![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/141803492/rectangle_large_type_2_d368f20488cd79ef61bee0f947095e89.png?width=1200)
種族設定「マーマン」
![](https://assets.st-note.com/img/1716629686630-VLfcwRf7bY.png?width=1200)
マーマン
魚類のようなエラ、ヒレの付いた手足に青い肌を持つ列強種族。
水分の保有量が多く、身体は常にしっとりとしている。
他の種族よりも頻繁に水分を補給する必要があるため、水辺に集落を作り生活する。
人口は約5000万人。
その多くは故郷には定住せず、貿易であちこちの海を渡り歩いている。
水温や水流の変化に敏感なので、古くから安全な航海ルートを開拓し、海上貿易や商業を生業としてきた。
故に他種族にも顔の利く者が多い。
幼い頃から交渉術を徹底的に叩き込まれるため、口が達者で抜け目がない者が多い。
ケイオノヴァス大陸の列強種族の中では唯一、大陸由来ではなく、他大陸からやってきて定住した種族。
エラの開き具合を調節することであらゆる周波数の音を使い分けられ、特殊な音によって仲間内での意思疏通を図ったり、モンストロを追い払ったりできる。
伝承では魔法によりヒューマンに似た姿を与えられた魚とされ、稀に水中でしか生きられない個体が生まれるのは授かった魔力が薄かった為だとされる。
同属意識が非常に強く、前述のようなハンディキャップを持った者も同胞として快く迎え入れる。
元来大らかな気質で、他種族に対しても人当たりがよい。
しかし、時に巧みに他の種族を唆し、自らは真っ先に安全圏を確保するような狡猾さも併せ持つ。
平均寿命は70~80年。卵生。
マーマンの生態
かつて、高濃度のマナに汚染された人間と「魚型キメラ」が交配した結果、魚に似た肉体を手に入れた個体群を「マーマン」と呼ぶ。
マーマンたちはマナに順応することで失われていた知性を取り戻し、水陸両方を行き来することにより、文明を発展させてきた。
マーマンの身体の作り
![](https://assets.st-note.com/img/1716628894205-Yut8XCj9TT.jpg?width=1200)
魚類のようなエラ、ヒレの付いた手足に青い肌を持つ列強種族。
水分の保有量が多く、身体は常にしっとりとしている。
口呼吸、皮膚呼吸の他、エラ呼吸をすることができ、水中に長時間滞在することができる。
陸地の他、水中にも集落を作っており、頻繁に地上と水中を行き来している。
首と胸元にエラを持ち、エラの開き具合を調節することであらゆる周波数の音を使い分けられ、特殊な音によって仲間内での意思疏通を図ったり、モンストロを追い払ったりできる。
眉毛、白目、爪がないのも特徴。
地上では服を着ているが、水中の集落に入る際は一切の衣服を取り払う。
これは、かつては水中でモンストロが襲ってきた時に素早く逃げられるためだったが、安全な集落ができてからは文化のみが残った。
ゆえに、裸を見せるのは当たり前という文化があり、他種族に裸を見られても全く抵抗がない個体が多い。
地上では肌の乾燥を防ぐとともに、他種族が裸を忌むために衣服を着ている。
ハーフマーマン
ヒューマンと交配して生まれたマーマンを「ハーフマーマン」と呼ぶ。
純血のマーマンと比べて水中にいられる時間が短く、陸地に上がって交易をする者が多い。
水中障害マーマン
マーマンの中には、稀に水中でしか生活できない個体が生まれることがある。
伝承では、マーマンは神の魔法によりヒューマンに似た姿を与えられた魚とされ、そのような個体が生まれるのは授かった魔力が薄かった為だとされる。
同属意識が非常に強いマーマンは、そのようなハンディキャップを持った者も同胞として快く迎え入れる。
マーマンの人種
マーマンには青色人種しか存在しない。
マーマンの生まれ方
マーマンは卵生。ゴムのような弾力性のある卵を産む。
卵は人間の赤子の頭ほどの大きさで、そこから生まれるマーマンは非常に小さい。
生まれた時から青い肌をし、エラを持っている。
マーマンの食事
海にいることが多いマーマンは、魚介類中心の食事を摂る。
主に船の上での暮らしが長いため、少ない調味料でもサッと作れる料理や、日持ちのする天日干しなどの保存食が盛んに作られている。
マーマンの睡眠
・成長ホルモンの分泌
・疲労回復
・身体の傷んだ部分の修復
・日中に見たことや学習したことを脳に定着、整理
・視界の悪い夜をやりすごす
ため、睡眠を必要とする(現実の人間と同じ理由)
平均睡眠時間は7~8時間。
主に水中で睡眠をとるマーマンは、モンストロにいつ遭遇してもよいように睡眠時でも非常警報を鳴らすためにエラが開いている。
マーマンの時間感覚
秒・分・日・月・年の知識がある。
体感時間はヒューマンと同じ。
マーマンの他国との交流
水温や水流の変化に敏感なので、古くから安全な航海ルートを開拓し、海上貿易や商業を生業としてきた。
故に多くの種族と交易しており、カーバンクルを除く全ての列強種族と通じている者も少なくない。
唯一エントだけは入国制限があるため、必要最低限の接触しかしない。
幼い頃から交渉術を徹底的に叩き込まれるため、口が達者で抜け目がない者が多い。
ケイオノヴァス大陸の列強種族の中では唯一、大陸由来ではなく、他大陸からやってきて定住した種族。
マーマンの住まい
マーマンは海辺に集落を作っており、漆喰を使った建物は、サンゴや螺鈿で飾られた豪華な装飾をしている。
また、水中障害マーマンが暮らすために、水中にも集落を作っている。
水中の集落はサンゴ礁をくり抜いて作られており、こちらも見た目が華やか。
見た目の華やかさは、文化的背景だけでなく、富の誇示によって他種族をけん制する目的がある。
マーマンの五感
・味覚:あり ヒューマンと同じくらい
・嗅覚:あり ヒューマンと同じくらい
・視覚:あり ヒューマンと同じぐらい
・聴覚:あり ヒューマンより敏感。マーマンがエラから発する特殊な音波を聞くことができる
・触覚:あり ヒューマンと同じくらい
マーマンの美的感覚
マーマンは華やかなものを好む傾向にあり、サンゴや螺鈿、南国の魚をモチーフとした鮮やかな染め物など、色鮮やかな美術品がマーマンの特産品として輸出されている。
マーマンそのものは他種族の商品を売りさばく貿易人としての側面が強いが、マーマン本人たちもこのような美術品という武器を持っている。
マーマンの死
マーマンは脳機能が停止した時点で死と見なす。
他の大陸からやってきたマーマンは「脳死」という概念が文化として浸透しており、脳死したマーマンに対する取扱いも確立されている。
マーマンの宗教
海をマーマン全ての母なる神とし、偶像は作らず、海そのものを崇める。
マーマンが亡くなった時は「生まれ育った海に遺体を沈めなければ、その魂は天国へ行くことができない」という宗教的制約がある。
そのため、他国で亡くなったマーマンを故郷の海へ還すべく、マーマン間では独自のネットワークのような関係性が形成されている。