言葉を換気
すきだなぁとあなたを見つめるわたしは
なかなか蚊帳の外
だいすきなあなたが眩しく輝いてるところを
目に焼き付けて見ているだけ
わたしはいつになったら
そんなふうに輝けるのかな
降りかかる無茶振りな仕事
歯を食いしばってなんとかついていく
でも結果なんてとてもでなくて
自分を許せず周りを見ては焦る日々
もがいては、羨んでは、
手に届かない青い鳥を探し
今日もわたしは電車に揺られる
細切れの空に、付け焼き刃の緑に
移ろう季節を感じて回る回る
こんなことできる気がしない
帰りたい もう無理だと
吐いては空中に浮かんで消えていく言葉たち
またわたしの胸に浮かんでは吐き出されていく
空気のような言葉を入れ替えたい