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「ルックバック」をみた日の日記

離島でワーパパをしているものだ。
今回は「ルックバック」という短編動画を見た日のことを日記に書こう。

そもそも藤本タツキ作品はチェンソーマンの漫画からだったと思う。
すげーおもしろかったし、おもしろい。

系譜としてはデビルマンの系譜ではある。
人間と 人間に敵対するものとがあって、その中間が主人公っていう系譜。
昔からあって、だいぶ使い古された系統ではあるが、王道の話なので、いまだに廃れずに何度も何度も描かれる系譜。
その系譜の中では寄生獣という作品が最も好きである。
最近の作品にもいくつかがあるが、さほどまぁまぁぼちぼち。
ちょっと前では東京喰種もそうだし、最近では進撃の巨人もそうらしいし(くわしくしらない、ちがってたごめん)、怪獣8号なんかはもろにその系譜。

チェンソーマンで話が終わりそうなのだが、そんな系譜のなかでアンチ正義の味方っていうところがすばらしい。
その流れでもっと初期の藤本タツキ作品であるファイアパンチを読んでみたりした。

狙っているのかどうかしらないけれど名前がわりとダサい。
チェンソーマンて。ファイアパンチて。
ルックバックもネーミング的にはダサ目だと思う。

とはいえ、チェンソーマン第1部が終わって、しばらくしたときに発表されたルックバック。
一気に読んでものすごくおもしろかった。
すげーひきこむ。
これ映画化かアニメ化するんじゃないか、って思ってた。
そしたら映画化したわ。
そのうちドラマ化というか実写化もしそうだけどな。

しかし、ここは離島。映画館などない。
ので、NetflixかAmazonPrimeVideoかを待つしかない。
ディズニープラスは入ってないのでやめてほしい。

そしてAmazonPrimeVideoでついに登場。
いつ見ようかというところで、日直の番がきた。
そう、私は日直という仕事が月に1回のペースである。
昼間、何かあった時に番をする仕事だ。
何もなければ何をしていてもいいというもの。
待機するのが仕事。

というわけで「ルックバック」を観る。
年を重ねたせいか涙もろくなった私は、ひたすらにうちこむシーンでもううるっとしてしまったりする。
ほんと忠実に再現している。
魅せる。
すごい。
クライマックス。

てときに日直部屋のドアが開いて、事務長さん(アラフィフの男性)が入ってきた。
クライマックスとか言ってる場合じゃない。
すぐ停止して、何食わぬ顔でどうされたんですかー、と聞く。
いやー、コタツの電源が入らないらしくて修理しにきたんだよー、とのこと。

いやまぁ日直という何かあるかもしれないところで見てるから仕方ないことなんだけど、なんていうかいいシーンがぶち壊し(誰も悪くはない。悪いとしたら自分)。

事務長さんはこたつの電源をなおしていった。
さすが。
買いなおすとお金かかるだろうに。
なおせばお金がかからない。
節約。

事務長さんが去った後にあらためてルックバック。
ルックバックはほんと良い作品である。
藤本タツキ作品はとてもよい。
しかし、チェンソーマンの第2部はいまいち。
惰性で書いてるのかなぁ。
微妙。

チェンソーマンの第1部の続きのアニメが観たいところ。
いつになるのかまったくわからないが。

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モーリー
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