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中国雲南省のおもひで その6〜あいつら多分焼肉みたいなテンションで火鍋食ってる

こちらは2019年8月〜12月にかけて滞在していた中国雲南省でのおもひでを振り返る記事です。第1回はこちらからどうぞ。

いままでの記事はこちらのマガジンから読めます。

では続きいきましょう。


中国語の勉強になるだろうかとぼんやり中国のドラマなぞを見たりしていると、中国人、ほんとよく火鍋食ってんなと思います。まあわかる。おいしいからね。

中国の昼ドラ?見てたら、マダム2人が火鍋を囲みながら悩み事を話し合っているシーンがありました。へ〜そういうシーンで火鍋食うんだ!と、なんだか印象的だったのを覚えています。

多分、中国人のみなさん、日本人にとっての焼肉みたいなテンションで火鍋食ってるんじゃないかと思うんですよね。ハレの日かどうかにかかわらず、ちょっと今日はガッツリ食ったるわ!みたいなときの、火鍋。そんな感じな気がします。


わたしが中国に着いてから間もなく、夫の仕事仲間の方々がちょっとした歓迎会を開いてくださいました。そのときに頂いた火鍋、とってもおいしかったです。

火鍋といえば陰陽紋様(☯️←これ)をかたどった鍋をイメージされる方も多いと思いますが、これはまた違った形状でしたね。外側が辛いスープ、内側が辛くないスープです。

スープの辛さは、まあ辛いは辛いけれどもおいしくいただける程度のものでした。でも火鍋の本場の四川省だともっと辛いスープが普通らしいですね?いつかいっぺん体感してみたいものです。

ぷかぷか浮いてる赤いものは、クコの実ですね。身体を温める作用があるといわれています。ほかにも身体によい漢方を火鍋に入れて食べたりもするようですよ。

「せっかくだから、日本じゃあまり食べないような具材を頼もう!」という話になり、鍋の具材はこんな感じに。

手前のビジュアルがすごいっすね。豚の脳です。食感も味も白子っぽい感じでした。

お酒もいただきましたのよ。

雪花ビール。中国のビールの中ではわりと若者向けのブランドだそうです。度数低めでスイスイ飲めちゃう系ビールでした。

こちらは中国を代表するお酒、白酒(バイジウ)。穀物を原料とした蒸留酒で、まあ、焼酎みたいなもんですね。調子に乗って飲み過ぎると破滅的に酔っ払ってしまう怖い酒です。


ほかにも火鍋を食べる機会はありました。これは大きめのショッピングモールの中にある火鍋屋さんに行ったときの火鍋だと思います、多分。

鍋の形はさっきのお店のものと似ていますが、スープの色や具材はずいぶん違いますよね。お店によっていろいろ個性が出るポイントなんだと思います。


中国の有名火鍋チェーン店「海底捞(ハイディラオ)」に行ったこともありました。海底捞は日本にも店舗展開してるようですねえ。

海底捞、火鍋ももちろんおいしいんですけど、ここはテーマパークかなんかなのかと思わせるほどの丁寧な接客やサービスもすごいです。混んでるときは、待ち時間の間に店員さんがネイルしてくれたりするんですよ……一体何屋さんなんだ。

あとは、まるでカンフーのような動きで店員さんが麺を伸ばしてくれる、謎にかっこよいパフォーマンスも面白いです。これらのサービスは日本の海底捞でもそのまま行われているらしいので、気になった方はぜひ体感してみてくださいな。めっちゃ楽しくて笑顔になれます。

海底捞のいいところ、ほかにもあります。スープの選択肢が多いんですよ。

定番の麻辣スープと白湯スープに加え、キノコとかタイ風ココナッツとかトマトとかいろいろ選択肢があるのです。だから辛いのダメな人でも全然問題なし。たーのしー!

確かこのときは、麻辣・白湯・トマト・キノコの4種にしたんだったと思います。次はほかの味にもチャレンジしてみたいところ。

具材もいろいろ。

海底捞の限定ビール!これめっちゃおいしかったです。普通に売ってほしい。


火鍋の話書いてたら、すっごく火鍋が食べたくなってきました。しかし日本の片田舎ではガチ火鍋を食べる機会はなかなかないんでございます。うう。火鍋食べたい。。

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