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学生時代になにしよう? - #はたらくってなんだろう?第三章

第一章では、「はたらくって、お客さんを喜ばせること」
第二章では、「学ぶって、お客さんを喜ばせるための準備をすること」
とお伝えしました。

第三章では、これから社会に出る皆さんが「学生時代になにをしたら良いのか」をお伝えします。

私のいけすかない経歴

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大学時代(金がなくて)パスポートがとれなかったので、海外渡航経験ゼロ。
高校は国語の成績が悪すぎて(偏差値35)留年しそうになる。
数学と物理の成績だけで入試を勝負したので英語力低い。(入社時TOEIC420点)

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大学一年で、いろいろ挫折

大学に入って、最初の一ヶ月でわかったことが「プログラミングが苦手」「学者とか無理」です。
注意力が全くないので、プログラムを書くとエラーがでまくる。

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それを、論理的思考でカバーして大学受験まではやってこれたのですが、大学の同級生をみてたら自分とは桁違いに勉強できることに気づき、学問で生きていくのも無理と気付きました。

エンジニアにもなれないし、学者にもなれない。

せっかく勉強してきたのにどうしたもんかと考えたわけですが、私はここで決めました。

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でも、得意なことってなにかさっぱりわかりません。
と、いうわけで、いろんなことをやってみることにしました。
特に金がなかったのでバイトを中心に。

バイト、50種類くらいやってみた。

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新宿のバーテンダーから、東京ドームの係員。エアコンのダクトを作る配管工、交通量調査。
家庭教師やコールセンター、引っ越し屋、ケーキ工場でイチゴを乗せる仕事、屋台のたこ焼き屋まで。
まあ、いろんなコトをやりました。

これだけやると、自分が得意なことに気がつきます。
一番苦手なのが、同じことをなんでももやる仕事で、ケーキ工場でイチゴを乗せる仕事は3時間で倒れそうになりました。
逆に、家庭教師やコールセンターで人にモノを教えるのが得意だと気がつきました。

とくに、コールセンターでおじいちゃんにパソコンをネットに繋ぐのを教えるのは神がかり的なテクを持っていました。

当時wifiとかなくて、ネットに繋ぐためにPCを電話線に繋いで、PCから電話をかけてみたいなことをやっていたのです。そのやり方を、パソコンにはじめてさわるおじいちゃんに、電話だけで伝えることができたんです。
最後の方は、社員の人でも説明できなかった人が、バイトの私のところにまわってくるようになりました。

これ、私が特別優秀だったわけではないんです。
とにかくいろんなコトをためして、自分が得意なことを見つけたんです。
50種類もバイトすると、いくつかは得意なことがあるんですよ。

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得意なことを仕事にする

で、就活やるときに、自分が得意なことを仕事にすることにしたんです。
当時理系の学生は、ITエンジニアにあることが定石でした。ITバブルというのがきていて、IT企業は採用数も多く、給料も高かったんです。

でも、私はプログラミングができなので、エンジニアには向いてない。
そこで、ITの知識はある。そして人に説明をするのは得意というとで、IT企業で人に説明する仕事をしようと思ったんです。
お客さんにソフトを売るときに技術的な説明をする仕事や、ITコンサルタントですね。

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それを踏まえて、ITソフトの会社やコンサルティング会社を受けたわけです。

こうやって、業界・職種を決めたら面接は簡単なんです。

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何てことを言えば、英語が下手でも、プログラミングできなくても、外資系IT企業入れちゃうんです。

ここまでできれば、大学名とか関係なしに内定取れます。(たしか、当時の日本オラクルは大学名みてなかったはず)
大切なことは、とにかくいろんなコトをやって、自分が得意なモノをみつけることなんです。

コロナ禍で、日々の行動に制限がかかっており、できることが少なくなっています。
しかし、これは、他の学生も一緒です。
このなかで、自力でやることを見つけて、どんどん実行して、自分が得意なモノを見つけられれば、他の学生と比べて圧倒的に有利になれます。

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まずは、日雇いのバイトを募集するアプリをインストールしてみましょう。

オンラインでできるインターンを探してみましょう。
大学でおもしろい授業や課外活動がないか探してみましょう。

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