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とある仕事狂がモテアマスに巻き込まれていくまで さおり
こんにちは、さおりです。
モテアマスは、いろんな自由人が集まる場所。「グッドニート養成講座」の講座があったり、集まる人もニートや元ニート、フリーターが多い。カオスな雰囲気が漂っていて、何をしても許される感じがある。
そんな中で、仕事が大好きで、仕事中心の生活を送っている仕事狂の私はたぶん異端児である。
そんな私でもモテアマスに関われるのか?と思っていたのだが、気づけばどっぷり巻き込まれてしまった。そんな日々を語ってみる。
モテアマスとの出会い
2022年11月11日、LUUPポートに立ち寄った際に目に入ったモテアマス。入り口周りに雑然とした物が積まれ、モ印の冷蔵庫がひっそりと佇み、モテアマスの家の外まで漏れてくる賑やかな声が耳に届いた。接触はなかったけど、「良さそうな場所だなー楽しそうでいいなー」という印象が私の中にしっかりと残った。
2022年12月ごろ私はCAMPFIREの仕事でパートナー関連の仕組みづくりを進めていた。クリエイティブパートナーの一つに「インドからの刺客(合同会社モテアソブ三軒茶屋)」があった。サイトを開いてみると、ひたすらインドに行かせようとしてきて、最終的にはHISのサイトに飛んで旅行させようとしてくる。「何このサイト!楽しい!」と興味を持ち、会社サイトを見たりdigって時間が溶けていた。
2023年1月、仕事狂の私はいつも通りXで「クラファン」をエゴサしていた。NO WAVE COFFEEのコーヒーロースターのクラファンで袋詰めのボランティア募集を見つけ、参加することにした。なんの関わりもない人から連絡が来たので多分おっくんはびっくりしたと思う。
場所が送られてきた時点ではモテアマスと気づいておらず、三茶の別のLUUPポートに向かった。そしてGoogleマップをもとに歩いて気づいた。「あ、前来たことあるあそこじゃん!」
初めてモテアマスの敷地に足を踏み入れ、勉強部屋でコーヒーの袋詰めを手伝ったり、焙煎のためにIPAの胸キュンパスワード啓蒙ポスターが貼られている道を通りながら3階に上がったりして思った。「あ、やっぱ私、こういうところ好きだわ!」と思いが強くなった。
モテアマスとの関わりのはじまり
2023年9月、一緒にマーケティングの仕事をしはじめたリバ邸ぼりさんに100banchでのリバ邸とモテアマスのコラボイベントに誘われたのが、モテアマスとの初めての本格的な関わりだった。イベントにはモテアマスのメンバーもたくさん参加していて、後の打ち上げにも誘われるままに参加した。いつも通り何杯かのメガジョッキを空にし、みんなと話しているうちに、いつの間にかモテアマスに行こう!という流れに。これは行くしかない!
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モテアマスに着くと100年桃鉄大会の真っ最中。雑然とした家の中は、大学生時代友達の家に集まっていた感じを思い出した。グッドニート養成講座を終えました!とか、普段きかないようなワードと自由な人々がいて、とにかくずっとわくわくしていた。その雰囲気に圧倒されつつも、気づけば飲み続けて眠くなり、案内されるままに部屋で仮眠をとって明け方帰った。「モテアマスは完全に私が好きなタイプのやつだ!」と確信に変わり、これからもっと関わりたいと思った。
2023年12月、難航した日程調整期間を経てカズキタ氏と飲みにいき、その後モテアマスのメンバーと合流してカラオケにいったりクラフトビールを飲んだりした。モテアマスのリビングにはでかいくまがたくさんいるのだが、気づいたらモテアマスでめっちゃ大きいくま2つを布団にして寝ていた。
話の中で、自由人にみえたカズキタさんが意外と会社で働いていることに驚き、会社の仕事した後や土日に別の仕事をする生活をなめらかにする同類だと判明した。日程調整が難航するはずである。自分くらい働いてる人はじめてみたといわれた。
モテアマスは自由な働き方をしている人が多かったので浮いちゃうかな・・・とか思ってたところもあったのだが、「会社員でもモテアマスいれるんだ!また来よ!」と思って、ここからモテアマスに遊びにくる道ができあがっていった。
クラファンの勢いでいつかちょっと住むことを決心する
さて、モテアマスはこれまでにたくさんのクラウドファンディングを手掛けている。「牛とはなせるカレー」や「みんなでクリスマスケーキを食べたい」みたいなクラファンをやっていて、なんか面白いこと応援したくて支援した。
こうした単発のクラファンだけじゃなくて、CAMPFIREコミュニティを活用した会員制クラファン「ファッション住民」もやっている。もちろん、これにも即座に入会。
そして、ドキュメンタリー映画の撮影に関わるクラファンが始まったとき、ついに「いつか住みたい!」って気持ちが高まって、「1週間住民」の権利を購入。やっぱり仕事人間なので、「ここに行ったら楽しすぎて仕事ができなくなるんじゃないか?」という不安もよぎりながら、短い間だけでも住むことを決心した。
モテアマスでの暮らしとモテアソブの動き
2024年7月、ついにモテアマスに住むタイミングがやってきた。ただし結局「1週間住民」の権利を使ったのは会社員ライフの間の夏休み期間だった。仕事でやりたいことで頭がいっぱいの時にモテアマスのカオスにぶつかるのはもったいない気がして、「働きながらモテアマスで暮らす」はできなかった。この間にやっぱり深夜までレジェンド住民のみなさまとベロベロになるまでのんだりした。
住んでる間にナナナナ祭でやった展示「マ!?インドフルネス」のお手伝いをしていた。モテアマスの住人や元住人が集まってるインドからの刺客(合同会社モテアソブ)で面白い企画に取り組んでいる様子を間近に見て、序盤からずっと思ってたけどやっぱり「アウトプットがよき👏ふざけたことを本気でやってるのがよき👏」ってなった。
気づいた時には「なんか一緒にしたいです!仕事ください!」とお願いし、一緒に働くことになっていた。結局考えることが好きなので、モテアマスで過ごしていたのに仕事の話に戻ってきてしまった。
モテアソブでの仕事、そして気付いた
さて、現在2024年10月。8月から始まったモテアソブでの仕事(?)。気づけば、2ヶ月半ほどで5つのプロジェクトにアサインされ、忙しい毎日を送るようになった。
いまメインで動いているのは、決算説明のプロジェクト。過去数年間の決算を読み解いたり、モテアマスやモテアソブの成り立ちや背景を知る機会を得た。
そして気づいてしまった。これまでの私が歩んできた道が実は計画され尽くしていたということに。あらゆる人を誘いこむためのLUUPポートやファッション住民・クラファンという入り口、リビングにそのまま泊まってしまえる文化、個性的な人がいるから生まれる企画やイベント、それが大きくなったりした事業や、モテアマスに住んでいなくても繋がれるモテアソブという会社の仕組み。
私は知らず知らずのうちに、あらゆる入り口からモテアマスという魔境に誘い込まれ、カオスの渦に巻き込まれていたのである。
最初からカズキタ神の掌の上で転がされていた。自由人だけでなく、仕事狂までも巻き込んでいくのは流石である。さらに、モテアソブの仕事をしている時間はとっても自由を感じられており、もはや天晴れとしか言いようがない。
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最後に告知です
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モテアマス三軒茶屋が最終月に突入!2024年10月31日でお別れとなります。泣いても笑ってもモテアマスに足を踏み入れられるのは本当に最後になります!!
そして、最後の大イベントとして 10月26日(土) に『モテアマス爆破フェス』を開催決定!
サイレントフェスや伝説のすた丼など、盛りだくさんのコンテンツを詰め込んだ一日です。100人分の生ビールサーバーも完備!
爆破フェスを開催するために、7.9周年の感謝を込めて クラウドファンディング を立ち上げます!
支援が増えるほどフェスが豪華になる仕組みですので、ぜひ応援よろしくお願いします。
🔗 クラファンリンク:
皆さんのご支援とフェスへのご参加、お待ちしています!