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【不具合】セサミロックのオープンセンサーが役に立たない件 ~その1~

ここ最近の記事はキャンディハウスのセサミロックの話が多いですが、その周辺機器として、「オープンセンサー」なるものがあります。
この機器がほんと役に立たないというお話です。

この商品なんとお値段税込み「1078円」です。おそらくMatter対応の開閉センサーとしては世界最安じゃないでしょうか?。
※送料別

まぁまともに動けさえすればですが、、、、、、、、。
そうなんです。こいつまともに動かねぇんです。


セサミ オープンセンサー商品ページより引用

商品ページ見るといろいろな場所でセンサーとして使えるような宣伝してますけど、未だにMatterに対応していません。つまりこのような使い方はできません。
昔は注意書きがあったような気がしますが、現時点では延期などの文言は見当たらず、、、、、、。

どこまでの機能が実装されているかは以下公式HPで確認できます。

Hub3+OpenSensor+Matterのリリース(11月上旬の予定)

一部抜粋

11月上旬は終わったんですがね。進捗もなにも報告がないのはいつもの事ですが。

ただし、厳密には機能実装したとのアナウンスはされていないものの、センサー側からHub3を登録できます。Matter連携できるということです。


セサミのオープンセンサーは初期登録時にしか設定を変更できません。
センサー本体の穴にピンを差して初期化してから、再登録時にHub3を追加します。
※Matter連携させるにはHub3が必須です。


連携できればiPhoneのホームアプリで確認できます。
※AlexaやGoogleでも表示されると思います。


<問題点1>

既存のセサミロックとの連携さえも不安定になる。
オープンセンサー本来の機能はドアを閉めてから設定した時間後に施錠するというもの。

うちはセンサーとタイマーを両方設定しているのですが、このオープンセンサーが不安定になることによって、施錠自体が何時間経ってもされなくなってしまうのです。(ずっと開いたまま)
本来は安全のための設定なのに、逆にオープンセンサーを付けることによって、危険を招く結果となります。
さすがに一番大事な機能に不具合起こすアップデートはやめてほしいですね。
少なくとも3週間くらい前までは問題なく使用できていたので、ここ最近のアップデートが原因でしょう。というかMatter対応させようとして、バクを引き連れて来ているのでしょうか。
※hub3連携を無くしても現象再発を確認。

<問題点2>

Matter連携のオープンセンサーとしてまともに動作しない。
Closeと判断されるときもあれば、Openのままだったり。
すぐに反応する時もあれば、Openと判断されるまでに5秒くらいかかったりもする。
オートメーションに登録しても、いつの間にかオートメーションから消えてしまう。

はっきりいって使い物になりません。
サービス開始とアナウンスされてないからでは?と言われそうですが、ユーザー告知なしに本番環境(全ユーザに影響)にまともに動作しない機能を実装するのも理解できません。
そして、何か月もユーザを待たせておいて、未だにこんな状況というのはちょっとどうなのかなと。
というか、ほんとこのメーカーって製品完成時や機能実装時にまともなテストしてないと思う。


<問題点3>

オープンセンサーの電池が持たない。
表記だけの問題なのか分からないが、新品に変えても数日で電池残量20パーセントとか表示される。
仮に表記だけの問題だとしても、電池残量表示が全く役に立たっていない。
ユーザーがいつ電池交換しなければならないのか全く分からない。

電池寿命:10年。基本的にスリープ状態で、スリープ状態の消費電力は0.6µAです。 CR1632電池の容量が140mAhで、140mAh⁄0.6µA = 26.6年 となります。 一日10回施錠の消費電力を考慮に入れても、オープンセンサーは十年以上持続する計算となります。

公式引用

10年って、、、。
これ、電池もちは机上の空論にすぎず運用テストはしてなさそう。

ということで、うちでは危険を招くだけの商品(オープンセンサー)なので撤去しました。
まぁ近い将来安定板がリリースされるかもしれませんが、もう何か月も待たされてこれですから望み薄でしょう。
セサミロックの方はタイマー式のみにすれば、問題なく動作します。

ここ最近は物騒な世の中ですし、約1000円でMatter対応の開閉センサーとして動作すれば、いろいろなドアや窓に設置できて爆売れ商品になってもおかしくないと思うんですがねぇ。まぁ期待せずにアップデートを待ちます。
※1台のHub3に連携できるオープンセンサーは3台まで(公式引用)


懸念点を追記

思い出したように説明書をひっぱりだしてきました。

これはHub3に同梱されている説明書ですが、4m以内にセサミロックを設置してねというガイドがあります。
これがもしオープンセンサーにも当てはまるなら、Hub3からの4mの距離で各窓やドアに設置できるかが問題です。

もし、安定せずセンサーを置く各部屋にHub3も必要になるのだとしたら、税込み2178円(送料別)が追加で必要となります。
それにプラスして電池が持たない可能性(Wi-Fi通信するなら特に)と、そもそも現状は安定していないデバフあります。
唯一のメリットである競合他社と比べて格安というものが無くなったら、もはやこの商品を選ぶ必要性が全くなくなってしまうのではないでしょうか。

追記ここまで




最後に


待ってるだけなのもアレなので、代替品も試します。

下がセサミの開閉センサー。上が今回新たに購入した開閉センサー。幅は同じくらいですが縦が長いですね。


Aqaraという中国のメーカー。アカラと読むんだろうか。
2024年11月17日まで20%オフクーポンが使えるので税込み3583円。
セサミのセンサーと比べると3.5倍のお値段ですが、
こいつはMatter over Threadで動くんです。

ちょっと試してみたところいい感じなので、数日使ってみて記事にしようと思います。
まぁ本音をいうと、Thread対応製品を使ってみたかったんです。

Threadとは?必要な追加機材は?Threadボーダールーターがないとどうなる?IP V6は必要?などに触れたいと思います。

今回は以上です。


追記

Matterに正式対応したようなのでテストしました。~その2~です。


Thred製品の使用レビュー記事かきました。



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