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★銘柄紹介★海外進出が光る大手寿司チェーン

割引あり

優良銘柄研究所の「ぼっと」と申します。

本記事では、特定の企業にフォーカスして決算内容から将来性について徹底分析、解説いたします。
是非、ご自身で銘柄を購入するときの参考としてご活用ください。
※あくまで投資判断は自己責任でお願いいたします。

それでは、今回ご紹介する銘柄はこちらです。

銘柄名:FOOD & LIFE COMPANIES 【3563】

引用元:https://www.food-and-life.co.jp/

スシロー、回転寿司みさき等の回転寿司店のチェーン展開を主たる事業とした小売りセクターの企業となります。

2023年度決算

まずは、2023年度の決算(2023/9月期決算)を確認してみましょう。

引用元:https://www.food-and-life.co.jp/

↑のとおり、前年比増収増益を達成しています。
事業ごとの売上内訳は以下となっています。
※カッコ()内の数値は、2022年度の比率となります。

  • 国内スシロー事業:68%(77.4%)

  • 海外スシロー事業:22%(13.6%)

  • その他:10%(9%)

2023年度は一部項目が計画未達となっていますが、これは2023年度に直面した「国内スシロー事業におけるPR活動の自粛(※1)」及び「海外スシロー事業におけるALPS処理水問題(※2)」等の影響があると推察しております。

※1
売上収益:国内スシロー事業では、10月1日より価格改定を実施したことに加え、11月末までTVCM等のPR活動を自粛等あり厳しい状況

株式会社FOOD & LIFE COMPANIES 2023年度第1四半期 決算説明資料

※2
最大の課題はALPS処理水問題。特に地方都市については下落率も高い。

株式会社FOOD & LIFE COMPANIES 2023年9月期決算 および
中期経営計画 説明資料

注目ポイント①
海外事業

こちらの銘柄において注目するポイントは、なんといっても海外事業を急速に成長させている点となります。
以下をご覧ください。

引用元:https://www.food-and-life.co.jp/

国内スシロー事業はマイナス成長であるのに対し、海外スシロー事業は前年比で売上70%以上、営業利益115%以上成長していることが分かります。

また、営業利益率は以下のとおりで、国内事業と比較して海外事業の収益性の高さが伺えます。
※カッコ()内の数値は、2022年度の比率となります。

国内スシロー事業:5.4%(6.2%)
海外スシロー事業:11.0%(8.7%)

2022年度の数値を比較しても、海外事業における収益性の高さは継続していることが分かります。


注目ポイント② 
今後の業績見通し

業績が上振れる(アナリストコンセンサス比で)ということは、基本的に株価の上昇に直結します。
ここでは、どれだけ業績が上振れる可能性があるかについて解説していきます。

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