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佐島と弓削島インターン合宿
7月某日、「めちゃくちゃ良い島だから!」とこれまたノリで主任から誘っていただいた島合宿。
8月初旬の金曜夕方、車で瀬戸内海西部にある佐島を目指し、京都の漫画喫茶で一泊し、土曜の午前中に佐島に着く。
(移動の車はほぼ2人乗りの小さな車の後部座席に乗ってかなり狭かったことと、漫画喫茶で一睡もできなかったことは、インターン住民の立場としては言えないのでここだけの話。)
佐島に着いてからは、弓削島の温泉に入り、地元のお魚料理を食べ、とても快適な宿に泊まらせていただき、幸せな時間だった。
そしてなんといっても夜の弓削島の海岸である。
島と島が橋でつながり、また隣の島に橋でつながっている。
海岸からは見えないさらに奥まで島が橋でつながっているのである。
島と島のつながりは、まるで人と人とのつながりであるかのように。
橋がライトアップされているのも人の営みを感じさせる美しさがあった。
時間の流れがゆっくりすすみ、
波の音が穏やかに聞こえ、
風が心地よくふいている。
見上げれば満点の星々。
目で見えるもの。
耳で聞こえるもの。
鼻をくすぐるもの。
肌でかんじるもの。
瀬戸内海に浮かぶ島の魅力が感覚で伝わってくる。
次の日は、車で弓削島・岩城島を一周し、島ならではの食堂でご飯を食べたり、カフェで十数年前に移住した方々と話したり、造船所の大きな船を見たりと島を満喫した。
夜はみんなで小さいテーブルを囲み、元パスタ料理屋さん仕込みのパスタなどの手料理を食べ、五右衛門風呂の湯を沸かすための薪を焚べたり、合宿ならではの経験ができて面白かった。
夜の佐島の海岸も弓削島とは少し違う風景で魅力的であった。
右を向けば造船所の光が煌々とみえ、左を向けば真っ暗で静かな海が広がる。人の営みと自然の境界線に自分がたっているかのようだった。
次の日は、佐島の古民家でひらいていたアート個展を見に行き、因島で地元に愛されている昔ながらのお店で広島焼きを食べ、名古屋で1泊し、名古屋観光をしてから翌日の夜に東京に帰ってきた。
島合宿の2泊3日のはずが、気づけば4泊5日の合宿になっていたが、さまざまな人々と出会い、話しができて、とても良い経験ができた。
主任をはじめ、車を運転していただいた元料理人さん、名古屋で泊まらせていただいた未だに職種が謎のひと、現地で宿を貸していただいたキャリアウーマンに本当に感謝である。
モテアマスならではの自由で弾丸の合宿。
佐島をはじめとする島々は、
感性をくすぐる居心地のよい島であった。