ODP こどもの森とイラストマルシェ
デザイナー・クリエイター独立・創業支援施設ODPによる、こどもたちのクリエイターお仕事体験とクリエイターの新規事業開拓のきっかけを目的として開催されているODPこどもの森とイラストマルシェに昨年に続き2度目の参加をさせていただきました。
コロナ禍を経てイベントの変化
昨年に続き同じ内容での出店です。昨年は、コロナの影響もまだまだあり、3月初旬の感染症シーズンでもありました。今年は、コロナの影響もほぼない状況下でどのように変化があるのかの検証も兼ね、同じ内容での出店としました。
結果はあまり差はなかったように思えます。
というのも昨年は、コロナ禍において逆にイベントも少なく、このイベントに集中して結構たくさんのお客様が訪れてくれました。今年は、多くのイベントが再開されたこともあり、春の訪れと共に毎週末どこかでイベントが開催されているような状況で、どうしてもお客様が分散されているような雰囲気もありました。
とはいえ、訪れてくれた子ども達は、去年と同じく、黙々と面白いものを作ってくれました。去年も来てくれたという子どももいて、とても嬉しかったです。
去年の様子はリンク先よりご確認ください。
「自然素材でなんかつくろう!」もっさんみいこ
去年とだいたい同じ材料(木の枝、木の実、飾りパーツ色々)での開催。常時6人ほどの子ども達でにぎわいました。
紐が結べない子ども達
自然素材での自由造形は、色んな自然物と触れ合える楽しさ、色んな材料を工夫して試行錯誤できる面白さが含まれる造形で、子ども達の技術や好みに合わせてカスタマイズできる自由度が売りです。
子どもの作る力に合わせて作っていってもらえればそれでいいのですが、総合的に見て、年々子ども達の作る力が低下していっているような気がして心配になります。
統計を取っているわけではないので、気のせいで合ってほしいですが。
今まで何度か行っている「自然素材でなんかつくろう!」のワークショップですが、特に良く使う「紐結び」の技術で言うと、今年は紐が結べない子どもの方が多かったように思う。リボン結びではなく、ただの固結び。
子ども達の能力の低下と言うよりかは、ただの経験不足。長い紐は危ないとずっと避けてきた結果なのだと思う。やったことのないまま、小学生高学年にもなると、できないことが恥ずかしくなり、避けるようになる。
他の技術も同じく。。。
これからの時代、ボタン一つでなんでもできるようになるのかもしれないけれど、本当にそれでよいのかと心配になります。
子ども達が何かをマスターする時は、必ず楽しい事とセット。かつて楽しい遊びと共にあった紐結び。そういう機会がなくなっているのは明らかで、少しでもその穴埋めができればと思いました。
そんな穴埋めができる自然工作はアイデア
もっさんみいこの「自然素材でなんかつくろう!」は、何か作るものが決まっているわけではなく、下記のようなアイデアを提案したうえで、子ども達に自由にやってもらうというワークショップです。なので、必ずしも下記のようなものができるわけではない。それが面白いワークショップです。
ODP こどもの森とイラストマルシェ
今年も、大がかりな会場装飾や前もっての広報など細部に至るまで遊び心とデザインセンスがあり、見せ方、イベント導線のデザイン、広告発信などとても勉強になりました。
ありがとうございました!
スタンプラリーも楽しそうで、子ども達が一生懸命集めている様子が面白かったです。景品も可愛くて、ついつい集めたくなっちゃう仕掛けが素敵でした。
出会ったアーティストさん達
去年出会ったアーティストさん達とお久しぶりのご挨拶も、新しい出会いもあるこのイベントは、子ども相手の仕事が多い私としてはアーティスト仲間が増える機会でもあります。今年は、めちゃめちゃツボったサンショウウオさんとの出会いがやっぱり思い出♥
高田麻耶さんに描いてもらったバック。もっさん(かえる)とみいこ(クロネコ)。オシャン!
写真集
資料用の写真です。ちゃんと選んでませんし、色調補正などしていませんが、ご参考まで。
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ストリートライブで「投げ銭」をいただくような感じです。 画材や工作材料・研究、イベント出店費などに充てさせていただきます。間違えても、お菓子なんか買いません(笑)!