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お母さんに「なる」

「その子にわかるように説明して」

「その子のペースを尊重し」

「認める」

この三つが難なくできれば、子育てなんて楽勝なんだろうけれど、

我が子相手にこれが、さらりと出来る人はなかなかいない。

よほど、気持ちを尊重され大切に育てられてきたか、

そのようにできる訓練を積んできたか、

負の連鎖を断ち切るため、自分と向き合う努力を続けてきたか。

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フツーの母ちゃんが、フツーに苦労しながら、

怒ったり、貶したり、時には、手をあげたり、

戦後の子育ては、そんなの当たり前だった。

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自分がそんな風に育てられてきてるのに、

我が子には、

愛情深い良いお母さんになんて、すぐにはなれないよね。

だから、

最初はできなくてもいい。

できなくて、全然構わない。

むしろ、できないのが当たり前。

ただ。

理不尽な怒りをぶつけてしまったら、謝ろう。

謝って、「あなたが悪いわけじゃないこと」を伝えよう。

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そしてその上で、自分を振り返る。

わかるように説明できていたかな?

気持ちやペースを尊重できていたかな?

その子の喜びに、一緒に寄り添って、認めていたかな?

そして、どれか一つでいいから、変えてみよう。

簡単なのは、認めてあげること。

最初は嘘くさくてもいいの。

母ちゃんに認められて嬉しくない子はいないから、

なんでもいいから、

他の子と違うユニークなところを見つけて、それを褒め言葉に変換する。

君のこういうところが素敵だね、って。

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そして、それを見つけて褒めることができた自分のことも、

たくさん褒めてあげよう!

この子の良さを見つけてわかって認めてあげられた私、すごい!って。

世界一の母ちゃんだ!と自分に声をかけてあげよう。

毎日やってるうちに、それが本物になっていくから。^_^

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はんだあゆみ
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