東京国立博物館特別展「東福寺」に行ってほしい6つの理由
めくるめくめぐるの世界にようこそ、書店員vtuberの諸星めぐるです。
先週行ってきた「東京国立博物館特別展 東福寺」が良すぎたので、良かったところを勝手にギャラリートーク配信しました。
今回はその配信の読む配信です
東京ではゴールデンウイークまで開催していますので、ぜひ行くご参考になれば幸いです。
東京国立博物館特別展「東福寺」詳細
東京会場
令和5年(2023)3月7日(火)~5月7日(日) 東京国立博物館 平成館
京都会場
令和5年(2023)10月7日(土)~12月3日(日) 京都国立博物館 平成知新館
公式サイト:
https://tofukuji2023.jp/index.html
これすごいよね、上野は桜を、京都は紅葉を一緒に楽しめる会期になってるの。。。
ここがすごいよ東福寺展
1迫力がすごい!
紅葉の名所として有名な東福寺は、京都の禅寺。
臨済宗の大本山である。
臨済宗は鎌倉仏教の一つであり、曹洞宗とは異なり、公案という禅問答を取ることで有名(詳しくは、諸星の動画を見て)
今回の東福寺展では、東福寺にて修行を積んだとされる明兆の描いた
「五百羅漢図」が展示時期を分けてすべて公開される。
また、超巨大伽藍(敷地)の東福寺にふさわしい巨大サイズの仏像や書が観覧可能である。
大陸との交流の証やそこからもたらされた品々の美しさをぜひ見てほしい。
また、5章最後の仏像のブースにある、四天王立像をぐるっと見れるのは本当におススメ。
この四天王立像は、法堂本尊の釈迦如来の守護のための四天王。
一つ一つの顔つきや肉のつき方、衣服のはためき方。全部違っているのを間近で見られるまたとないチャンス!
ほかにも、ド迫力金剛力士立像、二天王立像もぜひ見てほしい
自分か小さくなった気になる
巨大伽藍の中で飾られているものはすべてデカい。
明兆作の掛け軸である、達磨・蝦蟇鉄拐図や、円爾像もぜひ見てほしいめちゃでかい。
2ちゃんと写真スポットがある
全体的には撮影不可なのだが、一部の作品に関しては撮影可能である。
ぜひ!
明治期に焼失した東福寺旧本尊の2メートルもある「仏手」
通天橋からの紅葉の眺めの再現など、芸が細かい
(本当の通天橋の紅葉は、人が多くて申し訳ないけどこんなきれいに撮れないよ!)
3五百羅漢図のコメントがかわいすぎるの反則
カラフルで、ファンタジーな五百羅漢図に、どんなことしている様子なのかを吹き出しで補足してくれているのだが、めちゃくちゃラフ。すごくかわいい。
さらに、五百羅漢図は全部で50編あるのだが、それが会期中足しげく通えば全部見れる(図録には全網羅されている)ことになってる
すごい
4図版が良すぎる
五百羅漢図の全網羅も含め、東福寺にまつわる品々が1冊に収められているのはすごいあとすごくいいにおいがする
ほかのミュージックショップで買えるグッズも最高にかわいい
5東京国立博物館の常設展が良すぎる
鬼瓦ふくめ、その建物自体が素晴らしいのだが、常設展が本当にすごい。
埴輪から当時の死生観まで。最高。
6地味におすすめ「遺偈(ゆいげ)」
簡単に言ってしまえば、遺言なんだけど。
本当に最後のタイミングで書くものらしく、その筆のダッチから内容から本当にすごい
ぜひ生で見てほしい。
今回はここまで、よかったらぜひ、実際の肌で触れて
圧巻されてほしい!
本当に自分が小さく感じられるくらいの「規格外」な内容だった
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それではみなさん、さよなら×3