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【詩.6】自由なる独占

この空を見よ
刻一刻と移ろいゆく色彩を見よ

景色という"概念"ならば
誰のものでもないのだ

反対に
それを望むのなら

己が目にしかと焼きつければ

その景色の一瞬は
生涯ただひとつの
私だけの景色となりえるのだ

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