2日目。朝ごはんは雙連駅の横丁で滷肉飯。(20回目の台湾旅2024/09)
すっかり更新に間が空いてしまいましたが、しれっと続けます。
2日目。前日はちょっと夜更かししたけれど、早めに起きて出かけます。
MRT雙連駅まで歩き、朝市を友人に案内してから朝食です。
雙連駅の横丁に、香滿園(xiāng mǎn yuán)という小さな屋台があって、ここで滷肉飯(lǔ ròu fàn・同じ音で魯肉飯とも表記)をいただきます。
この店、1958年創業ということで66年続くかなりの老舗。
カウンターとテーブル合わせてたぶん20席くらいですが、ひっきりなしにお客さんが出たり入ったり。
さっと食べて職場や学校に向かう人のための店といった感じで、土日休みで朝早く店を開けて昼過ぎには閉まってしまいます。
わたしたちが今回頼んだのはシンプルに滷肉飯とスープ。
スープは魚丸湯(yú wán tāng 魚団子スープ)と貢丸湯(gòng wán tāng 豚肉団子スープ)などがあって、わたしは魚丸湯にしました。
小さい角切りの皮付き豚バラ肉をとろっとろに煮込んでご飯にぶっかけた滷肉飯は、キラッキラの見た目からして食欲が湧いてきます。
見た目ほどには脂っこくもなく、味付けも案外あっさりで、ちょうどスープやおかずと一緒に食べて完結するようなバランスになっています。
こういう飽きのこない味わいこそ、老舗ならではなのでしょう。
おそらく豚の背骨あたりを静かに煮立てた、透き通ってあっさりした出汁の魚丸湯。
魚団子は、かまぼこのようなむっちりQQな歯応えがたまらなくて、幸福感がいや増しです。
ほんとは目の前に並ぶ見るからに美味しそうな惣菜類も頼みたかったのですが、これからお出かけなので控えめに。
またいずれ来ます。