【PSA鑑定 本社出し(直出し)】アメリカ本社へ直接提出する方法
こんにちはモルです。＼(^^)／
自分のコレクションを少しずつPSA鑑定に提出しています。
この記事を読んでPSAアメリカ本社出しができたなら、1枚$19のVALUE BULKサービスを利用してみましょう！
利用にはPSA Collectors Clubに登録する必要あり↓
※編集中
はじめに
本記事を見られている方は、こんなことを考えているのではないでしょうか？
PSA日本支社出しは納期が…(2022年5月時点 8か月)
グレサ利用はコストが…
本社へ直接出す経験をしてみたい
自分のタイミングで提出したい
「みんな日本支社やグレサやミント？私、英語得意だし国際郵便とか全くノープロブレム」と、PSAマウントを取りたい()
PSA鑑定はアメリカのサービスだからアメリカに直接出すでしょ普通？と、やっぱりPSAマウントを取りたい()
こういった方に向けて、中学英語レベルの私でもPSAアメリカ本社に直接提出し、無事返却までたどり着いた方法を公開します！
英語が読めなくても、この記事の内容がわかれば提出できます！(たぶん)
あくまで体験談ですので実際に提出される場合は翻訳アプリ等をフル活用して、申込書やサイトQ&Aなど詳しく読むことをオススメします。
まずは、なぜPSA本社出しをする必要があるのか？
PSA鑑定の提出種別のおさらいをしましょう。
PSA鑑定を受けられる4つの提出種別
PSA鑑定を受けられる方法は私の知る限りで以下の4つ
・PSAアメリカ本社へ自分で直接提出(以下、本社出し)
・PSA日本支社(以下、日本出し)へ依頼
・GRADING SERVICES JAPAN(以下、グレサ)へ依頼
・MINT(以下、ミント)へ依頼
どのサービスも特徴がありますが、PSA鑑定に出す上で考慮すべきであろうコスト、納期、リスクの面で個人的な感覚を超簡単に表すと
・コスト(高い＞安い)
グレサ＞本社出し＞ミント＞日本出し
※為替や提出枚数等の要因で変わります
・納期(遅い＞早い)
ミント≧ 日本出し＞グレサ＞本社出し
※同じサービスで比較した場合
・リスク(高い＞低い)
本社出し＞グレサ、ミント、日本出し
※何をもって「リスク」と捉えるか難しいところですが、本社出しはトラブル対応含め全て自分で、という点においてリスクとしています。
第三者に鑑定の提出依頼をすると、トラブル対応などをしてもらえる可能性はありますが、大切なカードに介入する人が増えれば損傷や紛失などのリスクが増すことも十分に考えられます。
以上の3つの点を考慮して、PSA鑑定に提出する方法を選択していただければよいと思います。
この記事では、その「選択肢を増やす」ことへの一助となれば幸いです。
本社出しの提出方法
では本題の本社出しの方法についてです。
提出へのステップはざっくり以下のとおり
アカウント作成
申込書作成
梱包
発送
それぞれについて説明していきます。
1.アカウント作成
日本出しをされたことがある方は、すでにアカウント登録をされていますので、ログインするだけです。
登録がまだの方はこちらから↓↓
登録される方はこのような画面が出てきますので、画像の例文のように入力します。
メールアドレス等、必要な情報を入力してアカウントを作成します。PSA日本支社で提出をしたことがある方は、修正が必要な部分がありますので後述します。
2.申込書作成
ここからがみなさん躊躇うところではないでしょうか。
アカウント作成の時点でつまずいた方や英語を読むのがもう嫌、という方も手順に従えば何が書いてあるかわからなくても問題ありません。(たぶん)
ここからの操作は全てスマホで行っていますが、もちろんPCでも問題なく申込書を作成できます。むしろPCのほうが見やすいです。
PSAのサイトへ行きSUBMITかStart nowをタップ
https://www.psacard.com/
次に、Startをタップ
ここからが申し込みのステップです。
6つのステップをクリアすると申し込み完了です。
ステップ①
通常のトレカであればRegularを選択します。ジャンボカード等はサイズに合ったものを選択してください。
ステップ②
Submission TypeはGradingを選択します。すると右側にAutograph Authentication Typeと出てきますので
No Autograph Authenticationを選択しNextをタップ。
ステップ③
今回はRegularサービスを利用します。
ステップ④
今回出したラインナップはこんな感じ。
Descriptionの部分に提出するカードのタイトルを入力します。少し文字を入力すると候補がたくさんでてきますので、その中からカードに合ったタイトルを選択します。よほど珍しいカードでない限り、候補に挙がってくるかと。
タイトル名がわからない場合はメルカリやヤフオク、海外サイトeBay等でキャラクター名+PSAと検索すればよいと思います。
見当たらなければ語句を追加してください
最新弾のパックやプロモの場合、タイトルの候補がないと思います。その場合は過去に倣ってだいたい入力すればPSA側で修正してくれます。
タイトルを選択できたらQty(同じカードの提出枚数)と
Declared Value Total(提出する合計の申告価格)を入力しSaveをタップ。
申告価格は鑑定されたあとの推定価格を入力します。
PSA Blogを参照↓
いやそんなん複数枚出すけど状態が様々なときどーすんの、と思う方は取得価格のトータルもしくは状態ごとの推定鑑定価格の平均でよいかと思います。価値が高ければ追加請求が来ますので(*σ´ｪ｀)σｶﾈﾀﾞｾｰ
1枚あたりではなく合計の申告価格です
Saveをタップすると下側にタイトルと合計申告価格が表示され、右側にはService Level Fee(枚数×サービス料金=鑑定料金)が表示されます。
※サンプルなので申告価格は適当に入力してます
同じ要領でその他の提出するカードも入力します。
間違いないか確認してNextをタップ
ステップ⑤
受け取り住所とクレジットカード情報を入力します。
ここで重要なのが受け取り住所は英語で表記すること。
(当然ですけど…)
PSA日本支社でアカウント作成をした方は、この
Return Shipping Addressが日本語表記になっているかと思いますので、Manage Account Infoで英語表記の住所を追加しましょう。
Return Shipping MethodはInsured Shippingを選択。
(FedExのアカウントを持っていればFedExも選択可)
鑑定後にアメリカ本社から日本へ返送するための送料は1～10枚であれば$55です。鑑定に出す枚数が多くなれば、1枚あたりの送料単価は安くなってきますね。
※参考、鑑定枚数と送料
1～10枚 $55
11～20枚 $60
以降、10枚ごとに$5追加
International Shipping Policyに同意してNext!!!
補足ですが、英語での住所表記は
番地 町 市 県 郵便番号 JAPANの順です。
例えばPSA日本支社を英語表記すると
〒103-0027
東京都中央区日本橋2-1-3
アーバンネット日本橋二丁目ビル
↓
Urban-net Nihonbashi 2cho-me Building(←適当です)
2-1-3 Nihonbashi
Chuo-ku, Tokyo
103-0027 JAPAN
たぶんこんな感じになると思います。ﾀﾌﾞﾝﾈ。
アラムさん、英語表記間違っていたらご指摘ください。
ちなみに私は日本語表記のままだったのでグレーディング終了後に英語の住所を教えてくれとメールが来ました( ﾟ□ﾟ)
なので、忘れていてもなんとかなりますww
もし変更を忘れて住所を教えてくれとメールが来たら
Hi,
Thank you for the information.
My shipping address is
◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯JAPAN.
Thank you.
と返信すればOKです！(ﾀﾌﾞﾝﾈ…この文面で送ったらThank you!と返ってきたので問題なかったと思います)
※2022年9月追記
Ship free to the Official Vault of PSAというものが表示されるようになりました。
これを選択すると鑑定が終わったカードはPSAの保管庫(？)に送られ、自分のところには返送されなくなりますので注意が必要です。
自分の住所へ返送してほしい場合はShip Back to Meを選択しましょう。
Official Vault of PSAに送ると、貸金庫として使えるようなイメージみたいです。費用はかからず取り出しもできるようですが…手元に送って欲しいですよね😂
ステップ⑥
いよいよ大詰め。
入力した情報に間違いがないか、住所表記は英語になっているか確認します。
問題なければチェックを入れてNextをタップ!!!
これで申し込みが完了します。
はい、これでゴールです。
日本みたいに「注文を確定する」みたいなボタンにしてくれたらいいのに( ﾟ∀ﾟ)
ちなみに、入力した情報が間違っていたり、申告価格を変更したいと思った場合は後で修正可能です。
申請番号が変わるし、カード鑑定価格も変わってたら変更してね、と書いてます。
PSAアメリカ本社にカードが到着し、グレーディングが終わるまでクレジットカードの料金請求はされませんので「やっぱり鑑定やーめた」と思ったら発送しなければ30日経過すると申し込みデータは削除されます。
ステップ⑦
ステップ⑥でNextをタップすると画面が切り替わり、申込書が表示されます。
ステップ⑦では、この申込書を印刷します。
まず1枚目は発送までの手順が記載されています。
次にPSA COPY #1と#2はPSAに提出する用紙です。
TOTAL NUMBER OF ORDERS INCLUDED THIS PACKAGEには利用するサービス数を記入します。
(今回はREGULARのみなので1と記入します…私は理解できておらず5と書いて提出してしまいましたが、特に問題は起きませんでした。察してくれます、たぶん)
もしVALUE、ECONOMY、REGULARと3つのサービスを利用し、1つにまとめて発送する場合は3と記入します。
TOTAL NUMBER OF COLLECTIBLES INCLUDED IN、 THIS PACKAGE(ALL ORDERS)には提出するカードの総枚数を記入します。
(今回は全部で5枚提出したので5と記入)
続いてPSA COPY #2にも同様の数字を記入します。
そしてCUSTOMER COPYは手元に保管します。
以上で印刷と用紙記入が終了です。
慣れればこのステップは印刷と数字4箇所記入だけなので、すぐに終わります。
3.梱包
カードを梱包する要領は日本出しとほぼ変わりありません。
要領はコチラ↓
https://www.psacard.com/submissions/shipguide
カードセイバーに入れます
そこから順序を間違えないように並べます
(間違えたら5%取られますよ…)
※日本出しのようなラベルは必要ありません
※私は日本出し含め毎度入れ忘れます…
「古いボックスを使用しないでください」と記載がありますが、私は再利用のもので発送しました。
綺麗で強度があれば問題ないと思います。
私は透明セロテープでテープがバーコードにかからないように貼り付けました
もし複数のサービスを利用する場合は、Submissionページから提出するサービスを選択しGenerate Package Labelをタップします。
すると、複数サービスが一括されたバーコードが出力されますので、このバーコードを貼り付けます。
これで梱包が完了です。
4.発送
梱包が完了したら、あとは指定の住所に送るだけ。
(だけ、って言っても海外への発送経験がない人が多数だと思いますが…)
発送方法は日本郵便(USPS)もしくはFedEx。
それぞれの発送方法についてもまとめましたので、ご確認ください。
EMSでの発送方法はコチラ↓↓↓
Fedexでの発送方法はコチラ↓↓↓
カードがPSA本社に到着すると、受け取った旨のメールが届きます。
その後はグレーディング開始で連絡が来て
鑑定結果が出るとメールが来て
現地から発送のタイミングでメールが届きます。
Express以上のサービスだと、グレーディングのステップが進むごとにメールでお知らせしてくれます。
鑑定期間
発送から受け取りまでの期間です。
ひとつの目安としてお考えください。
2022年4月 REGULAR
4/13 発送
4/20 PSA本社到着
4/21 STEP3 RESEARCH & ID
4/23 STEP4 GRADING
4/26 STEP7 QA CHECK 1
4/27 STEP8 QA CHECK 2
4/28 SHIPPING(クレジット請求)
5/10 英語の住所を教えてくれとPSAよりメール受信
5/24 発送連絡
5/26 受け取り
PSA本社到着から発送まで約1か月でした。
追記
2022年6月 WALK-THROUGH
6/7 発送
6/13 PSA本社到着
STEP3 RESEARCH & ID
STEP4 GRADING
6/14 STEP5 ASSEMBLY
STEP7 QA CHECK 1
6/15 STEP8 QA CHECK 2
SHIPPED
6/18 受け取り
2022年6月 REGULAR
6/7 発送
6/13 PSA本社到着
6/14 STEP3 RESEARCH & ID
STEP4 GRADING
6/15 STEP5 ASSEMBLY
6/21 STEP7 QA CHECK 1
6/22 STEP8 QA CHECK 2
6/23 SHIPPED
いざ、受け取り!!!
私は日本からPSA本社までの発送をEMSで行いましたが現地からの発送はFedExで、発送連絡から2日後に受け取ることができました。
注意点として、返却の際に消費税と関税がかかる可能性があります。以前まで鑑定品は鑑賞用カードとして関税はかかっていませんでしたが、PSA本社出しをする方が増えたからか、PSAから返却される荷物は関税がかかるようになっています。
https://twitter.com/Morpekkopeko/status/1595979876838039553?t=S-5j_OgrLsFYV5SNo88reg&s=19
私のところにも関税について連絡がありました😳
— モル (@Morpekkopeko) November 25, 2022
・すべてのTCGにHSコード9504で通関すると税関から指示
・PSAが申告した額に対して関税がかかる
・20万円以下は簡易税率3.0%
・20万円以上は3.2%
PSA関税問題は「鑑定料に対して関税がかかる」でひとまず結論としたいと思います🤔
鑑定費用に対して10%の消費税と約3%の関税がかかります。FedExで返送された場合は、後日封筒でそれらの料金の請求用紙が届きますので支払いが必要です。
返却が完了すると、PSAマイページは
日本出しと違う文面かつ追跡番号が表示されます。
Trucking numberをクリックするとFedExのサイトにつながり荷物の詳細を見ることができました。
あなたのアイテムは彼らの道を進んでいます！
いざ、開封！
厳重に梱包されており、輸送中の破損などの心配はないように思います。
日本出しのレギュラーサービスと違い、PSA鑑定ケースはOPP袋に入った状態で返却されました。
(袋にヨレがあったり擦り傷があったりで結局クリスタルパックに入れ替えたのはここだけの話…)
まとめ
以上が本社出しの方法でした。
恐らく、やってみれば「意外と簡単なんだ」というのがわかってもらえるのではないかと思います。
私はまだ本社出しの経験が浅いので、これから何度かトライしてみて気付いたことがあれば追記していきます。
高額カードを提出するとき税関申告や補償等の問題がありますので、私が本社出しを利用するのは合計取得価格20万円以下かなと思います。
それ以上のカードはグレサを利用すればコストは上がりますが税関申告等も必要ありませんし、万一の補償も受けられる可能性が高い。コスト重視の場合は日本支社を利用したりと、納期やコストなどによって利用する方法を選択できるのは大きな強みですので、ぜひ一度本社出しを体験いただければと思います。
本社出しは受付期間などの決まりがありませんので、
「状態のいいカードが手に入った！鑑定に出そう！」と思えばすぐに出せるのも、大きなメリットですね。
沼でもありますが……。。。
日本出しとの違いとして
・手書きで申込書を書かなくていい
・Excelだったり手書きでカード名を書かなくていい
・カードセイバーにラベルを貼らなくていい
・ラベルに#Sub～ #Line～ を書かなくていい
このあたりの手間もなくなるので、ひとつのメリットかと思います。
(むしろ、この手間があるからこそ日本支社出しは再輸入免税制度を利用してｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ…)
最後に
note初投稿だったので駄文かと思いますが、最後まで読んでいただきありがとうございました！
直出しにおいて、よくある質問もまとめましたのでこちらも参照ください↓
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では、よいコレクション&PSA鑑定ライフを＼(^^)／
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