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もう辛いラーメンのことしか見えない!

こちらは 辛さを爆破する(したい)食事メニュー表 Advent Calendar 12月20日分の記事です。


はじめに

飲み物を入れようとすればコップを流しに置いてそのまま忘れ
キッチンに向かえば机にぶつかってパン粉をぶちまけ
アイラップで肉を漬けようとすれば醤油をこぼし
眠ろうとすれば加湿器の水を補充し忘れたと気づき
米を炊こうとすれば水を入れずに炊飯器のスイッチを入れようとして
お風呂をためればガスのスイッチを入れ忘れて湯舟いっぱいの水を生成する
今日はそんな1日。

……うん!なーんもうまくいかん!!!!!!!!!!!!
ここまでくるともはや何もしない方がいいかもしれん!!!!!!!!!!

たまに……たまに?たまにと言うにはそこそこ多めにある……
こんな1日のそばにいてくれるのは、いつも辛いものだ。
「ちょっともやっとする」くらいの日にしゃきっとするのにも良いし
今日みたいに「もう全部だめ」くらいに思える日に何も考えないのにも良い。
そして特に大好きなのはラーメンだ。辛いラーメンはいいぞ。

ちなみにちょうどここ数日、インフルエンザにかかった人の看病をしていたので、家に引きこもっていた。だからたった今も、ラーメンが食べたくて食べたくて仕方ない。禁断症状にあえいでいるところだ。昨夜はラーメン屋を2軒はしごして終電を逃す夢を見た。

ということで今回は外食路線。今年のさまざまなつらさと共にあってくれた、愛すべき辛いラーメンたちの写真をお届けしたいと思う。


辛い時の辛いラーメン探訪記(2024年版)

はじめはこれ。行きつけのラーメン屋さんの辛いラーメン。
もう10年近く通っていて、今年は2ヵ月に1回くらいの頻度で行ったと思う。
ここのラーメンの「辛旨」具合が一番大好き。
個人的に、自分のどんなつらさにも寄り添ってくれる汎用性の高さが魅力。
今年も例にもれず、様々な思い出とともにあってくれた辛さなので、
エピソード的な部分は語り切れないほどだ。

担々麺と麻婆丼が名物の中華料理店。そこのパーコー担々麺。
カロリーと辛味の暴力。肉と辛さ。言わずもがな、最高の瞬間である。
ちなみにこのラーメンを食べた時、勤めていた会社が倒産し無職になったばかりだった。お世話になった会社がなくなるさみしさとこれからの将来への不安にまみれながら、いつもの担々麺にトンカツを追加したのである。

これは上記と同じお店の麻婆ラーメン。このお店は、担々麺と麻婆豆腐で辛味のベクトルが違うので、「今日は麻婆豆腐的辛味が欲しいけど麺類が食べたいな」という時に最高になれる。たとえるなら、泣きたい気持ちでいっぱいの時に食べたくなる一杯だ。

山岡家のウルトラ激辛ラーメン。普段は辛味噌ラーメンを食べているのだが、この時にはどうにもむしゃくしゃしていたので、どうしても「上」の味を食べてみたくなり挑戦。結果はものすごい辛さだったが、食べられない!というほどではなく、また食べに行きたいと思った。
この辛さはおそらく、たいていのつらさを吹き飛ばしてくれるだろう。
それくらいのポテンシャルを感じる一杯だった。

地元にある二郎インスパイア系ラーメン店の辛ネギラーメン。
この店の場合、先述の山岡家の時とは逆の現象が発生している。というのもこの店には「激辛デスラーメン」というラーメンがあり、それだと辛すぎて翌日以降が大変なことになるのだ。
辛ネギラーメンと激辛デスラーメンも、それぞれで辛味のベクトルが違うため、こちらは辛さとしては物足りなく感じる部分もあるが、ボリューム感あふれる一杯なので、本当にお腹がすいていてどうしようもない時かつ健康に気を遣いたい時に食べにいくことがある。
ネギと適量のカプサイシンは健康にいいので、きっと健康にも良いはずなのである。


おわりに

今回は禁断症状にあえぐまま、辛いラーメンへの愛を語ってしまった。
ほかの皆様の記事を拝読していても、「辛さ」によってつらさを吹き飛ばしている同志の方が数名おられるようで、とても嬉しくなった。
この企画に参加させていただいたことを、深く感謝したい。

……さて、書いているうちに禁断症状もそろそろ限界である。
とはいえ看病あけでまだ引きこもる必要はあるので、
これから早速、辛いラーメンを注文しに行こう。

皆様のこれからの日々のさまざまなつらさが
少しでも軽減されることを祈って、この記事を締めくくろうと思う。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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ときみ
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