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【7】No.4 Music Theory 03 音階・調性 続き
P.14,15
各調の固有和音を書く
私がどの授業でも毎回毎回番ホワイトボードに書くもの。
それがこの固有和音です。
コードも和音記号も両方書きます。
本当に毎時間。
このページは一度に埋めるとただ機械的に書いてしまうので理解が薄れます。
何か曲をやって、その曲の調のところを書いたりすればいいのではないかと思います。
そして、縦にも見て貰って、例えばⅡ度は何調だろうが全部マイナーコードになるなどに気が付いてくれると良いです。
また長調の7度はほとんどまだこのレベルの人たちは使いこなせる事は無いと思います。
だからと言って、いらないわけではなく、
このm−5、m7−5は弾けないといけない。
なぜか。
そうそう、Ⅶ度、と学生が言ったら、それは属七の根音省略と考えた方がよい、ということはよくあります。
でも、「根音はいらない」と感じたことは大事なことですね。
いきなり根音省略を教えることになったりします。
それは短調の2度の和音でもあり、ピアノ科の子達は、毎日の?スケールの練習のカデンツで弾いているはず。
Ⅱ度と思っていない、ことこそが大問題なわけです。
と、いうわけで、14ページ、15ページはこのタイミングで全部書くのではなく、
徐々に埋めて行くページ。
スケール ト長調
ト長調はハ長調と同じ指遣いでイケるので、ヘ長調より先にしています。
シャープは黒いとこ? という未知の世界への第一歩です。
こうして黒いところなの? 答えられないようなどうしてはやめなさい、幼児じゃ無いんだから。