すっかり
気づいたら、夏の気配が遠ざかった。
気持ちも秋に傾いた。
さてと、わたしは好きな人とお別れしたのだ。
[夏の終わりほど悲しいものはない]という
私と同じ感性を持っていて、好きだったのだけど
素敵な心の持ち主が故
自分時間が流れている人だった。
もう少し思いやりを持って欲しかった。
好きなら好きと言って欲しい。
自分にもっと自信を持って決断力を持って欲しかった。
でも、何を隠そう、
彼のことが大好きだった。
好きなのに別れるのは辛かった。
本当に時は偉大な医者であった。
忘れるに、すぐには上書き保存できる
好意を持てる男性なんて現れないから
時が彼を忘れさせてくれた。
でも、
きっとこの先も完全に忘れ去ること日できない。
素敵な日々だったと思い出す。
私を好きにさせてくれてありがとう。
自分の欠点も見つけられた。
弱点も見つけられた。
強がるのはやめようとおもう。
さあ、進もう。