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ラムを楽しむ
岡山でラムのおいしいバーを見つけました。
お肉のラム(lamb)ではなく、洋酒のラム(RUM)の話です。
そのお店には、およそ300種類のラムを品揃えているそうで、それだけでもびっくりしていたのに、世界に目を転じれば40,000種類以上のラム酒があるんだとか。それはもう果てしなく、とても楽しそうな世界です。
近年は日本でもラムづくりを手掛ける酒造メーカーも増えているそうで、マスターが知っているだけでも30件くらい、とおっしゃっていたかな。主にサトウキビが栽培・収穫される沖縄の醸造所が多いそうですが、千葉の南房総でも作っているところがあるそうです。
そんな知識レベルなので、ラムなんて当然ちゃんと味わったこともなく。お客の少ない時間だったので、マスターおすすめの一本をロックで飲んでみることにしました。これがまぁ、ひとくちめのインパクトの強さがすぎたころ、氷が溶けて加水した状態で味わうと甘みが引き立ってきてとてもおいしいのです。
ウィスキーも加水して飲むほうが味わいや香りをより深く楽しめますが、ラムも同じなんですね。個人的には、ウィスキーはハイボールにするよりソーダフロートにするのが好きなので、ラムでやってみても面白いのかも…なんて妄想しています。
色々話し込んでしまって、ラムを使ったオリジナルのカクテルもいただいたら、あっという間に夜も更けていました。だって、5人のバーテンダーが集まって立ち上げた「ラム協会の物語」とか、再来年に映画化を見込んでいる醸造所の小説の話とか、めちゃくちゃ気になるでしょう?
好きなバーが見つかるのって、嬉しくなりますね。岡山への出張の楽しみがひとつ増えました。