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音楽とお笑いとラジオが好き

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最近の記事

「永遠の昨日」を忘れる日

死ぬことよりも、忘れることの恐ろしさ 「永遠の昨日」というドラマを見た。 きっかけは、Xだった。誰が言っていたのかも忘れた投稿を見た。 土曜の朝、寝ぼけ眼で見始めて、知らぬ間に2時間が経っていて予約していた美容院に遅れそうだった。 ドラマは全8話。もともとは小説として発刊されていたもののようだ。 人と人とが結ばれることと、離れなければならないことはどの“二人”にも訪れるドラマ。 出会いは、別れがあるから儚い。 別れても生きていさえすれば、またどこかで出会うことも、ある

    • まとめⅫ「どうしたって伝えられないから(前編)」

      いよいよ発売!3月3日、華やぐ桃の節句に合わせて発売、ストリーミング解禁となった自身14枚となるaikoのニューアルバム『どうしたって伝えられないから』。 興奮冷めやらぬ状態で、昨夜もApple Musicと格闘してしまい、加えてSpotifyでは「ライナーボイス」も公開とくりゃ再契約、と寝不足、頭ガンガンで今に至るわけだ。 「ばいばーーい」から「いつもいる」まで全体の印象としては、アルバムでしか言えない事をライブのセトリみたいに詰め込んだみたいな曲たちで、aikoの中で

      • まとめⅪ「伝えられない」

        「伝える」ということ人は、目と目を合わせ、話し、触れ合い、さらには文章、絵、歌、写真、と出来うる限りの方法を駆使して、意思を伝達しようとする。 しかし、それを明確に伝えるには、それだけのエネルギーや技術を要する。 執着と拒絶の狭間にaikoにとって14枚目となるアルバム『どうしたって伝えられないから』のプロモーションに合わせて、Quick Japanの最新号では、インタビューに加えて、aikoと縁のあるアーティストとの対談や、著名人からのコメントが寄せられていた。 後半は、

        • ハロプ論。「ハロプロ×クラシック」

          鍵盤ハーモニカ・ソナタこれは、ベルリン・フィル主席クラリネット奏者、ヴェンツェル・フックスによる、ブラームスのクラリネット・ソナタ第1番 ヘ短調 作品120-1。 この自粛期間で、ベルリン・フィルのデジタル・コンサートに無料登録していた中で出会ったヴェンツェル・フックス。アンドレアス・オッテンザマー目当てで観たライブ中継だったが、フックスの音を聞いた瞬間とりこになってしまい、Apple Musicで聴き漁り始めた。 心和らぐフックスの甘い音色で、自在にブラームスの哀愁漂うメ

          はじめまして、映画沼。

          これまであまり映画を見る習慣がなく、特に興味も示さなかった映画の世界。予期せず空いた自粛時間をどうにかできぬものかと思案した結果、片足を踏み入れてみた。 映画は世の中に溢れているので、知り尽くすことも、深掘りするのにも勇気がいるが、「にわか」なりに3~5月までで観た有名な作品たちの所感を端的に記録してみた。 3月ムーンライト 時間を忘れて見入った作品。抑え込んでいた感情がみるみるうちに蘇った。 グリーンブック 友情が偏見を飛び越えて、信頼へと昇華されていく痛快なストーリー

          はじめまして、映画沼。

          まとめⅩ「湿った夏が始まる」

          窓を開けて入ってきた風が、湿り気を帯びていた。 カレンダーで6月になることを知るより先に、梅雨の便りを肌で感じる。 Spotifyでシャッフルすると、「夜空綺麗」が流れてきた。読書のBGMにするつもりだったのに、しっとりと語りかけてくる声につい心が引っ張られる。 ふと思い立ち、この機会に「湿った夏の始まり」と自分とをゆっくりと重ねてみることにした。 2018年にリリースされた「湿った夏の始まり」は、未だに触れる度に新鮮さが残っている不思議なアルバムだ。 M1.格好いいな

          まとめⅩ「湿った夏が始まる」

          ハロプ論。「時代はJ=J」

          コロナ、コロナ・・・でなかなかライブ活動ができない今の音楽業界。数年前であれば、エンタメは冷え切ってもおかしくない状況だが、「YouTube」「Instagram」のライブ配信により、むしろアーティストを近くに感じる機会が増えている。 最近では、髭男の藤原聡が無料では贅沢な美声をインスタライブで披露していて、スマホ越しに鳥肌が立つという新しい感覚を覚えた。それとともに、比例して痛感したことといえば、やはり「ライブに行きたい」「生の音を浴びたい」ということだ。 レコードが売れ

          ハロプ論。「時代はJ=J」

          ハロプ論。「今のモー娘。?」

          これまでaikoの記事が主だったが、今、スマイレージの「ショートカット」がパソコンから流れているためか、「イェーーーーーーイ!」という気分なので、ハロプロについて書いてみようと思う。 モーニング娘。'20言わずと知れた老舗アイドル。私が存在を知ったのは、かれこれ20年以上前。 20年前、2、3歳ですでに「大嫌い大嫌い大嫌い大好きアァーン(吐息)」といった早熟した音楽ばかりを親にせがんでいた。 (母上、心中お察しします) 結成から23年目を迎えた現在は、15期の現役中高生を

          ハロプ論。「今のモー娘。?」

          まとめⅨ「お門違いのあんち」

          いま、ツイッターで、「aiko」と検索欄に入力すると「メンヘラ」と予測が出てくる。 発端は、スカパラ×aikoのMステ出演を終え、感極まったaikoの写真をツイッターで掲載したことによる、ニュース記事が出たことのようだ。 その記事を真面目に読むのも、メンタルヘルスに来そうだったので、斜め読みして感じたことは、執筆するのも大変そうな言葉の羅列。最近は、このような「炎上もの」についてただ述べるだけのネットニュースが多い。 確かに、該当ツイートを見たとき、「あ~やっちまったな

          まとめⅨ「お門違いのあんち」

          まとめⅧ「ポジティブ連鎖」

          先週3日のミュージックステーションSP。個人的に素晴らしすぎた。 もちろんお目当てはスカパラ×aikoの「Good Morning~ブルー・デイジー feat. aiko」。予想を超えて、まさかの大トリだったので、それまでのアーティストも存分に楽しめた。 スカパラの存在は認知していたものの、曲に触れることはこれまで多くなかった。しかし、今回のコラボを通して、スカパラのメンバーの温かさ、音楽に対する真摯な姿勢を知り、ここまで音楽で希望を送れる「ミュージシャン」という生業はす

          まとめⅧ「ポジティブ連鎖」

          まとめⅦ「存在」

          そろそろ文章を書きすぎて、飽きてきたので(正直か) とはいってもaikoについて書き始めると止まらなくので、 最後にaikoの音楽について書くことにする。 その3:「音楽」昔、拙い文章で記事にもしたが、aikoについて知ったのは、 2007年の「シアワセ」。 それまで、「ボーイフレンド」が保育園の運動会で流れていたな、くらいにしか、aikoについて認識してなかった。 「シアワセ」でaikoと出逢ってから、心酔(浸沼)していくわけだが、 13年の間、aikoの音楽と生きてき

          まとめⅦ「存在」

          まとめⅥ「妖精」

          aikoの魅力を語ろう企画、その2。 aikoの好きなところについて前回、「声」をピックアップしたが、 今回は・・・、 その2:「髪型」これは、音楽とは全く関係がない。 残念ながら女子ではないため、aikoがファッションリーダー!とか、aikoのコーデを真似しました!が出来ないが、aikoは髪の毛まで「可愛い」。 まず、初めて目にした「シアワセ」のジャケ写。 ロングウェーブ。キューティクルまで可愛いし、モーブブラウンもいかしてる。 これにとどまらず、aikoの髪型は実に

          まとめⅥ「妖精」

          まとめⅤ「金太郎飴」

          ついにaikoがサブスクに来た…! 全曲iTunesには入っているが、改めてApple Musicで聴くaikoは、すごく新鮮。TSUTAYAで初めて手に取ったようなあの時の感触がよみがえる。 前までは、ずっと時系列でaikoについて綴っていたが、今やりたいことをやる、という意味で方向転換。タイトルも「Disc」だけ残した。 それはどうでもよくて、Twitterでも最近は、aikoがトレンドに入るのがすごく嬉しい。サブスク解禁、から、井口カブトムシ、あとは見事にしょうもな

          まとめⅤ「金太郎飴」

          まとめⅣ「大人」

          中1:初CDは「秘密」シアワセとの出逢いから約1年後。ようやく手に入れた初CD。 ちょっとだけ恥ずかしがりながら、母と一緒にレジに持っていった。 付属の裏LLR応募用紙は今も大切にケースに入っている。今更ながら応募しておけば、と思う事も少なくない。 ブックレットのaikoはどれも可愛いが過ぎる。 You & me bothの高揚感。 前曲の余韻が残る中、二人の思い出が音とともに疾走する。 走り疲れた後は、ゆっくりマイペースに学校へ向かう。 夕暮れの中、1日を惜しむかのような

          まとめⅣ「大人」

          まとめⅢ「検索」

          aikoの沼は深かった。aikoがどんなアーティストかを知るきっかけとなったのが、小学校のパソコン室。 「星のない世界」から年は明けて、2008年。 インターネットの検索の仕方を学ぶために、授業内で何でも気になるものを検索しようと言われたので、早速「aiko」と検索。 なんとaikoがまた新曲をリリースするというではないか。何やら2月にリリースするらしい。それは興味深い。 それからというもの、授業の度に検索。ジャケットが決まった。合わせ鏡のaikoのジャケットが「ショカイゲ

          まとめⅢ「検索」

          まとめⅡ「夏といえば・・・」

          いつまで続くかわからないこのシリーズ。やりたいと思っている間は続くと思います。 今回のヘッダーもあるシングルのジャケットです。そう、「星のない世界/横顔」。aikoにとって初の両A面シングル。前回の投稿の「シアワセ」から程なくしてaikoはシングルを出してくれました。 「再びaikoに会えた!!」 喜びは爆発。前回の後悔をひっくり返すべく、TSUTAYAで初レンタル。両親に超小型音楽プレーヤーを買ってもらった13歳の少年は家にあったWindows meを駆使して、CDをイ

          まとめⅡ「夏といえば・・・」