かっこよくてかわいいポケモンの話
昨日夢で友達の赤ちゃんのおもちゃを選んでました。私にも友達にも子供はいません。赤ちゃんは青いベビーカーに乗った2歳くらいの男の子でした。
「男の子のおもちゃも女の子のおもちゃもどっちも置いて、どっちを選んでもいいんだーって状況を作ってあげるべきだと思う」
そう夢の中の私が言って、夢だ!と思いました(笑)自分にそんな考えがあるなんて知りませんでした。
私は幼少期ポケモンに囲まれて育ちました。周りの女の子や姉はプリキュアやラブアンドベリーに夢中でしたが、私はとにかくポケモンが大好きで、青色のカイオーガやグラードンのレジャーシートと水筒を使っていました。リュックにはミズゴロウの布を切って綿を詰めてマスコットにしてぶら下げて、髪は短く、男の子に見えたかもしれません。
でも、私は男の子になりたかったわけではありません。レジャーシートにはピカチュウやアチャモもいましたし、どのポケモンも大好きでした。
私の好きなポケモンは今も昔もフライゴンです。かっこよくてかわいくて最強です。フライゴンに男の子用も女の子用もありません。かっこよくしても、かわいくしてもいいんです。それはどのポケモンだってそうです。
いろんなジェンダーの揉め事がこんな風だったらいいのになと思います。かっこいいものにはかっこいい良さがあるし、可愛いものには可愛いよさがあります。それを削ぎ落とすことなく、どちらも選べる。どちらも正解。それでいいのに。こうあらねば、とか、これは悪!とかそうじゃなくて、「あー、そういう道もあるよね」くらいの気持ちで、やってけないかなぁって、思いました。
ポケモンは私の根っこを作った第二の母親です。
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