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「私はこの子が嫌いなの!」と自覚できたら楽になる

だいたいの人間関係の悩みって、自分を偽るから起きるんですよね。

子育ても全く同じだと思う。

「私、自分の願い通りに育ってくれないこの子が嫌いなんだ」

とちゃんと自覚するところが、スタートなんだと思う。

「そんなこと思っちゃいけない、そんなひどいこと、私は思ってない」

と自分をごまかし続けるから、いつまでも、子どもに腹が立つし、好きになれない。

そして、なんとか好きになれるように、子どもの方を変えようとして、

いびつなヒトを育ててしまう。

「この子が私の理想の子どもになってくれたら、愛せるのに」とね。

それ嘘だから。

理想の子どもになったらなったで、また別の何かを見つけてきては、

不安になって、自分の不安を解消するために子どもを変えたくなるのよね。

「自分を好きじゃないのに、自分の分身である我が子を好きになれるわけがない」

と知って欲しい。

まあるいおめめで子どもを優しく見守ろうったって、

まあるいおめめで自分を見てなかったら、そんなのできるわけがない。

育つ過程で、自分を受け入れてもらえた経験を持つ人ほど、

自分と全然違う我が子を受け入れるのも早いように見える。

そんなこと言われると、また

「受け入れられない自分がダメなんだ」

と反射的に思っちゃうかもしれないけど

受け入れてもらなかった経験を持つことは、その人のせいではない。

誰も、そんなことで、その人を責めたりしない。

自分ではなんともできなかったことなんだもん。

仕方なかったことを責めてないで

今から自分を受け入れていけばいいだけなのよね。

仲良くしようぜ、まずは、自分と。

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はんだあゆみ
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