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#15 すきな音楽との出逢いーSHE'Sー
音楽はシャッフルで聴き流す派だった。
コロナ禍。川沿いで、音楽を聴きながらランニングすることが気分転換だった。
わたしにとって「誰が歌っているのか」を認識することは必要ではなく、ただ良いと思った曲を聴くことがすべてだった。
リリースの古い〜新しい関係なく、常に自分にとって新しい音楽を取り入れていた。
そんななか、「海岸の煌めき」「歓びの陽」「Blinking Lights」「Morning Glow」という曲を気に入り、意識的にリピートしていた。
これらの曲から、
特に惹かれた歌詞を抜粋してみる。
“何でもない日々こそが綺麗だ”
“ここまで来るのに 一人じゃなかったんだ”
“あなたの涙も不安も 歓びの陽が射していく”
“後退も前進も 停滞すらも 全て意味あって
僕は 僕へ辿り着けた”
“それでも出逢えた歓びを謳う
僕らは幸せな明日を願う
あなたに出逢えた歓びを謳う
僕にもう躊躇いはない”
不安の多いコロナ禍、「淡々と過ぎる日々」や「自身の選択」、「これまでの出逢い」というものへの肯定が、特に響いたのかもしれない。
さて、お気づきだろうか。好んで聞いている曲が、すべて同じアーティストだったのだ。
わたしはSHE'Sの曲がすきなのだと気づいた。
リリースされていたSHE'Sの曲をすべて聴き終えた後、驚いた。わたしは、どの曲もすきだった。
インディーズ時代は英詞が多くてお洒落でかっこいいし、メジャーデビューしてからは音楽の表現の幅が広がって、常に進化し続けている。
「SHE'S」についてもっと知りたいと思って、YouTubeで MVをみた。
SHE'S好きの方はご存知、MV三部作。
まだ観たことがない方は、
この機会にぜひご覧ください。
SHE'Sの「聴けば、きっと囚われる。旋律に愛されたバンド。」というキャッチコピーをみたときには、わたしは既に囚われていた。
SHE'Sが創り出す音楽と紡ぐ歌詞がすきなのはもちろんのこと、ライブに行くと、生の魅力に感動することになる。
ここから、メンバーのトークや空気感もすきになっていくのだが、このままだときっと長くなるので、続きはまた今度書くことにしよう。
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