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住民が導くどこでもドア
住民とそれぞれ話しているだけで1日が過ぎていた日がある。
何も予定を入れず、自分の作業をしようかとモテアマスの勉強部屋にいたら、ふらっと色んな人が入ってきて、なんとなく雑談が始まり、仕事の話になり、歴史の話になり、人生相談になり、気付いたら数時間が経過していた。
寝ているときと食べているとき以外ほとんど誰かと話していた。
大勢で。ではなく、一対一で。
何かしながらの会話。ではなく、かなりがっつりと。
自分の予定していた作業が全く進まなかったことにも驚いたが、
それ以上にこんなに1人1人の魅力的な価値観や経験に触れられたことが非常に嬉しくもあり、学びでもあり、とても有意義な1日だった。
やはりモテアマスに行き着く人との話は多種多様で面白い。
今までになかった物事の視点や思考、知識。ユニークな生い立ち。
モテアマスに漂着するまでの船旅もまた興味深い。
多くのことを経験してきて、
好きなことに没頭してきたこともあって、
その人からさらに色んな世界が見えてくる。
勉強部屋にいるだけで、日本各地の色んな形の扉を開けられるのだ。
どこでもドアがどこかに隠されているのかと思うくらいに。
さらに、自分のドアも自然と開かれていく。
私自身、やりたいことが多すぎるがゆえに日々岐路に立ち、もがいている状態なのだが、話しているうちにどんどん自分のことも見えてくるのだ。1人では気づけなかった自分の本音が不思議と引き出されていく。
自分の生活圏だけでは交わらなかった世界線が交わる機会がモテアマスにはたくさんある。
だからきっと今月も引き続き住んでしまうのだ。
インターン住民日記5。