ゲストハウス日記#day37-トルコ語を話すアメリカ人-
こんにちは。モロヘイヤです。
ゲストハウス37日目の今日(7月17日)は、久しぶりに日本でトルコ語を話せた日となった。
いつも通りリビングルームに1人で座っていた男性に話したかけると、彼はアメリカ人で、今まで日本で1年間英語を教えながら生活していたとわかった。
ちょっと話してから、彼が私に「英語以外はどんな言語を話せるの?」と珍しい質問を投げかけてきたから、「トルコ語を話せるよ」と伝えると「Merhaba(トルコ語で「こんにちは」)」と返してきたではないか。
まさかアメリカ人からトルコ語が出てくると思ってないから、私はとてもびっくりした。残念ながら、ゲストハウスにはめったにトルコ人が来ない(この前1人来ていたらしいが、私はたまたま不在だった)ため、なかなかトルコ語を喋る機会に恵まれないのだが、こうして思わぬ形でトルコ語を喋ることができた。
訊くと、彼はトルコに3年間くらい住んでいたみたいで、そのときも英語を教えていたそう。どうやら彼は英語を教えるという仕事をしながらいろんな国に行っているみたい。(「いろんな国といっても、モロッコとトルコと日本だけだよ」と言っていたけれど、次は台湾に行くことを考えているらしいから、やっぱりいろんな国に行っている)
トルコが相当気に入ったみたいで、「トルコに住むことも考えている」という。日本は1年で終えているから、彼には日本よりもトルコの方が相性が良かったみたい。「察して(笑)」みたいなことを言われた。直接的に日本生活の感想を言わないところが、彼の優しさなのだと受け取った。
ただ、トルコに住むことに対して不安はあるという。「経済も落ちているし、政治も不安定だし」と。ちょうどコロナが始まった時にトルコにいて、より不安を感じた部分があったみたい。
私も将来的にトルコに住むかもしれず(もちろんまだわからないけれど)、「でもね〜トルコで住んでいけるかね〜」みたいに言いながら共感しあった。
世界はこんなにも広くていろんな人がいるのに、前回書いた韓国人といい、今回のトルコ人といい、共感しあえる人に出会えて面白い。ゲストハウスという環境によって生み出される巡り合わせなのかなと思ったりする。ゲストハウスに住み込んでみてよかったと、日々噛み締めている。
見出しの写真は、こないだ友人と訪れた居酒屋の洗面所がとても気に入って撮ったもの。書いた話とは全然関係ない(笑)将来の家の参考にしようと思って思わずパシャリした。
2024/08/04 モロヘイヤ