なんでZETAのベスト8が僕にとってこんなに嬉しいのかについて #1
今日の結果
今朝、出社前に早起きして試合観戦
寝起きのスプリット、目を背けたい気持ちからか自然と瞼が重く感じた
アイスボックスから段々目が覚めてきてフラクチャーからはラウンドとる度軽叫んでました、隣の人ごめん
最後のラウンドを勝ち取った瞬間、椅子から立ち上がってガッツポーズ
自分が椅子から立ち上がってガッツポーズする人間って初めて知った
でも今日本中に同じことしとる人いるんだろうなと思ったら、少し恥ずかしくて少し胸が熱くなった
そのあとちょっとだけ泣いて、仕事に行きながらなんでこんなにうれしいのかについて考えた
最弱リージョンという意見について
VCT Mastersの直前や、DRXに負けた直後など海外から「最弱リージョン」と言われているみたいな話で少し国内は沸いていた
今日のNiP戦後にTwitterで「謝ってほしい」とか「そんなことないぞ」みたいな発言にいっぱい"いいね"がついていた
僕は正直違和感があった
結果が全てじゃないけどあまりにも日本はこれまで結果を残せなかった
実際僕もリージョンとしては最弱だと思っていた
これは事実だと思っていて、実際にこれまでの大会で活躍がなかったのは
日本リージョンだけ
日本だけで一枠もらえているのはあくまでVALORANT人口が厚いからだと思っていた
今回DRXに負けた時は、いよいよ韓国とリージョンが同じになって2枠とかになるんじゃないかと心配もした
でもそれでも2位ならまだ可能性あるよなとか勝手に失望と希望を繰り返していた
(今日の結果でその杞憂もなくなった、むしろ2枠くれ)
さらには決勝トーナメント上がるまであと数年かかるかもな、もしその時今よりもシーンが盛り下がっていようとも僕は応援し続けるなどとと非常に勝手な決意を固めていたりもした
これはあくまで日本チームを卑下したりしているわけではなくて、事実を受け入れてそのうえで応援しているつもりだった
リージョンとして最弱だったのは事実、でもいつまでも負け続けるわけじゃない、いつかきっとやってくれる、というのが僕の思い
そのいつかきっとが2022/4/13-14だった
歴史の重み
まだ無料FPSで世界大会が頻繁に行われるような時代ではなかった頃から、日本のタクティカルなFPSが海の外では活躍できないことは痛いほど感じてきた
当時良く行われていたのがオンラインゲーム大国であり隣国でもある韓国との対抗戦
ごく稀に勝つことがあれば界隈では大きなニュースとなるが、今思うと韓国側はエキシビションマッチ程度にしか思っていなかったのではないか
と思うくらいどのタクティカルFPSでも韓国は日本に勝った
世界大会の頻度が上がってきてからは、その韓国ですらタイトルによっては活躍できないという場面も多く目にした
さらに日本と世界の壁を感じた
VALORANTも例外ではなかった
はじめて(?)の日本のチームの国際戦としてA.W.の日韓戦があった
確か1,2位が韓国で3位がZETA(当時はjup)4位が韓国だったと思う
そんな韓国チームも、初のMastersで3位こそとったが、Tier1はいつもEUとNAだった
でもそれもほぼいつも通りの流れ
2021年日本人のVALO人口が増え、シーンが盛り上がったがVALORANT世界情勢は大きく変わらなかった
強いて言えばSAやAPACも強いことが分かった
というか色んなタクティカルFPSが出て、いろんな歴史があったけど10数年世界情勢の中の日本の位置はずっと大きく変わらなかった
そんな歴史を感じてきたからこそ、日本チームが何度惨敗しようとも絶望せず次回も応援しようと覚悟できた
そんな歴史を感じてきたからこそ、ZETAの勝利に震えと涙がとまらなかった
10年以上膨らみ続けた日本FPSへの期待と、歴史にわからされてきた今までの現実
もし今回あっさり2連敗しても変わらず応援し続けるとか思ってたけど、やっぱり日本が勝つとこが一番うれしい
まだいろいろ思うことあるし、文章もぐちゃぐちゃだけど今日も2時から応援するので仮眠します、おやすみ