
ベルベル村×ROUROUのファッション交流 – 震災を乗り越える女性たちの輝く瞬間
モロッコ・ベルベル村の震災復興支援の一環として、横浜中華街を拠点とするファッションブランド ROUROU さんとの特別なコラボレーションが実現しました。
ベルベル村の女性たちがROUROUの服を自分たちなりに着こなし、村でファッションショーを開催。
ファッションを通じて文化を超えた交流が生まれた、感動的な一日を写真とともに振り返ります。
ROUROUとのコラボが実現した背景
ベルベル村は2023年の震災で大きな被害を受けました。家屋の倒壊だけでなく、多くの人が未来への希望を見失いかけていました。
そんな中、「支援だけでなく、一緒に何かを創ることで、村の人々の笑顔を取り戻したい」という思いから、このファッション交流プロジェクトが生まれました。
横浜中華街に店舗を構える ROUROU さんは、アジアンテイストをベースにした独自のファッションを展開するブランド。
モロッコの民族衣装にも通じる色彩豊かなデザインが特徴で、「ベルベル村の女性たちがROUROUの服をまとったら、どんな風になるのだろう?」というワクワクするアイデアからコラボが始まりました。

ベルベル村の女性たちがROUROUの服を着ると…
日本のファッションブランドとベルベル村の伝統的なスタイル、一見すると全く違う世界のものに思えますが、実は共通する魅力がたくさんありました。
ベルベル村の女性たちは、色鮮やかな民族衣装を日常的に身につけています。彼女たちの手に渡ったROUROUの服も、あっという間に自分たちのスタイルにアレンジされ、新しい命が吹き込まれました。
「この刺繍が、私たちの村の模様に似ている!」
「こんなにカラフルで素敵な服、日本のブランドなんて驚き!」
彼女たちがROUROUの服を手に取るたび、歓声と笑顔があふれました。
伝統的なスカーフと組み合わせたり、モロッコのジュエリーをアクセントに加えたり、それぞれが個性的なコーディネートを楽しみました。

ファッションを通じた心の交流
震災後、村の人々は多くのものを失いました。しかし、こうした文化交流を通じて、彼らは笑顔と希望を取り戻しつつあります。
「支援される側」ではなく、「一緒に何かを創る仲間」としての交流。
それが、私たちが大切にしている "Exchange to Change" の精神です。
このプロジェクトは、ただのファッションイベントではなく、日本とモロッコ、二つの文化が交わることで生まれた新しい価値の象徴でした。
そして何より、ベルベル村の女性たちが自信を持って写真に撮られる姿は、この村の未来に光を照らすものでした。

これからの展開
今回のコラボをきっかけに、今後もベルベル村の女性たちとファッションを通じた交流を続けていきたいと考えています。
また、ROUROUさんとのさらなるコラボレーションや、日本での展示・イベントも検討中です。
「この服がもっとたくさんの人に届いたらいいな」
「日本の人たちにも、ベルベル村の文化を知ってもらいたい」
そんな声を受けて、次なるステップを準備しています!
ぜひ、今後のプロジェクトにもご注目ください。


















