つわの生き方留学が生まれるまで③
去年の2月ごろからぼんやりと構想を練り始め、4月にプレゼンをして、8月から本格的に準備を始めた「つわの生き方留学」が先日無事終了しました。実施レポを書きたいなと思って書き始めたのですが、そもそもどんな企画で、どんな経緯で生まれたものなのか、からお話したくなってしまったので、約1年間かけて準備してきたこの企画の、これまでを振り返ってみようと思います。よければお付き合いください。
作っていく中で感じていたこと
そんなこんなで、できることのアイデアがたくさんたくさん集まってきたところで、様々な調整をしていきました。
企画を生み出すことは、決断と実行の連続で、「企画名は?」「いつやるのか」「誰に届けたいのか」「価格設定は?」「宿泊場所は?」などなど、決めていかなければいけないことが山積みでした。
なにもかもが初めての私たちは、2人でお泊まり会を何度もし、ああでもないこうでもないと議論しながら、少しずつ決めて進んでいきました。先日の大阪での報告会で想いに共感して、運営側にジョインしてくれたさきさんとも議論を重ねながら、私たちの想いやビジョンを共有していきました。
見よう見まねで予算書を組んでみて価格設定を決めたり、HPやチラシを作ってみたり、企画書を作って現地の方に企画内容を説明して協力していただけるようお願いしてみたり…。実践しながらいろんなことを学んでいきました。
↓ハルの力作HP!
全てを1から作っていくことは、とても大変なことではありましたが、1つ1つに想いを込めて、意図をもって作り込んでいけるということでもあり、私にとってそれがなによりもおもしろいことでした。
企画名1つとっても、ロゴ1つとっても、滞在中の自由時間1つとっても、その全てに私たちの想いを込めて生み出してきました。
全てに想いを込めて、全ての場に意図をもって作り上げることに関して、一切妥協をしなかったと胸を張って言えるのは、私にとって大きな自信になったなと思います。
これまで、「作っているときは大変だったけど、やってよかった」と思える経験はたくさんしてきましたが、「作っているときからずっと楽しかったし、やってよかった」と心から思えたのは、今回が初めてのような気がしています。それだけ作っている過程からおもしろかったし、わくわくが止まらなかったし、やりがいがありました。それが社会にとって、誰かにとって、価値のあるものになっているかどうかはまた別問題かもしれませんが、少なくとも自分自身にとって、そのような経験ができたことはとても貴重な時間だったなと思います。
現地にそんなに頻繁に行けるわけではないので、津和野に住んでいる方々にもたくさん協力していただき、情報をいただいたり、現地での調整をしていただいたりしました。たくさんのあたたかい応援と、サポートのおかげで作り上げることのできた企画。私たちだけでは絶対にやりきることができなかったなと、強く感じます。関わってくださった多くの方々に、感謝の気持ちでいっぱいです。
↓魅力化コーディネーターの住田桃子さんにデザインしてもらったロゴ。
満員御礼。ついに津和野へ
夏から本格的に作り込み始めた企画を、12月ごろにリリースしました。とてもありがたいことに、リリース後すぐに申し込みを多数いただいて、満員になりました。集客うまくいかなかったらどうしよう…という不安ももちろんあったので、満員になったときは本当に嬉しかった^^!
津和野にいくまでに、参加申し込みをしてくれた大学生と個別面談・全体説明会をオンラインで実施しました。どんな想いで申し込んでくれたのか、津和野でどんなことを得られたらその子にとって良さそうか、どんな人と出会って欲しいか、などを想像しながら、個別にお話ししました。
全体説明会では、3泊4日を共に過ごすメンバーとの顔合わせや、行程表の確認を一緒にして、少しでも不安がわくわくに変えられるように、お話ししました。
つわの生き方留学のために、時間とお金を使って参加してくれるみんなが「参加してよかった」と思ってもらえるように、丁寧に関わっていきたいなと思いながら、これらのことを実施していました。
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さあ次のnoteではやっと、「つわの生き方留学中なにをしていたのか」について書きたいなあと思います^^
やっと!前置き長くてすみません〜!笑