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離島暮らし:障子をはる
離島で暮らし始めたものだ。
そろそろ1ヶ月たつよ。
今回は障子をはった話をしよう。
あんまり離島と関係ないよ。
リフォームとか古民家とかそういうものと関係あるかもね。
海の近くだし離島だし日本海側だし、冬はものすごく寒いと聞く。
障子は紙1枚だと非常に寒そうだ。断熱性とか皆無。
湿気には強いわけだけど。
そこで障子の太鼓張り。太鼓張り障子。
太鼓って中が空洞になってるよね。
障子に通常の紙をはったあと、もう片方の面にも紙をはる。
太鼓のように中に空洞をつくる。
これで断熱性が高まる。
二重窓みたいなもんだ。
しかし太鼓とは違って、表と裏とで凹凸が微妙にあって、張りにくいほうをがんばってはらないといけない。
張りにくい方は紙を折り曲げる部分が出てくる。
プラスチック障子は使えないのだ。
紙の障子のほうが安い。
のりは小麦粉10グラム程度を水80~100ccでといてかき混ぜながら軽く沸騰させるまであたためればOK。
あとは絵筆でぬっていく。
障子の真ん中は簡単にはれる。
はしっこのところで折り曲げる必要がでてくる。
紙だから折り曲げられる。
ノリがついて湿っていると、カッターで切りにくい。
かといって先にカッターできるとあとからくっつけるのに短くなったりする。
何枚かはっていくうちにハサミできったりした。
仕上がりはかなりキレイじゃない。
だいぶしわがあったりよれたりしている。
難しい。
小麦粉のりは害はないし畳におちてもとくにこれといって汚れるわけじゃないし、そのあたりは取り扱いは楽なんだけどね。
もう一方の面はプラスチック障子をはる。
プラスチック障子は、
プラスチックー紙ープラスチック
という感じになっている。
ので湿気をすわない。
汚れたらふける。
紙の障子とちがって、シワはとれない。
けど断熱性はちょっと高いし、破れにくい。
おるのもしにくい。
ノリではつかないので両面テープを使う。
アサヒペン専用の両面テープがある。
両面テープはわりと楽。
んで濡れたりしないのでカッターで切りやすい。
一度貼ったらそれっきりなので一発勝負。
シワがよってしまうなぁ。
さっきの紙の障子をはったほうと違って真っ平ら。
本来はこちらに紙の障子をはっておしまいってわけだけど。
紙とプラスチック障子で太鼓張り障子となり、断熱性が高くなったはず。
結露とかしないといいけど。
そこは冬になってみないとわからない。
今回かった障子はAmazon。
プラスチック障子と両面テープ。
障子の枚数がけっこうあるので大量に買った。
紙の障子は一度に8枚分とか買えるよ。
ノリは買う必要ないからね。
小麦粉で十分。
小麦粉大さじ1と水200ccっていうのをよくみたけどそんなにいらん。
水100ccくらいで十分ぬれるのでそうなると小麦粉は小さじ1体でいいのよ。
ハケも絵筆があればよい。
なれると1枚はるのに15分くらいかなぁ。
30分あれば十分いける。
はったあとのはみでた紙をきるのに時間がかかる。
障子の木枠を大事にしたい人は障子専用のカッターがあったほうがいいかもしれない。
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