なんのためのプレスリリース?#0はじめます。
モテアソブ三軒茶屋が毎月プレスリリースを出し続けるわけ
モテアソブ三軒茶屋では、2020年9月より定期的にプレスリリースを出し続けています。
主任カズキタを筆頭に、モテアマスのリビングで生まれ続けるアイデアの数々。ほとんどは冗談で終わってしまうことが多いんですが、カズキタが考える『冗談のようなアイデアを世の中に出し、ビジネスに変えて、それで生活して生きていきたい』という信念から、モテアマスで生まれた冗談のアイデアをきちんと社会的価値(=SDGs)の文脈を踏まえたビジネスやサービスとして世の中に発表しています。
モテアマス三軒茶屋では、日々面白いアイデアが多く生まれていました。しかし、プレスリリースという形態で世に出すまでは面白いことを思いついても、その場の冗談で終わっていました。しかし、プレスリリースを出すようになってからはその冗談が企画になり、その企画がサービスとなり、そこからちょっとした対価を手に入れることができるようになりました。(プレスリリースの会社へと大金を払っていますが)
プレスリリースは、商品サービスが全て練り込まれ形になった後、世の中へ発表するタイミングで検討されることが一般的です。
モテアソブでは逆転の発想で、面白いことを思いついたら、まず世の中に発表する日、つまりはプレスリリースを出す日を先に決めます。そして、その発表スケジュールに合わせて、コンセプトをブラッシュアップしたり、企画・サービスの詳細を決めていく方式をとっています。
この方針によって、確実に自分たちがおもしろいと思う企画やサービスを世の中に出すことができ、面白い企画が好きな人たちから様々な形で反応をいただいています。
■一般的なプレスリリース
アイディア→企画→製品・サービス化→プレスリリースで公開
■モテアソブ式プレスリリース
冗談→プレスリリースが決まる→企画→製品・サービス化
売るためではなく、笑ってもらうためのプレスリリース
しかし、モテアソブでは商品を大量生産をしているわけでもなく、食べ物をすぐに運んでくれるサービスをつくってるわけでもないので、プレスリリースを出しても売り上げがすぐにあがることはほとんどないのが現状です。
それだけではなく、これまで発表したプレスリリースは、一般的に効果指標の1つとされるPV数などもほとんど伸びてない、いわゆるバズっている状態になったこともほぼありません。
それでも、問題ないんです。
モテアソブのプレスリリースは、何か物を売ることがゴールではないからです。そう、プレスリリースを読んで誰かに笑ってもらえればそれでいいのです。
世の中が面白いプレスリリースで溢れる未来をつくりたい。
1日に6000本以上が公開されるプレスリリース。
もしその全てが笑えるものになったら、めちゃくちゃ世の中に笑顔が増えますね。
だから、冗談みたいな企画が世の中にどんどん出てきて欲しいなと思ってます。
でもそんなの難しい?そう思いませんか。
弊社で始めた冗談先行型のサービス開発は、面白いことを世に出していきたい人や忙しい隙間でやりたいことを形にしていきたい人にとっても、やってみれる方法だと思っています。
自分たちがこれまでやってきたやり方のプロセスを公開することで、おもしろアイディアがどんどん形になって、世の中がもっと面白くなるといいなと思ってます。
そして、モテアソブのプレスリリースを継続していくためにも、プレスリリース自体で稼ぐ仕組みを作る必要があると感じています。(1回のプレスリリース配信費用30,000円、執筆費用10,000円ほどを毎回捻出する必要があります。)
そのような理由で、弊社がプレスリリースを継続して出していくことや世の中に面白いプレスリリースを増やしていくために、プレスリリースづくりのプロセスを販売して公開していくことにしました。
プレスリリースを単体で事業として黒字化し、冗談先行型のサービス開発のエコシステムをつくり、世の中を笑顔で溢れさせて気持ち悪くて引くぐらいの未来をつくれたらなと考えています。
汁だけ坦々麺のプレスリリースはめっちゃバズりました。
(おわり)