マジカルミライでミライを見た話1
マジカルミライとは?
「初音ミク」を始めとしたクリプトン社のバーチャルシンガーの3DCGライブや企画展を中心としたイベントである。イベント名の由来は「本気(マジ)なコンサートと初音ミクの文化(カルチャー)のこれまでと未来(ミライ)」
その名の通り「初音ミク」を中心にあらゆる分野のクリエイターが集まり、交流できるとても大きなお祭りだ。楽しい。
今回は企画展を中心にマジカルミライ通称「マジミラ」の2023年大阪会場の感想を綴っていきたいと思う。
企画展
クリエイターズマーケット
ボカロP(ボーカロイドソフトを用いて楽曲制作をしている人)から直接CDやグッズを購入できる音楽即売会イベント。大好きなあの曲やこの曲を作ったP(ボカロPの略称)さんが同じ空間にいて、対面で交流できるボカロ好きには天国のような場所です。
参加されるPさんは、曜日で違っていたり東京と大阪で異なるので、個人的に公式HPの事前チェックを強くおすすめします。
今回、熱中症対策として開催数日前に会場の変更がありました。急な変更で運営の方は大変苦労されたと思います。本当にありがとうございました。会場はとても広く、空調もよく効いており過ごしやすかったです。あと、ライブの音漏れがなくなりセトリのネタバレを味わわずに済んだのも嬉しい。来年からもここだと嬉しいな……
実は当初、私はマジミラに参加する予定ではなかったんです。といっても、私のマジミラ参戦歴は2022からなのでど新参者なのだけれども……
諸事情で今年は行けないかもな、と思っていたのに行こうと思ったのは、大好きボカロPOmoiさん※の参加だった。
※Omoiはユニット名なので“さん”をつけるのは正しくはないと分かってはいるのですが、呼び捨てで話すには恐れ多く“さん”付けで呼ばせていただきます。
Omoiさんは2018年のマジミラテーマソング「グリーンライツ・セレナーデ」を作った方で、この曲が私とマジミラを出会わせてくれたのだ。
この曲と出会わなければ私は今日までマジミラを知ろうとせずに生きていただろう。名前だけなら耳にしてもそれ止まりだったはずだ。参加したのは2022年が初めてだったけれど、本当に楽しかった。ありがとう、Omoiさん。
そんなきっかけを与えてくれたOmoiさんにいつか会ってみたいとずっと思っていたので、参加を知ったとき行くしかない!! と勢いで企画展、ライブのチケットをとったのだ。
今回はマジミラの感想を主に話したいので、ボカロPさんに対する話は最小限にとどめたいと思います。別の記事に後日書くと思います。
ありえんほどCD買いました。多分9枚くらい。財布がとても寒いよう。でも、仕方がないです。辛い時、しんどい時、元気や勇気がほしい時、そんな心の支えの曲を作ってくださった方たちが自分の目の前にいるんですもの。財布の紐はあってないようなものです。
Pさんは温かく優しい方ばかりで、緊張で挙動不審な怪しい私にも親切に接してくださいました。コミュ障、なんとかして直さないと。しかもサインまで書いていただいた。あぁ、今日は私の命日か、むしろそうであってくれ。
他の方は、Pさんに対し応援の言葉や好きな曲の感想を話しているのが多い印象でしたが、私はほとんど話せずじまいだったのでいつか話せるようになりたい。夢のような空間だった。
企画展
HEROミク!!
等身ミクさん像のパワーすごー。俗に言う「強い女」が好きな私は今年のミクさんはだいぶ癖に刺さるんですよね。目力つよつよなの大好き。昨年も思ったのですが、キービジュアル再現度高すぎません? 目はもちろん、特徴的な髪形や、衣装の細部まで、今にも動き出しそう。あと、個人的におへそが好きです。この等身像はマジミラ来たぞ!って思える顔のような存在ですね。
それぞれのキャラに対する愛が溢れていてとても良かった。キャラ周りの遊び心いいな〜。ミクさんの背景はたくさんのネギ畑、ライブが楽しみだね。リンちゃんの後ろにロードローラーがあるのにクスッとなった。
主催ブースを見ると、マジミラはファンやクリエイターみんなの愛と熱の上で成り立っているのだなぁとしみじみ思う。これは、一見普通のように感じるが、実は全くそんなことはない。そもそも「初音ミク」の始まりは普通の音声合成ソフトだ。そこから曲が生まれ、イラストが生まれ、いろんなクリエイターの熱が輪となって広がり人々の心を動かした。次第にキャラクターとして確立されみんなに愛される存在になった。その人気は、ゲームやフィギュアが販売され、3DCGライブが行われるほどだ。「初音ミク」というのは誰かが作ったものではなく、みんなが築いた存在なのだと私は思う。彼女たちが主役のマジミラはそんな奇跡と軌跡を祝うお祭りだ。
企業ブース
いろんな商品に目移りしちゃうね!
企業ブースを歩いているといろんなブースがシールやカードを配っているのでそれを集めるのが楽しい。どの企業ブースも見応えがあってわくわくするよ。
フィギュアの展示をたくさん見ました。昨今価格のお手頃さも相まってアクリルスタンドがグッズ商品で大人気ですが、フィギュアはアクリルスタンドとは一線を画しているなと思いました。特に細部まで造形が込んでいるものは、職人技が光っており芸術作品と呼んでも過言ではないと思います。私はフィギュアの知識は皆無ですが、そんな素人目から見ても美しいフィギュアがたくさん展示されていました。
個人的に企業ブースで一番楽しみにしていたのが、アウリンさんのブースでした。昨年ここでデザインに一目惚れしてマルチバッグを買いました。
何に使おうか悩んだ末、サイズ的にカメラバッグとしてちょうどいいかもと思い使っていたのですが、今年、その商品がバージョンアップした。と聞き、実物が見たかったのです!
ありがとう……ありがとう……
主な変更点は、肩掛けベルトが付き、手持ち、肩掛け両方に対応できるようになったこと。下に底鋲が付き、他にも全体的に強度が増しています。
多分、元々はカメラバッグに使用する想定はあまりされていなかったと思うんです。だから、昨年買ったバージョンはAmazonで買ったベルトを無理くり付けて無理にカメラバッグとして使っていたのですが、重心のバランスが悪く少し不便でした。
今回、ベルトがついたのが本っっっ当に嬉しくて!!!しかも強度補強と底鋲まで……神だ。
このバッグは中に仕切りがあるのですが、仕切りの端がマジックテープになっており、中に入れるものによって仕切りの位置を調節出来るとても機能的な面もおすすめです。しかもなんたって見た目がシンプルなのに可愛い!!
早速このバッグと出掛けるのがとても楽しみです!
なんにでも使える万能ポーチ。特に旅行の時とか大活躍。外側はメッシュなので中身が分かるの為、チケットとかサッと取り出したい物を入れるのに向いています。中には仕切りとポッケがついています。仕切りはチャックがあり中に物が入れられます。薬とか入れるのにいいかもです。
見た目のサイズの割にはたくさん収納出来るので、嬉しい(本当にめっちゃ入る)
このポーチ、裏面に引っ掛けられる紐?があり、私は昨年買ったマルチバックにこれまた無理くり付けてすぐに取り出したいもの達を入れていました。正規の使い方ではないのかもしれませんが別のカバンに付けることも可能です。
ここまで書きましたが私はアウリンさんの案件の者ではありません。ただの買ってめっちゃ良かった報告している一般人です。
リュックがめちゃんこ可愛いし使い勝手良さそうなのだけど、CD沢山買っちゃったので……むむむ、私が石油王だったら良かったのに。
他にも楽器やボカロ製作に関するあれやこれやの商品を出しているブースなど、見て回るだけでもとても楽しいのが企業ブースの好きなところです。
企画展はこれだけ見応え盛り沢山なのに、チケット500円で入れてしまいます。しかも入場特典付き!!なんだって〜めっちゃお得じゃないですか!!ライブはちょっとハードル高いかも……という方は企画展で雰囲気味わってみるのもいいと思います。チケットは当日販売されてはいますが、販売時間や並ぶことを考えたら、事前に購入が一番おすすめです。炎天下に並んで目の前で当日券売り切れたりして悲しい思いをしてほしくないので……
以上で私のマジカルミライ2023企画展の感想を終わりたいと思います。最後まで見てくださった方本当にありがとうございます。浅学の身なので記載に誤り等がありましたらすみません。