高校生のプレゼンを聞いて考えたこと
この週末は、土曜日に益田高校3年生の課題研究&探究発表会を、日曜日には津和野高校グローカルラボ3年生の活動報告会を、聞きに行ってきました。
こんなタイミングよく、2つの高校の生徒たちの発表会があるなんておもしろい。
益田高校では、グループごとに探究した課題とその解決策の提案を発表。
いま、コーディネーターとして2年生の課題探究の授業づくりに関わらせてもらっているので、1年後に、生徒たちがどんな表情で、どんな発表をして、どんな場を作っていれたらいいかなあと妄想しながら聞いていました。
津和野高校の発表は、昨年からちょこちょこツコウに行ったりして繋がっていた子たちが発表してて、じーんとくる場面もありました。
ひとりひとりが3年間を通してやってきたこと、それを経て感じていることを、自分なりの言葉で話していたのがすごかった。
課題探究にしても、グローカルラボの活動にしても、やらなきゃいけないことや、そのやり方は決まっていなくて、自分たちで模索しながら進めていかないといけない。
そういうものから、人は何を学びとっていくんだろう?というのを、この2日間ずっと考えている。
ひとやことを通して、自分自身と出会いなおす
グローカルラボの子たちが、全体を通して伝えていたことって、「津和野のいろんな人と関わることを通して、少しずつ変わっていった自分自身のエピソード」なのかなあと思っていて。
学校を飛び出して、地域で働くいろんな年代の大人と出会って。そこで聞いた話から自分自身が挑戦してみたいことを見つけたり、自分にとってはできて当たり前だと思っていたことが、実はすごいことなんだと気付けたりする。
そういう、ひとやこととの出会いを通して、自分自身と出会い直していくというプロセスを繰り返してきたんだなあと。
うーん、うまくまとまらなくなってきたけれど、多分私は、
地域のこと、とか、何かの知識だけじゃなくて、
いろんなひとの価値観や、
自分自身のことも知れるような、
そんな学びをデザインしていきたいんだと思う。