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Pride of the ホコリ

子どもの頃からずっと疑問でした。ホコリはどこから生まれるのだろう、と。無から有が生み出されているとしか思えないホコリ。おとなになった今もよくわかりません。そもそも私はおとななのか? どうしたらおとなになれるのか? おとなとはなにか?
そんなホコリに注目してみました。

日常生活至る所で目にするホコリ。なかでも一番目にするところはどこでしょうか? 神棚の上? 窓枠のサッシ?


ちがいます。

滑らかに光る白いボディ


そう、乾燥機です。

モテアマスには計4台の乾燥機があります。動力はガスのパワフルかつどデカいもの。住人の衣類を乾かすために昼夜問わず動き続ける健気な乾燥機。大所帯シェアハウスの生活は乾燥機の過剰労働によって支えられていると言っても過言ではありません。

一度の使用でフィルターには微量のホコリが付着。モテアマスは30人近く住人がいるため、ホコリが溜まるスピードも速い。一般家庭で週一ならばモテアマスでは3日に一回のペースでフィルターの掃除をしなければなりません。
しかしながらギリギリ使えてしまうとついつい放置してしまう。気付けばこんなことに。

ふあふあ(厚め)

もはやフェルト。

ここまでくるとガガガガガというすごい異音がするのですが、気にしない人は気にしません。そのまま回すのでリビングまで騒音が轟きます。話し声が掻き消されるレベル。耐えられない住人が掃除を。耐えられる人はどこまででも気にしません。鈍感力という言葉が一昔前に出現しましたがそれです。

そんななかついに2階の乾燥機が故障。何をしても電源が入らない。住人全員の汚れた衣類でモテアマスはパンク。洗濯が間に合わない。このままでは家中が臭くなってしまう!

役目を終え緩やかに自然へと還る


見かねた主任がどうにかして新しい乾燥機を入手してくれました。


取り付けの際にパイプの中を除くと……

みっちみち

ここまでくると芸術ですね。垢太郎よろしくホコリ人形が作れそう。洗濯済みの衣服から生成されているので垢よりは清潔ですね。機会があったらこれでちいかわを作ってみたいものです。

しかしホコリ人形よりも画期的な活用方法が主任によって生み出されました。

PK fire!

そう、着火剤として使用するのです。

なんて発想。その考えはなかった。天才! などの賞賛を声をほしいままにしていましたが、実はこれ今治市のタオル製造ですでに行われていました。オマージュでした。

奇遇にも現在今治でこれを書いています
今治産のボーダー

なんとも可愛らしい色合いでこれは爆発的ヒットも納得です。
これに乗っかってモテアマスで生産したホコリがこちら。

多様性のある鼠色


THE ホコリ

このなんとも形容し難い様々な繊維と色の混ざったグレー。これこそがホコリ。ホコリの中のホコリ。可愛らしさなど一切なくこれから捨てられるのを待つばかり。
紛れもなく生粋のホコリ。これを着火剤として使用しSDGs?に貢献します。


モテアソブではそんな誇り高きホコリを販売しています。

高潔さに誇りを持っています

https://shop.moteamasu.jp/items/73232433

一個333円(送料別)
ぜひおひとついかがでしょうか。

さらに只今クラファンも進行中。

あと一ヶ月ほどありますので支援のほどよろしくお願いいたします。住人がいそいそと洗濯します。美化活動に一役買えることうけあい。

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