セルフコーチング
上記2つの投稿にさらにプラスして書こうと思います。
なんでこんな大切なこと忘れていたんだろう。もしかしたら今の自分にとっては当たり前すぎたのかもしれません。
私は、自己理解プログラムを経て、ものすごく大きなものを得ました。
それは「セルフコーチングができるようになった」ということ。
初日からコーチとのLINEで、何度も何度も対話を繰り返し、思いや考えをまとめたり、それに対するコーチからの返信を脳内で咀嚼したり、そんなことを繰り返すうちに、「私がこう言ったら、コーチはきっとこういう返事をくれるだろう」という予測がつくようになりました。
step0からstep10まである段階の中で、step8ぐらいまで到達したときぐらいから、コーチの返答に予測がつくようになり、コーチに聞かずとも、ワークシートの内容をより密に、深く、仕上げられるようになりました。
step9の段階で行われるコーチングで、いつもならコーチとの対話をたくさんするのですが、その日は、コーチがワークの内容を要約し、私が「はい」と返事をするだけのコーチングになり、途中からコーチが焦ったのか「大丈夫ですか?なんだか今日は、、、いつもより反応が薄い気がするんですが、、、」とおっしゃって。
私が「いえ、違うんです。今日のコーチングまでに結構考えがまとまりきった感じがあるんです。」と言うと、コーチは
「なるほど。今までは燃え盛る赤い炎だったのが、考えがまとまって確信度が高まり、青く静かに燃える炎、そして以前よりも温度の高い炎になったということですね!」
と言ってくださいました。
まさにそう。
そして、「炎」という、映像的なイメージを伝えてくださるコーチは、本当に私のことをよく理解してくださったと思っています。
プログラム序盤で私は「私は内省上位ですが、その内省は映像化されることが大半だ」とコーチに伝えました。すると、コーチは「なるほど。では私もできる限り、ビジュアルイメージで伝えられるようにしますね!」と言ってくださいました。コーチ自身、思考を抽象化したものをさらに映像化する、なんてことを得意にしていたとは思えません。私がそう伝えて欲しいと願ったわけでもありません。でも、私の気質に沿って対応しようと努力してくださり、よりわかりやすい理解を与えてくださりました。その点に関してもすごく感謝しています。
セルフコーチングができるようになることは、私がプログラムを得るまでに習得したい技術でもありました。プログラムが終了しても、自己理解は一生涯続くものです。PDCAサイクルのCが重要だと、プログラムの中でも何度も言われています。このC(チェック)をするには、セルフコーチングができなければ、チェックするにし得ないでしょう。プログラム内で決めた価値観も、ワークシートの内容も、自身が成長していけば、内容はアップデートされ続きます。その時に、「コーチングしてもらえないとアップデートが難しい」状態では、プログラムが終了したとしても、プログラムを修了できたと言えないのではないかなと、私は思っています。
今、まさに自己理解プログラムを受講する皆さんには、ぜひ、セルフコーチングができるようになってほしい、と願っています。
プログラムに支払った金額の元を取れるかどうかは、このセルフコーチング習得にかかっていると思っています。3ヶ月で自己理解プログラムを終了し、その後の人生で、プログラム中に伴走してくれたコーチからの教えが生きてこなければ、まず元を取ることは少なくとも私の場合、難しいでしょう。
自己理解プログラムの先の、自己実現プログラムというのもあるらしいですが、正直私は興味がない。プログラムの「3ヶ月」という期間には重要な意味があると思います。自己理解プログラムは、3ヶ月“だから”良いんです。(自己実現プログラムそのものや、自己実現プログラムを受講されている方を、どうこう言うつもりはありません。あくまで自己理解プログラムの期間が3ヶ月に設定されていることが絶望だな〜と思うだけです。)
セルフコーチング。難しく考える必要はないと思います。先述したように「私がこう言ったら、コーチはこう返してくれるだろう」と見えるようになったら、それはセルフコーチングの第一歩かもしれません。
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