第4話 決定打

【まえがき】
 とりあえず書いておいた方がいいかなと思ったので、まえがきとして。タイピングはできるようになったんですけど、何故かWEBで文章を読むことができないんです。いや、読めるには読めるんですけど、なんか体調崩したりするんですよね。おかしな話です、タイピングするには当然パソコンの画面を見なければならないからそこで悪化してもおかしくないんですけどね。でもそれは平気なんです。でも、それでこの症状のせいで推敲はできなくて。なので変な文章になっていたり、誤字脱字があったり、話が重複してしまっている箇所があるかもしれませんが、どうかご了承ください。

あと、すみません。note初心者すぎて勝手が全く分からなくて。連載ものなのですが、たぶんバラバラになってますよね。調べながらなんとか解決してみますね。

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 前話の続きなんですけど、わざわざ早退して色んな病院をまわったわけですが釣果はなく、全く状況も変わらずという状況でした。正直このときは、一体どうすればいいのか全然分からず途方に暮れていましたね。

 でもこれは偶然なのですが、僕はこのとき精神科から処方されていた抗鬱剤の中に二種類、筋弛緩作用のある薬があったんです。これを服用すると少しだけ首が楽になるんですよね。なのでその薬を服用しながら無理やり仕事をするしかないなと、かなり無理して職場に行って仕事をしていました。もう少しで正月休みに入るし、とにかく今は耐えるしかないな、と。

 でも、そう上手くいくわけがないですよね。いくら筋弛緩作用のある薬を服用していても、首の痛みにに思考が持っていかれてしまってなかなか集中できなくて。で、先述したとおり、僕はミスをするのが大嫌いで。いや、大嫌いとかそんなレベルではないですね、我ながら異常だと思います。

 これは確か書いていなかったはず。僕はADHDというものも抱えておりまして。注意欠陥・多動性障害ってやつです。ADHDとはなんぞや? という方々に簡単に説明しますと、その名の通り注意欠陥、つまりイージーミスを起こしやすい特徴があります。他にも色々な特徴があるのですが、そこは割愛させていただきますね。

 それで首の痛みが気になっている上にADHDを患っているわけですから、もちろんミスは多くなってしまって。駄目だ、これでは仕事にならないとかなり落ち込んでいました。これも先述したかな、僕はミスを起こすたびにそれをメモに取って仕事終わりに喫茶店で一人反省会をし、同じミスを起こさないように対策を練っていたわけですが、もう対策を練ったりできるレベルではなくなってしまっていて。もう藁にもすがる想いで精神科に行って相談しました。

 しかし、これが僕がジスキネジアを発症する決定打になりました。

 コンサータという薬の名前、知ってらしゃいますでしょうか? ADHDのための薬なのですが、はっきり言って劇薬です。扱いが非常に難しく、その上このコンサータを覚醒剤の代わりとして闇で売買されることもあるくらい強い薬です。あまりに危険なため、医師もコンサータを処方するためには免許のようなものが必要で、服用するためには僕自身も登録が必要になるんです。『ADHD適正流通管理システム』というものですね。

 主治医はこのコンサータを勧めてきました。正直、怖かったです。非常に効果があるのは知っていましたが、副作用についても理解していて。でも、このときの僕は完全に判断力を失ってしまっていた状態で。怖いと思いながらも、利用登録をしてこのコンサータを処方してもらうに至りました。

 そして服用を開始して1週間後。
 運命の2022年12月18日。

 僕は遅発性ジスキネジアを発症してしまいました。

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 あとがき
 書いていて思ったんですけど、これ、僕の責任のような気がしてきた……。無知の極みというか。まあ、今更後悔したり自分を責めても何も変わらないので、未来の僕のためにゆっくりこのエッセイを綴っていきますね。

 しかし、エッセイって難しい。小説ではなく漫画なんですけど、桜玉吉先生という漫画家さんがいらっしゃいまして。最初は普通のエンタメ漫画を書いていたのですが、途中で重度の鬱病を患ってしまい、エッセイ漫画にシフトした方です。相当辛かったはずです、ご自身の病気を詳細に描き続け、でも鬱病の苦しみも何もかも笑いにしていた漫画家さんです。とても尊敬しています。この方以上のエッセイ漫画家さんはいないと思っています。僕も笑いを交えていきたいんですけど、いやいや、本当に難しい。レベルアップしていかなきゃですね。

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