魍魎プロジェクト」

令和市の前身ともいえる
2018年「コミュニスタ」

グットニート養成講座とも通じてる気がする
2019年「主人公学」

これらを経て繋がった仲間達が立ち上げた
2021年「令和市」

その後、バーチャル街づくり連合に加盟しメタバース上にも令和市爆誕、政府のムーンショット計画に近い動きをしてたからなのか大阪万博から出展の声がかかったり


前置き長くなったけど、大学のサークルの部室での住み開きみたいな体験から始まり、居場所を求めて出会ったセーブポイントの仲間たちとつくった令和市を経て、行き着いた楽園がモテアマス三軒茶屋という次第


写真で振り返っていく

3年弱のモテアマライフを振り返ったら写真が4,000枚以上出てきたので、ピックアップして思い出を振り返ってみる

海好きで船釣りとか行ってたから魚捌ける
盛りつけどれだけ時間をかけても一瞬で消費される
好物の生牡蠣ポン酢和え、日本酒に合う
命に感謝して骨まで食べる
記念すべき初DIY依頼の設計図
板で突っ張るだけなので壁を傷つけない
ある日やってきた大仏
濡れると腐りそうなので屋根を付けることに
屋根完成、廃材100パーセント
イベントで余ったラーメンの麺約100食を奉納
ラーメン作りまくった
油そばも
なかなか減らない
餡掛け固焼きそばは美味しかった
沼津まで流木拾いに行った(浜辺でキャンプもした)
仕入れた流木
賽銭箱など色々集まってこんな感じに
トイレットペーパーホルダーも作った
光ります(かおるさん提供LED装着)
沼津土産
カツオをあぶる
鶏ハム作ってサンドイッチ
朝の勉強部屋へ差し入れ
パスタはいつも爆盛り
鶏レバーは安くて美味しい
きのこソテー、近所の八百屋で閉店前セール狙い
自分で掘ったたけのこで炊き込みご飯
料理は食べてもらって完成する
農家さんから大量に貰ったほうれん草とネギ
三茶のハナマサで仕入れるのでいつも大体同じ魚
真鯛はシェアハウスの切れない包丁で造るの難しい
この時は3分でみんなの腹の中へ
アラはぶり大根風に
小田原で仕入れたマグロの希少部位
骨から身を外して塩焼き
もつ煮込みも作った
しみしみ卵
ステーキは秒で無くなる
砂肝と鶏レバー空芯菜炒めかな?
肉じゃがの日
寸胴鍋で10リットルくらい作った
でも味が染みる前に完食
野菜不足なりがちなシェアハウスに緑色も補給
ネギは根っこをドラム缶に植えて再生栽培してみた
定番となったあら汁
毎日がお祭りみたいなリビング
ある時は豊洲直送のレア魚を仕入れ
見たことある掛け軸が
リバ邸カオス、タツキくんのイベントに差し入れ
ケレケレハウスにも差し入れ
最後はモテアマス、一晩で3軒シェアハウス巡り
シェアメイトの古民家行った時に港で仕入れたエイ
刺身にしてみた
その他煮付けなどエイのフルコース
エイのレバ刺しはジェネリック牛レバ刺しの味
庭で焼いたりもした
訪問目的の電気工事
ブレーカーの移設をした(電気工事士有資格者)
今回はここまで
深夜3時に突然始まる焼肉会
ブロック肉を切るなどした
刺身も切った
ある時はエアコンドレンの漏水修理もしたり
和歌山のあんこちゃんちで伐採した竹
屋台流しそうめんを作るなどした
モテアマス夏祭り
唐揚げをひたすら揚げる男の不器用な笑顔
キッチンを使いやすくするために棚を作る
冷蔵庫の中の残り物を定期的に調理
だいたい朝作って写真撮ってグループにお知らせ
リビングの冷房効率をあげるため
エアーカーテン自作(材料は農業用ビニール)
鶏ハムツマミにキッチンドランカー
鶏胸肉のソテー
ある時は新住民の部屋に
廃材でベッドと
ワークテーブルを作ったり
はるどんのおつまみ農園で採れたナス売ってもらい
焼いて
みんなに食べてもらったり
浅漬けすると美味しいよってはるどんに食わせたり
イサキは煮付けが美味い
秒殺
魚で腹膨れないので合わせ技和風ペペロンチーノ
屋台流しそうめんセットを使い
流し中華はじめました
冷やし中華のタレも自作
島根出張で日本海の岩場から採取してきた珍味
カメノテなどを煮付けに、お土産にお金かかってない場合も
ハナマサのアジは比較的安くて鮮度そこそこ
見た目に手は抜きたくない
誰も気にせずとも盛り付けは
愛情表現
魚の後はパスタで満腹度あげて貰う
料理は食べる人の笑顔で完成するとおもってる
サーフィン部は今後も続きます
まれにローストビーフ、食えた人ラッキーね
暑い日にはサッパリすだちうどん
揚げ物もたまにしたり
材料があれば寸胴鍋でアホのように汁物
発泡スチロール抱えて帰ると刺身コールが起こったり
急かされた時は盛りつけ省略、満足度>趣味
たまにアヒージョ
バゲットが合いますね
絹ごし豆腐を脱水して作るヘルシーカプレーゼ
ドレッシングはいつも自作
お金余裕ある時はサーモン買ってみたり
すだちはなかなか減らず珍しい食べ物化
人数が少ないとゆっくり食べれることも
第2回サーフィン部部活in湘南
カリカリベーコンとアボカド乗ったほうれん草サラダ
ブリしゃぶ(イナダはブリの幼魚)
この素敵な屋台を活用したくて
げんげんと屋台談、テーマは「死んだら骨」
キノコ鍋食べてライブ配信しつつ対談
モテアマスの太陽、はるどんとパスタ
楽しかった社員旅行
この後表彰もしてもらった
ニートインレジデンスのハクビシン進入路を
廃材持ってって塞いだりもした
クリスマス会の超豪華ケーキ、まさか2つ出てくるとは!
たわしおじさん1号と2号、ちなみに俺は3号です
トイレが詰まれば直します(元専門分野)
超新鮮な秋田のブランド豚の生レバー刺し
高級ブランド肉も
イベントの残りだったりする
みんなで食べると美味しいね
爆破まで毎月
屋台イベントやると決め
この時は焼き鳥
数キロ用意した肉もあっという間に無くなる
はるどんのおつまみ農園耕しにも行ってみた
帰りに那珂湊の市場にて生牡蠣で乾杯
サイレントフェス®雨宮くんの小田原にある畑の野菜
持ち帰って振る舞う
余りがちな人参はキャロットラペ
主任の誕プレは秩父で採取してきたたけのこと山菜
ふと思い立ち
廃材でモバイルハウス(制作時間4時間、てきとー)
カニ撮影会の日に
モバイルハウス会場で炭火焼き準備
カニ飯
たけのこ水煮メンマ
たけのこ炊き込みご飯
肉と炒めても美味しかった
この時の屋台イベントは串カツ
ケニーに教わりながら寿司も握り始める
パックの刺身盛りを無理やり握ってる
サラダ冷やし中華
刺身盛り合わせ
鯛の白湯スープでそうめん
この日の月イチイベントはブッダマシーンナイト
アーバンジャングルの物件紹介者きのコちゃんとイベント
爆破11日前から毎晩前夜祭も
最後を惜しむ余裕もなく日中は解体撤去が進められた
夜はとにかく盛り上げようって感じで
毎晩酒盛りが繰り広げられた
そして前夜祭のスタッフミーティング
深夜のシュラスコラーメン
前夜祭は当日朝方まで続いた模様
いつものリビング
そこかしこに溢れる人々

ホントはもっと載せたい写真あるけど、ここでやめときますね

十分すぎるほど載せちゃったけど

この記事を書いているのは当日の早朝
いよいよ本当に終わるのだなとしんみりしてきます

最後に想いぶちまけて終わりたいと思います


モテアマス三軒茶屋は不滅です

自己紹介にある通り、モテアマスに関わっている期間仕事もしていなければ収入もほぼ無し
そんな中有り金を全部食材に替えて来る度振る舞う事に対して「何でそこまでする?」という質問を何度かされたんだけど、家族にご飯作るの当たり前だしお金くれって言わないでしょ?
もちろんイベントとしてやる時は投げ銭して貰ってたけど、それも次回の食材買う為に回ってく

実はギバーとテイカーって言葉で人を括るのあまり好きじゃなくて、足りてない人と余ってる(持て余してる)人が居るだけだ
そしてどんな人にも皆、足りないものとモテアマしたものがあり、どちらにフォーカス出来てるかで幸福度なんて決まっちゃうと考えてて

モテアマス三軒茶屋のリビングには所有権が存在しない、冷蔵庫の中身も含めて
単純に減る量より追加される量が多いから成り立ってる
そこにあるのはギブでもテイクでもなく、場を存続させるという共通目的の元、出来る人が出来ることで場に貢献し続けるというシンプルな構造であり、物心共にモテアマされた状況が続いているのだ

経営の神様、稲盛和夫もびっくりするくらい京セラの経営理念が実践されている

他人同士の共同生活でそれが成立している事を感じてモテアマスに惚れ込んだのです

カズキタ主任の創り出したこの世界のデザインはモテアマス三軒茶屋へ訪れた多くの人の心に刻まれ、これから先も日本全国…それこそ世界にまで拡がっていくことでしょう
バッタに負けない勢いで

インド=カオス、何でもありみたいな側面で語られることの多いモテアマスだけど

分かち合う事で成り立つという確信が得られる、その体験ができてしまう場所であるところが大好きです、そしてそんな場所を守り続けてきた主任は凄いなって心から尊敬してます

持たざる者だと自己否定している人でも、ここで過ごすうちに「自分の何かでこの場所に貢献したい」って思っちゃうんです

どんな人にも、時間を忘れて没頭できる何かはあるんじゃないかと思ってて、やりたい事好きな事だけして生きる為には出来ないことはやらないと決めて「出来るけどあんまりやりたくない事」を思い切って捨ててしまうのも必要かなって

個人主義、分断の進んだ現代社会でそれをするのはとても恐ろしいことだけど、やってる人達を目の当たりにしてしまうと背中を押されてしまいますね
あらゆる常識を一旦置いといて、自分の本来の姿にたち帰れる場所

それがセーブポイントや令和市であり、モテアマス三軒茶屋

大爆破により実態を失う事により、場所から概念へと昇華します
この事によりモテアマスは完成するんじゃないでしょうか?

ひとりひとりの中に、永遠に刻まれ

10/27追記:素晴らしい祝祭でした


最後に告知です

2024年10月26日、ついにモテアマス三軒茶屋爆破フェスが決行されました。
サイレントフェスや伝説のすた丼など、盛りだくさんのコンテンツを詰め込んだ爆破フェスは、大量の来場者ですし詰め状態になり、三茶のインドを体現するカオスを極めたフェスになりました。

しかしここで皆さんにお願いがあります!!

爆破クラファンは100人を超える方々に支援していただいたものの、爆破フェスを豪華にやりすぎたせいで絶賛大赤字を記録しています。

黒字になるまでクラファンは続行します!!
新しいリターンも用意しているので、ぜひ引き続きご支援をお願いいたします。

🔗 クラファンリンク:

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