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【29日目】2分の芝居を1日1本、50本書いていくnote 『5月7日夜、平熱で、見上げる』【#てれアクト】
家で1人で、誰でも演じることが出来て、スマホがあれば撮影も配信もできる、2分20秒以内の1人芝居企画「てれアクト ~workfromhomeactors~」
そんな「てれアクト」のための脚本を、劇作家モスクワカヌが1日1本、50本書いていくnoteです。
29日目の脚本は有料noteとして公開致します。
以下にあらすじと脚本の一部を掲載しておりますので、ご参照ください。
記事をご購入いただくと全文が読めるようになっております。
28日目
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5月7日夜、平熱で、見上げる
〇登場人物
5月3日の夜に発熱をした人(性別は問わない)
〇あらすじ
5月3日から熱がでた。不安と恐怖と申し訳なさでいっぱいだった、さえないゴールデンウィークがもうすぐ終わる。それでも誰かに「月がきれい」と教えたくなるような気持ちで書いた、そんな数日間の記録。
〇脚本冒頭
5月3日から熱をだした人が、自分の状態を記録に残している
人 5月7日。たくさんの人が「月がきれい」と呟いているツイッターのタイムラインを見て、夜にちょっとだけ外に出た。久しぶりに外にでたら季節はすっかり初夏で、まだ空いてるスーパーの店先にカーネーションが並んでて、平熱でみあげた夜空には、確かに人に教えたくなるような満月がでていた。
人 「月がきれい」
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